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帰郷203

『ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン…………』



『ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン…………』



『ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン……ドッスンンン……ドッッッスゥゥゥゥンンンン…………』



「ターゲットを確認、これより作戦を開始する」



それは、城をモチーフにした動く兵器。



動力源が何で、どこの国が造ったかは定かではない存在が現在、世界中で出現し、主要都市に向かって動き出している。



「あの馬を(はら)え!!!!爆撃機の攻撃が届かん!!!!」



『『『『『バッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッバッ』』』』』



トレーラーで森の中に運ばれ、身を隠していた戦闘ヘリ達が羽を回して空へと飛び上がり、奇襲を仕掛ける。



戦闘ヘリ達の目的は、動く城型の兵器の周りを飛んでいる馬達の排除。



「ミサイル、ガトリング砲のロック解除、射撃行えます」



「各自、射撃を開始、爆撃機の進路を確保せよ」



面倒な事に、動く城型の兵器の周りを飛んでいる馬達が盾になるせいで、爆撃機が近付く事が出来無い。



_____



「リーフさん……」



話しは数週間戻るが、核露達は敗走した。



次々と現れた複数の城型のゴーレムに、たった一体のドラゴンで抵抗するというのは、あまりに無謀な話で、核露は指示を仰ぐ為に、リーフの下に帰ったのだが、



「撤退しましょう」



「でも、あれを放っては……」



「私がもっと早く動けば、敵の準備が終わらないで済んだの……これは最初の時点で手遅れだったの」



リーフは苦渋の決断をした。



奇襲を仕掛けたつもりでいたが、リーフ達が仕掛けたタイミングは、敵の準備が完了し、侵攻作戦をこれから開始するというタイミングであった。



「でも……皆さんの住んでいる所や、周辺の村は……」



「核露くん、これは戦争よ。負けるという事は奪われるという事なの……ここで犬死したら、それこそ全てが終わってしまう……分かるわね?」



「……はい」



それは敗者が受ける屈辱……核露達は戦いを敗北したが為に、蹂躙という恥辱を味わう事になる。

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