帰郷248
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「地上では作戦が始まった。我々も取り掛かるぞ」
『『『了解』』』
地上では、赤い森の中を闊歩している仲間達の姿が見る事が出来る。
「戦闘機よりも遅く、戦闘ヘリより飛べない兵器、それがD兵器であるが……真骨頂はこれだ」
空を飛ぶ兵器の第三カテゴリー、陸を叩ける兵器。
ドラゴンという空気形状を無視したD兵器に、音速を越える速度で飛ぶ事は叶わず、ドラゴンの羽を模した推進機では、長時間の滞空は望めないが、こうして地上を練り歩く事は、戦闘機にも戦闘ヘリにも出来無い。
「さてと、こちらもやらねばな」
翼を生やした砲弾が平地に落ちる事によって、赤い森が創り出される……ならばその前に、迎撃をしてやれば良い。
『ガッチャン!!!!』
上下に動く翼を持つ砲弾に、腕の機関砲で狙いを定める。
いくら上下に動くと言っても、近付いて撃てば嫌でも命中する。
『ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ!!!!!!!!!!!!』
『ブチュブチュブチュブチュブシュュュュュュュュ!!!!!!!!』
トリガーを引いて、腕に内蔵されているガトリング砲を発射すると、翼を持つ砲弾に穴が空いて、赤い液体を森に撒き散らしながら落下していく。
元より戦車砲が直撃すれば、翼を持つ砲弾は弾けて死滅していたので、これ自体は何ら不思議な事では無く、特別な事ではない。
接近する事で迎撃出来るのなら、戦闘ヘリにもガトリング砲にミサイルを装備しているのだから、同じ事が出来るのだが、
『『『ヒッッヒィィィィィィンンン!!!!!!!!』』』
戦闘ヘリでは出来無い事がある。
「D8から15は対空機関砲を抜けた敵を落とせ、残りは私と共に翼を持つ砲弾を落とす」
『『『了解』』』
『『『ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ!!!!!!!!!!!!』』』
D8からのD兵器は、身体を翻して腹を空に向け、突撃して来る角付きのペガサスの迎撃を開始する。




