帰郷204
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それはまさに、悪夢のような数日間。
敗走慣れをし、この状況を想定すらも想定していたエルフは達は、城型のゴーレムの進路から外れた所にある隠れ里へと逃げ出したから良かったが、
「逃げろ……逃げろぉぉぉぉおぉぉぉ!!!!!!!!」
「うぅわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
ただ毎日を過ごしていた、村や町ではそうもいかなかった。
在中していた兵士、パワースーツを持った傭兵、彼等は押し寄せるキノコの兵士とやりあったが、
『『『ブゥウモモォォオオォォォオォォォォォ!!!!!!!!』』』
後から来たミノタウロスによって、始末されてしまう。
『ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン…………』
そして、戦える者が居なくなった村と町に、城型のゴーレムの行進を止める術は無く、一方的に自分達の世界を破壊された。
村が町が壊され……逃げ出せた者もいたが、逃げ切れなかった者達は、キノコの兵士の残党狩りに殺される。
この地獄が数日間続いた……が、地獄が続いたのは「数日間」である。
このような狼藉を、人類側が数週間も許す訳は無い。
『ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン…………』
『『『ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…………』』』
城型のゴーレムの行進と虐殺が行われる中、空からサイレンのような音が響く。
それは人類にとっての希望の音であり、城型のゴーレム達にとっては、絶望の音。
「敵を発見!!!!ナパーム弾を落とす!!!!全機続け!!!!」
『『了解!!!!』』
『ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーー!!!!!!!!!!!!』
軍事基地から音速で飛んで来た戦闘機が、ナパーム弾を城型のゴーレムに向かって叩き込むと、
『『『ドォォゴォォォォォォォォ!!!!!!!!!!』』』
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!』
科学で作られた炎が城型のゴーレムに纏わり付き、城型のゴーレムが態勢を崩す。




