精霊王、強行突入する
精霊王、ルミリア視点です。
「強行突入しよう!」
「まさかの力技!?」
悩みぬいた末、城壁を透明化して飛んでいこう。と結論を出す。
転移だったら人がいないか確かめれないし、
小さい子たちに場所探ししてもらうにも、王都内の小さい子たちはほぼ契約してて、
契約者にばれるかもしれないし。
「ちょっと飛ぶからね。掴まってて。」
「いいのかしら、こんなことしちゃっても。」
「大丈夫だ、問題ない。」
ゆっくりと上昇する。フィナが驚かないようそーと、そーーと。
うん時間かかる。スピード出したい!でも我慢!
1分で城壁を登り切り、降りられる場所を探す。お、あそこがいいかな?
「着地成功!」
「ひやひやしたわぁ。見つからなかったよね。」
「大丈夫大丈夫!取り合えず、城下町探索だ。行きたいところとかある?」
「そうね……じゃあ、お屋敷に行くのは最後にして、市場にでも行ってみましょう!」
「アイアイサー!」
地図は昨日ウィニーがくれたのを暗記したもんね。
まずここから右に3つ目の交差点を左のち教会の角を右で冒険者ギルドを...
「ん?・・・冒険者ギルド?」
「どうしたの?」
「身分証、ギルドカードでよかったよね。」
「え、えぇ。そうだけれど...」
「通り道だし、登録しちゃいましょう!そうしたら出る時も問題ないだろうし。」
「・・・いいんじゃない?けど、この格好じゃ冒険者に見えないわよ。」
「そっか。まずは服を買わないと。」
町娘の服、失敗だったなあ。フィナはローブだから、魔法使いって言いきればごまかせるけど、私は無理だね。動きやすい服と、短剣でも買いましょう。
冒険者向けの店は多分、教会の角を左から10メートルぐらいにあったはず。
ルミリアは地味に暗記に苦労していた。




