2、50cc原付バイクと125CC小型バイクの狭間で
その事件とは…
例の…あの…鬱陶しい
カッコ悪くて…めんどくせーっ!アレ!
などとは言ってはいけないか!
片側2車線の信号交差点での二段階右折だ。
50Ccバイクでは、違反の、その運転を
馴染みの通勤道路で何となく毎日やっていた。
みんなが、やっているからと言う
安易な発想が、そうさせていたのだ。
その日も、三台の50ccバイクが
青色右折矢印信号を今か今かと待っていた。
私は最後尾に位置し前車の発進と共に私も右折した。
…と、その時だ!
「待ってましたっ!イェーイ!」
..と、言わんばかりのタイミングで
サイレンの音が、けたたましく鳴った。
パトカー様が、どこぞかに
待機して、おあそばしたのだ。
警察官は車内で、バチッ!と
力強くハイタッチした事だろう。
速攻で追跡!するまでもない。
すぐに三台とも、左にバイクを寄せた。
逃げおおせる訳もなし、その気もない。
元々、違反だと分かっていて、やっていた行為だ。
罪の意識はシッカリあったのだ。
だから、すぐに観念....と、なった。
警察は良かろう。
一網打尽だ。儲けた感は、計り知れんだろう。
事務的に事が進んだ。
違反書類に、さっさとサインをして帰宅した。
いや、違った。
その足で、自動車学校に向かったのだ。
125cc以下の小型バイクの免許取得の手続きをした。
何か、損をしたような気がしたのだ。
何も、こちらは手にしていないのに…
それなのに、ああ…無常にも
三千円なりの反則金を払わなければならないのだ。
そこは、腹の虫が治らなかった。
ムカっ腹で、バイク免許取得を企てたのだ。
50ccバイクはチャリンコ並みの法定速度など
縛りが多すぎる。
まさに、原動機付き自転車。
ほぼ、自転車じゃん!と、思わせる事が多いのだ。
こんなんで、後何回、捕まるんだ。
反則金を払い続けるんだ。
そんな、自問自答が
小型バイク免許取得の道へと走らせたのだ。
免許取得の為の費用も長い目で見れば
お得なんだと自分を納得させ、それに挑んだ。
やってみると意外にも
ストレートで免許取得が、できてしまった。
運転自動車免許試験場の学科試験も一発合格。
晴れて、華麗なる女性ライダー誕生と相なったのだ。
エヘッ!これは、言い過ぎか!
大袈裟な表現だ!
用無しになった50ccバイクは友人にお返して
比較的綺麗な中古小型バイクを購入して
あちこち走り回っている。
通勤の移動手段がメインだが…
後部座席後ろの荷台に
荷物入れボックスを取り付けているので
それが、背もたれになり、後部座席に座るものは
後ろに吹っ飛ばされる恐怖感を感じる事はない。
よって、娘も快適にツーリングに付き合ってくれる。
驚いたのは、娘が
全く、スピードに対する恐怖感を持っていない事だ。
少々、飛ばしても、涼しい顔。
正に、風を感じ、風を楽しんでいる。
風と戯れていると言った様子だ。
私など、自動車学校で
教官のバイクの後ろに乗った時は
たった、50キロくらいの速度で
ビビリ上がったのだ。
自分が運転するのと、この身を人に預けるのとでは
その恐怖感は桁違いなのだ。
それなのに、娘はこれだ。
私より、よっぽどバイカーの素質有り!
…のようだ。
有名和食店には、開店より早めに着いたが
既に、お客の列だ。
予約の食事客と仕出し弁当。
..と、私達のように、気の向くまま
フラリと訪れた一般客だ。
お目当てのお弁当が、ギリニつ残っていた。
ラッキー!
月替わりの「若女将のお弁当」だ。
あれば、これを絶対購入する。
しかし、人気の弁当だ。
開店早々、争奪戦となる。
みんな、複数買いするので
すぐに売り切れてしまうのだ。
味も、さる事ながらネーミングも気に入っている。
若女将が大女将に虐められながらも
一生懸命、完成させた。
至極のお弁当!
そんな、昭和のドラマのような事を想像して
頑張れ!
などと、勝手に応援しつつ購入しているのだ。
しかし、大女将には、申し訳ない想像だ。
今時、そんな、姑と嫁の争いなど皆無だろう。
そうあって、欲しいと、願う。
旦那の母は既に亡くなっているので
私は、そんな思いをした事は、ないのだが...
もし、義母が生きておられたら
良好な関係を築きたかったなぁと、思っている。
ホントだよ!
続く




