↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

日常のこと

「AIじゃない」と、AI自身が証明してくる時代

掲載日:2026/09/07

 最近特に、エッセイ・ジャンルで「AI話題」が熱い気がする。


 以前から定期的にAI関連は上がっていたけど、ここ数週間で交流相手さんが複数投稿されていたので、特にそう思うのかも知れない。


 相も変わらずAIは絶好調で、市場を席捲しているようである。


 今回私は、他に書きたいエッセイ・ネタがあったのだが(そう、耳鼻科で出会ったすんごくマズイ食後の薬についてとか。あれは凄かった。大抵の薬には耐えれる自信のあった私が、本当に本気でマズくて、食事が憂鬱になるほどだった。現在、服薬中。頑張ってる!という話)、先に「AIトレース絵」について触れたかったため、今日はそちらの話題で行こうと思う。


 まず「AIトレース絵」とは、何ぞや。


 AIで出した絵を、トレースする行為である。

 つまりAI生成画像の線を、手書きでなぞって、制作した絵のことであるが……。


 少し前、そのAIトレース絵について、X(旧Twitter)でひと騒ぎあった。


 とある人がイラストを自作としてアップしたところ、「AI絵をトレースしたものだ」とコメントが付き、本人から反論。

「正真正銘、自作イラストである証拠に動画を貼る」とタイムラプスを公開したところ、さらに「手順がおかしい。やっぱりトレースじゃないか!」と物議を(かも)したのである。


 AIトレース疑惑の絵師さんは、かなり多くの人から叩かれ、その他絵師たちが各々(おのおの)「手描きとはこういうものだ」と動画を公開。

 Xのタイムラインは、絵で(あふ)れた。


 なお、発端となった方の絵がトレースだったか、真実手描きだったか、真相は不明のままである。

 これはもう本人にしかわからない。


 (はた)から見た分には、「こういう根拠から、こっちだろうなぁ」という予測、推測は出来ても、はっきりクロだのシロだの断言は出来ないのである。

 だから騒ぎには加わらなかったし、話題にも出さなかった。ここで話題にしてるが。


 まあ……、少し前のご本人様の手書き絵と、今回のキレイすぎる整理された絵とを比べると、たぶん。

 ……なんだけども。


 で、他人から見てどう見ても、タッチも画風も熟練度も違うその絵を、なぜにご本人が「自分の絵」と言い張れるのかと言えば、ある程度の数こなさないとわかんないんですよ。


 自分で、自分の絵のクオリティが。


 で、綺麗な絵を見て、「これと同じくらい描けてる。ほぼソックリに描けてる。私ってスゲー」になる。


 良いことだけども!

 で、気分良くたくさん描いて、練度をあげて、ある日フト過去絵を見て、「ああああ、なんだこれ、全然似てないじゃん、下手過ぎる!」と悶えるまでが絵歴史ワンセット。


 なお、これは何度も繰り返す。現在(いま)もやってる。きっと一生。

 絵の道とは黒歴史と共に歩くものなり、と凡人組として思ってます。(※天才は違う)


 だから渦中の方が、「絵を描くの楽しい。上手に描けて嬉しい」と始めた方なんだと想像すると、今回叩かれたことで「絵を描くのが嫌い」にならないで欲しいなぁと思ったりもしている。


 AIトレース自体は、悪いことではないと思うから。


 問題なのは、"AI絵が、誰かの絵をそのまま学習して吐き出している可能性が高い"以上、トレースした絵を「100%自作絵」と発表することは避けるべきであり。(※権利侵害になるから)

 家でこっそり、ひとり繰り返し練習する分には許されると思っている。


 線は描けば描くほどこなれ(・・・)ていくし、思い通りに描くためには回数大事。


(近年はスーパー教材や上手い方の動画公開もあり、かつ電子機器の助けもあって、若い子の上達目覚ましく、上記の限りではなくなっているのが凄い時代だなぁって思うけど。絵柄もちょっとのスパンで変わるし、だから本当に短期間での激烈上達は、有りうる)



 くだんの方は、どうなったのかなぁ。

 今も絵を描いてて欲しいなぁ。



 それはそうとタイムラプス。


 昨今ではAIで、「AI絵じゃないよ」という証明のために、ラフから線を拾い、着色して仕上げまで持っていく動画、すなわちタイムラプスまで()()()()()()()()()()()らしい。


 これにより、タイムラプスを出したところで、手描き絵、自作絵と証明しづらくなってきた。なんだそれ、闇かよ。


 AIよ、進む方向は本当にそっちでいいのか。

 虚偽を誤魔化すため、虚偽で証明を作る時代。

 こわ!


 となれば、自作だと証明するためには誰かと同席して、その場で絵を仕上げなくてはならなくなってきた、のか?


 いやぁ、参ったなぁ。

 うふふふ、いつかオフ会で美味しいお菓子食べながら、机囲んで延々絵を描き合わなきゃダメじゃんな未来が近いなぁ。

 私、手元見られていると、照れてあんま筆が進まないんだけど……。


 〇〇様とか、□□様とか、一緒に卓を囲んでスケッチブックを回すとか……、何それすっごい楽しそう!

 お土産に良いお菓子もあるし、自作絵の証明に励まなくては! むふふ。

 いやはや、大変な時代が来ましたね?




 *******(こっから敬体)


 上記だけだと「絶望する」という方のために。


 AIで生成された文章や絵には、AI作だという「見えない透かし」が入る技術も出来てきているようです。

 これによって学生のレポート等、教師が見分ける方法が出来てきました。


 また、Xでも、画像の下に「AI生成画像」という注釈が入るようになりました。


 ただ後者は、手作りでも完璧な画像には問答無用で入ってしまうらしく、被害も出ています。(大迷惑)

 

 イタチごっこな感は否めませんが、いつかより良い方法で棲み分けと活用が出来ることを願っています。


 工場生産のお菓子が出来ても、手作りお菓子が消えなかったように。

 刺繍ミシンが出来ても、手で刺す刺繍が消えなかったように。


 AI生成物も、手描き絵も、それと分かるカタチで、しっかりと輝いていけると良いですよね。




 お読みくださり有難うございました!


 小説サイトで「絵」の話になってしまい、失礼しました。

 AIに詳しくないので「そこ最新情報は違いますよ」という点があれば、優しく教えてやってください(*´▽`*)


 なおランキングに入り混じるAI使用の小説については、思うところ多々あるものの、他の方がすでに語ってくださっているので。


 私、あれは"カロリーメイ〇"みたいな読み味だなぁと思っています。

 必要な要素は詰め込まれているんだけど、味としては均一。そしてジューシーさが足らなくてパサつく、でも時短で摂取できる。

 私自身は積極的に()りたいものではないけど、「これでいい」と好む方も多いのだろうと。


 でもランキングは分けて欲しいなって思ってます。「総合」で混じるのは仕方ないにしても、「AIジャンル」があっても良いのではないかと。そしたら私は、普通にこれまでのジャンル読むから。


 読書には潤いが欲しいし、いろんな味わいが欲しい派です。読み終わった後、こういう味だったなぁという振り返りも楽しいので。カロリーメイ〇はほら、頼りになるけど読後も均一に感じちゃうかな。


 なおAI、すごい過渡期に立ち会ってるなぁという実感があります。

 悲観ばかりはしていないのですが、世の中と人の心が上手く折り合う日はまだまだ先のよう。


-----

※2026.09.08.追記/AI検出ツールが米国で開発され、日本語にも対応とのこと。これは文章なのかな? この調子なら広範囲に適応できるツールも早そうですね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
良かったらコチラもよろしくお願いします!
普段は異世界恋愛が多いです!

・▼・▼・▼・▼・▼・
【総合ポイント順】
・▲・▲・▲・▲・▲・

・▼・▼・▼・▼・▼・
【新しい作品順】
・▲・▲・▲・▲・▲・

・▼・▼・▼・▼・▼・
【異世界恋愛+α】
・▲・▲・▲・▲・▲・

【最近書いたお話】
『猫はどこまで知っている?』
エッセイ『パセリって「悪魔のハーブ」なの?』
― 新着の感想 ―
絵のほうもなんですね。 むかーし、PCで絵を描くのが流行りだしたころかな、好きだった漫画家さんがモブの絵を使いまわすのが哀しかったことを思い出しました。 (もちろん、ほかの方の絵の切張りではないです)…
 持論ですが、どんな不正防止の対策も人間が作った物である以上、同じ人間にソレを破れないモノはない、ですね。  文章のAI透かしにしろ、生成された画の透かしにしろ、簡単とは言えませんが壊せます。  文章…
 偽の作画過程まで作っちゃうなんて、AIがどんどん歪んだ方向に爆走しているんですねぇ。複雑な気持ちでいっぱいです。AIを開発した人は、こういうずるい方向性をどう思っているのか聞いてみたいですが、仮に回…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。