↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
96/115

帰郷298

初実を殺す為に、小型の丸鋸を手にしたミノタウロスは差し向けられたが、敵も予想外だったのが銃器を持った兵士が混ざっていた事。



赤い液体で出来た生物では霊能者、エルフに対抗出来ないが、肉を持つ兵器なら剣の一本しか持っていない小娘等、他愛も無いと思っていたのだろうが、



『タッタッタッタッ!!!!ザシュン!!!!ザシュン!!!!ザシュン!!!!ザシュン!!!!』



アサルトライフルとヒートソードは、ミノタウロスを仕留めるのに十分な武器であった。



一応、対初実用に足が車輪に変わって、四駆のように走って来るのだが、前足を撃ち抜いて、前のめりに倒れた所に、ヒートソードも持った兵士達が(ついば)むよう首に刃先を突き立てて、瞬時に殺害する。



『グゥルゥォォォォ…………』



ここで敵が、大型のミノタウロスを差し向けてくれば話しも変わるのだが、遠くから聞こえるドラゴンの咆哮から分かる、核露が自分達と合流して来ないのは、大型の敵を引き付ける為に城の中で暴れ回っているという事を。



ドラゴンを止められるのは大型のミノタウロスだけ、ドラゴンを止めなければ、城の中を闊歩されて、そこれこそドラゴンが心臓部へと辿り着く。



「彼が仕留めても良いんだろうけど、それをしないのは仲間想いね」



別に初実達が敵の心臓を止めなくても、核露が止めても問題無いのだが、こっちが動きやすいようにと、ミノタウロスを呼び込むように暴れている。



「あの子の為にも、早く決着を付けましょ」



それは自分達に、敵の心臓を仕留めろという合図。



「ドンドン進みましょ、あなたが導いてくれる先へ向かえば、敵の心臓に辿り着けるわ」



「はい」



初実の感じるがままに進む……初実が呼ばれるままに進む……行く先には敵の心臓がある。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。