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ep.2-87 私も興味があるのですが

私はさっきの約束を果たす為

エドワードさんと町に出た


やって来たのは

ランドルフさんの工房


エドワードさんが扉をノックすると

私の時と違って

ランドルフさんがすぐに出てきた


「(ランドルフ)

 お待たせしました。

 エドワードさん何かありましたか?」

「(エドワード)

 実はお願いがありまして

 お邪魔してよろしいでしょうか?」

「(ランドルフ)

 どうぞお入り下さい。」


中に通されたが

私はランドルフさんに問いかけた


「(マティア)

 ランドルフさん

 なんか

 僕とエドワードさんで

 対応が違いませんか?」

「(ランドルフ)

 何の話だ?

 俺は変わらないと思うが。」

「(マティア)

 そんなニヤニヤしてたら

 そう思えないでしょ。」

「(ランドルフ)

 それよりも

 お願いというのは?」

「(エドワード)

 あちらの衣装・・・」


指で差した先には

私が依頼したジャケットがあった


「(エドワード)

 私もあの衣装に興味があるのですが

 私にも作っていただくことは可能でしょうか?」

「(ランドルフ)

 あんたもあれに興味があるのかい?

 ただ・・・

 この坊主のアイデアを取り入れて

 形にしてからになるが

 それでもいいかい?」

「(エドワード)

 勿論です。

 私の主観では

 あの状態では完成ではないと思いますので

 私達が帰国するまでに仕上げて頂ければ結構です。」

「(ランドルフ)

 了解した。

 マティア

 お前のアイデアを

 教えてもらえるか?」


私は試作品を見て


「(マティア)

 とりあえず・・・

 この感じで良いですが

 フロントをボタンで留められるようにしたいので

 右側の部分に付けて下さい。

 それから

 今後も依頼があった時の為に

 身長に合わせて

 ボタンの数を変えるといいと思います。

 ある程度身長があれば3つ

 低ければ2つと

 柔軟に対応して下さい。」

「(ランドルフ)

 付ける場所はここでいいか?」

「(マティア)

 はい。

 ボタンの位置に合わせて

 反対側にボタンで留められるように

 穴を開けてその部分を

 補強して下さい。」

「(ランドルフ)

 こんな感じでいいか?」

「(マティア)

 いいです。

 仮の話をしますが

 女性が欲しいと言ってきたら

 丈を少し短くして

 体型に合わせてあげて下さい。」

「(ランドルフ)

 了解した。

 なるべくボディーラインが

 綺麗に見えるようにするか?」

「(マティア)

 そうですね・・・

 本人の体型次第ですかね。

 細めなら強調して

 太めなら余裕をもって作る感じで

 良いと思います。

 それから

 パンツも同様に

 余裕を持って作っても良いですし

 タイトに作ってもいいでしょう。」

「(ランドルフ)

 分かった。」

「(マティア)

 次に

 ポケットですが・・・

 ジャケットの外側には

 左胸と両腹の部分

 パンツには

 前後の両側に有るといいんですが

 物を入れても

 あまり膨らまない様に

 物を入れない前提で

 手を入れられる程度の大きさで作って下さい。

 それと

 内側の両胸の位置にも作って下さい。

 なので

 ここと

 こことここと

 こことここと

 こことここと

 こことここ

 です。」

「(ランドルフ)

 ジャケット外側の胸の部分は

 左側だけでいいのか?」

「(マティア)

 利き手に合わせて

 片側のどちらかでも

 両側でも

 着る人の要望に応えればいいでしょう。」

「(ランドルフ)

 分かった。

 パンツはこの太さでいいか?」

「(マティア)

 僕ならこれでいいです。」

「(ランドルフ)

 それから

 インナーのシャツなんだが

 色や形はどうする?」

「(マティア)

 試作品はありますか?」

「(ランドルフ)

 ちょっと待ってろ。」


ランドルフさんは工房の奥へと向かった


「(エドワード)

 マティア君

 あまりにも指示が正確過ぎるのですが

 このアイデアは

 どこから?」

「(マティア)

 エドワードさん

 口は堅いですか?」

「(エドワード)

 内容によります。」

「(マティア)

 このアイデアは

 昔から

 僕がため込んでいたものになります。

 今回作ってもらっている物は

 僕が使う事を念頭にしています。

 今回の一件が終わってからになりますが

 ブライアンやヘイリーにも

 これとは違うものを作ってもらおうと思っています。」

「(エドワード)

 どのような物か聞いてもいいでしょうか?」

「(マティア)

 そうですね・・・

 まだ

 どの王家や貴族家でも

 着用したことがないようなものを

 お願いしようと思っています。」

「(エドワード)

 それを作るのに

 どれくらいの期間が必要になりますか?」

「(マティア)

 材料さえあれば

 ランドルフさんの技術で

 1週間程度だと思います。」

「(エドワード)

 それは楽しみですね。

 是非とも見てみたいものです。」

「(マティア)

 可能な限り

 急いで作ってもらうようにします。」


会話をしていると

奥からランドルフさんが

試作品のシャツを奥から持って来てくれた


「(ランドルフ)

 待たせたな。

 試作品としては

 この5着になるな。

 お前さんなら

 どれを選ぶ?」


私は用意してもらったシャツに目を通した


「(マティア)

 そうですね・・・」


見てみると

現時点でYシャツとして

元の世界で通用するものは無かった

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