帰郷233
『『『ボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボトボト!!!!!!!!!!!!』』』
空では、身体を撃ち抜かれた角付きのペガサスが大地へと落下し、
『『『バタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ!!!!!!!!!!!』』』
陸では、身体を撃ち抜かれたミノタウロスとキノコの兵士達が地面に転がる。
「無駄だと分かっているはずだがな……」
本気で、物量を使っての押し切りを狙っているというのだろうか?
そもそもの話、物量で押し切るという概念しか持っていないのら、こうして日にちを空けて襲撃するという方法はせずに、常にあの赤い物体を突撃させる。
それをせずにしたのは、今日という今日まで「準備」をするという事をして来たと考えて良い。
「…………そういえば、あのデカブツはどうした?」
突撃するというのなら、あの城型のゴーレムも突撃して来たとしても何ら不思議では無いのだが、いつもより後方の方で待機をしている。
「ただの小競り合いか……」
この戦いには参戦しようとしない城型のゴーレムに、今回の戦いが単なる小競り合いだったのかと、杞憂を払拭する……はずであったが、
『『『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォォォォンンンンンン!!!!!!!!!!』』』
後方で待機していた城型のゴーレムが全員四つん這いになると、煙突のようにぽっかりと開いた口をこちらに見せる。
煙突をの口をこちらに向けるかのように、四つん這いになった城型のゴーレム、それで一体何をしたいのかと様子を見守りながら、自分の中で何か思い当たる物が無いかと思考を巡らせたその時、
「何のつもりだ…………まさか、砲台!!!?」
『『『ドォォゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!ドォォゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!ドォォゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!ドォォゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!ドォォゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!ドォォゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!ドォォゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!ドォォゴォォォォォォォォォォン!!!!!!!!』』』
自分が予想した通りの、四つん這いになった城型のゴーレムからの砲撃が始まる。




