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ep.2-94 基礎講習 Second part

私は紙に要点を書きながら

全員へと話しかけた


「(マティア)

 まず・・・

 全ての基礎になるのは

 個の能力であるのは否定できないのですが・・・

 どれだけ

 仲間同士等の

 集団で

 練習や訓練をしたかと

 効率よく出来たか

 も大事になります。

 さっき言った情報交換は

 その一部にあたります。」


今度はブランドンさんが挙手した


「(マティア)

 はい。

 ブランドンさん。」

「(ブランドン)

 個の能力を伸ばすのに

 集団での練習は必要なのか?」

「(マティア)

 そうですね・・・

 本人に

 何が足りている

 何が足りていない

 の判断が出来れば良いのですが

 仲間の目等から得た情報を共有できれば

 良し悪しの判断材料が増えるので

 より効率的に成長ができるようになります。

 他に質問は有りますか?」


今度はエドワードさんが挙手した


「(マティア)

 はい。

 エドワードさん。」

「(エドワード)

 効率的な成長というのは?」

「(マティア)

 そうですね・・・

 例えばの話しをします。

 必殺の横薙ぎを習得するのに

 何も考えずに剣を振り

 1ヵ月掛かるとします。

 自分のことを分析しながら

 考えて剣を振り

 3週間で習得出来たとしたら

 大まかに1週間ほど時間が浮きます。

 エドワードさんなら

 その1週間

 どうしますか?」

「(エドワード)

 何か他にも出来る事がないか考えて行動すると思います。」

「(マティア)

 それも良いと思います。

 人によってこの先どうなりたいか

 訓練だけでなく勉強や他の事でも

 自分の将来を考えて行動するのが理想です。

 手を抜かずに頑張り続ければ

 それだけ成長が速くなります。

 今の例なら

 成長速度は

 約30%増しになります。

 分かりやすく言うと・・・

 3年間で

 4年分の成長ができる計算になります。

 ここで重要なのが

 努力するのもしないのも

 みなさんの自由です。

 皆さんそれぞれの生き方に左右されます。

 ただし

 努力をしなければ

 上に行く事はできません。

 そこに居る

 提督も

 エドワードさんも

 烹炊長のギャレーさんも

 何も出来ない状態から

 努力を重ねて

 今の立ち位置に来ることができた筈です。

 じゃあ

 その努力をどう証明するかは

 そうですね・・・

 そこの海兵さん分かりますか?」

「(海兵③)

 結果を出す・・・かな?」

「(マティア)

 正解ですが・・・

 それだと50点です。

 中身の部分が足りません。

 そうだな・・・

 ブライアンとウォーレンなら

 どう答える?」

「(ブライアン)

 僕が答えていいですか?」

「(マティア)

 構わないよ。」

「(ブライアン)

 求められた結果を達成するために

 いくつかの要素が必要になりますが

 その一つ一つが

 自分で

 出来るものと

 出来ないものがあるので

 出来る事を損なわないようにしながら

 出来ないものを出来るようにして

 目標を達成出来るようにする

 でいいですか?」

「(マティア)

 うん

 良くなったよ。

 100点だ。」

「(ブライアン)

 ありがとうございます。」

「(海兵③)

 凄いな君は。」

「(ブライアン)

 はい!

 ありがとうございます!」


ブライアンの答えに

全員が少し気づき始めた

良い兆候かな


「(マティア)

 それからもう一点

 そこに居るレベッカには以前伝えているのですが

 どんな些細な日常のことでも

 違和感を感じたらすぐに疑問に思うようにしてください。

 命に関わる仕事の場合

 それが現場でのことなら

 尚更あなたたちの命に関わります。

 情報を得ることができるのは

 目で見えるものだけではありません。

 実際に見て

 実際に触れて

 実際に聞いて

 実際に嗅いで

 必要なら味わって

 自分なりの経験を総動員して答えを出して下さい。

 答えが出せなくても

 あなた達の周りには

 優秀な仲間が居ます。

 必ず誰かが解決の糸口を握っている筈です。

 ここまでよろしいでしょうか?」

「(一同)

 はい!!!」


こういった言葉をかけてくれる人がいないのか

海兵たちは頭の使い方を分かっていなかったようだ


私は最後に一つ問いかけた


「(マティア)

 では・・・

 皆さんにもう一つ問います。

 10年後のあなたは

 どこで何をしていますか?」

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