帰郷208
形勢が逆転した。
城型のゴーレムは、角付きのペガサスを展開させる事で、ナパーム弾の投下を物理的に防いだ。
これによって再び進行が始まり人類側が不利になった……かのように思われたが、
『『『ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…………』』』
そうは問屋が卸さない。
再び空からサイレンのような音が響く、それは戦闘機が飛んで来た合図。
『『『『『『ブゥゥルルルゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!』』』』』』
角付きのペガサスは、我が身を盾にする事に一切の躊躇いは無い。
城型のゴーレムに向かって来る戦闘機に対して、展開して防衛に専念する。
戦闘機の突撃に一歩も引かないでいる角付きのペガサス、戦闘機が自分達の上空を取るが、制空権は角突きのペガサスの方にある。
上空を取っても距離があり過ぎて、ナパーム弾を落としたとしても、城型のゴーレムにナパーム弾が届く前に、角付きのペガサスにぶつかって破裂してしまうのだが、
『『『ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!』』』
それでも爆弾が投下される。
『『『『『『ブゥゥルルルゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!』』』』』』
爆弾を投下されたからといって、角付きのペガサスが怯えて逃げ出さない。
無意味な投下だから、避けるという選択肢は無い。
『『『ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!』』』
盾となって、城型のゴーレムから守るのが使命。
『『『ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』』』
『ヒッヒィィィィィ!!!?』
覚悟を決めて、自分に向かって来る爆弾に立ち向かうのだが、目の前で爆弾が破裂して小さな黒い星屑が飛び出す。




