表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
16/80

帰郷218

屈指の力を持つ兵器だが、空での格闘というのは一切想定していない。



「ふぅ…………」



「ねぇ核露、私疲れちゃった……お母様、今日はもう休んでも?」



「そうね、焦っても事を仕損じるだけ……休みましょう」



「すみません……リーフさん」



「良いのよ。こんな所で無理をして大怪我したら、それこそ取り返しが付かないもの。今日はゆっくり休んで」



まだ日は明るく、もう一回は行けるかもしれないが、自分達にとっての最大戦力である核露を、乱暴に扱う事は出来無い。



ドラゴンは戦闘機のように速くは飛べないし、戦闘ヘリのような重武装している訳ではないが、それでも、ドラゴンには空戦が出来る。



近付いて来た角付きのペガサスの羽を引き千切り、首根っこを掴んで地上へと叩き付ける事も出来る。



それに地上に降りれば、戦車とは違うが、その場でミノタウロスよりも勇猛な戦士として戦う事も出来る。



人間の兵器では出来無い、空も地上をも暴君として暴れ狂う事の出来る存在、時代が移り変わっても、決して見劣りのする事の無い兵器。



この唯一無二のドラゴンをどう扱うかによって、戦いは決まるだろうが……



「ダメね私……ごめんね核露くん……」



リーフは、核露に負担を掛ける事に負い目を感じるのであった。



_____



「大丈夫?」



「うん……」



「無理をしなくて良いんだよ?」



「平気……」



「……水を持ってくるね」



エルフの隠れ里に逃げ込んだ核露達、エルフの里とは言う通りそこは、森の中と同化するかのように住まいが造られている。



敵から位置がバレないように、決して森を切り開く事無く、ツリーハウスを造ってそこに住んでいる。



「さぁ、飲んで」



「……ふぅ」



水が入ったコップを口に付けると、体の中に染み込んでいる疲れを溶かす。



そんな一息吐いている様子を見ながら、隣に座って、



「初美……リーフさんにちゃんと話した方が良いよ……アフレクションネクロマンサーの「力」を知った事を……」



疲弊している初実を、核露が心配するのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ