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ep.2-81 ご褒美

今日のテストが終わり

私は採点作業を始めた


これは仕方がないと覚悟していたが

やはり4人とも点数が下がっている

ただこれくらいなら

ご褒美をあげてもいいかな

採点作業が終わり

みんなに答案用紙を返却した


「(マティア)

 みんな

 答案用紙を返却します。

 まず算数問題から


 ウォーレン 『55点』

 クエス 『65点』

 ヘイリー 『60点』

 ブライアン 『75点』


 文章問題の方は


 ウォーレン 『60点』

 クエス 『70点』

 ヘイリー 『75点』

 ブライアン 『90点』


 みんな

 今日の問題は

 昨日の問題より難しかった割には

 点数が取れていて

 なかなか頑張ってくれたみたいだね。

 最悪

 昨日の点数の半分くらいになってしまうのを

 覚悟していたけど

 そうならなくて良かったよ。

 昨日間違っていたところが

 今日は間違いが少なくなっていて

 ちゃんと成長したようだね。

 約束通り

 皆にはご褒美をあげたいと思うんだけど・・・

 何がいいかな?」


びっくりするほどの速さで


「(ブライアン)

 それなら

 この間

 ハンバーガーを食べた時に

 アテラ様が言っていた

 ビーフシチューが食べてみたいです。」

「(ヘイリー)私も!」

「(クエス)私も!」

「(ウォーレン)僕も!」


凄い反応速度だな


「(マティア)

 ああ

 そういえばそんな話もしたな・・・」


私は腕組みをして

少し考えこんだ


「(マティア)

 う~ん・・・

 午後以降の予定を変えないとダメかな・・・

 それじゃあ・・・

 午前中はここまでにしよう。

 今から招待状を書いておくから

 昼食をとったら

 4人で暴れ姫の所まで行って

 夕食のお誘いをしてくれ。

 俺も色々と準備をしなくちゃいけないから

 夕食まで

 昨日と今日のテストについての

 復習をしてくれ。

 試験の内容については

 分かる範囲でいいから

 みんなで相談して答えを導いてくれ。

 それでも分からないところがあったら

 夕食後に聞くから。」

「(ブライアン・ウォーレン・ヘイリー・クエス)はい!」


私は厨房へ向かい

烹炊長と提督に

子供たちの昼食の用意と

夕食に

暴れ姫を呼ぶこと

私の料理の手伝いをお願いすること

特に烹炊長には

コンソメスープを

多めに作ってもらうことを

お願いした


私は

招待状を作成してから

夕食に間に合わせるために

急いで買い出しに出た

途中まで監視の目が付いていたが

少しすると監視がいなくなった


そのタイミングを見計らって

サンドラさんが

接触してきた


「(サンドラ)

 お兄さん

 この間のリンゴは

 どうだったかな?」

「(マティア)

 とても美味しかったです。

 また

 そのうちお願いすると思います。

 今晩

 アテラ様を

 港にお迎えするので

 宜しければ

 あなたもいらしてください。」


サンドラさんも薄々気づいているが

私は

監視がいないことを

手に書いて伝えた


「(サンドラ)

 あいつらは

 何処に行ったんだ?」

「(マティア)

 子供たちだけで

 暴れ姫を迎えに行かせたから

 監視の目がそっちに向いたんでしょう。」

「(サンドラ)

 抜け目ないな。」

「(マティア)

 あまり褒められ慣れていないから

 やめてください。

 それよりも

 真昼間から会いに来たって事は

 何か掴んだんですか?」

「(サンドラ)

 ああ

 海軍周辺の

 大体の調べはついた。」

「(マティア)

 大丈夫ですか?

 まさか

 首を突っ込み過ぎて

 バレたりしてないですよね?」

「(サンドラ)

 その心配はしなくて平気だろう。

 よほどの魔法が使えない限り

 私が気づかないことも

 私に気づかれることもないはずだ。」

「(マティア)

 そうですか。

 それならいいんですが・・・

 でしたら

 夕食まで時間があるので

 材料の買い出しに付き合っていただけますか?」

「(サンドラ)

 構わないが・・・

 何を買うんだ?」

「(マティア)

 えーっと・・・

 牛かたまり肉

 ジャガイモ

 にんにく

 玉ねぎ

 人参

 マッシュルーム

 小麦粉

 赤ワイン

 バター

 です。」

「(サンドラ)

 結構多いな。」

「(マティア)

 ええ。

 ですが

 暴れ姫の大好物ですし

 自分で言ってしまうのはなんですが

 味には自信があります。」

「(サンドラ)

 へぇ

 それは楽しみだな。」


私とサンドラさんで買い物をして

港へ帰った

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