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やたらと色々デっっっカいお姉ちゃんはちっっっっちゃい弟の執筆活動を応援しながらイチャイチャしつつバブバブする【連載版】  作者: 瑠火


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第三話:お姉ちゃんのルーティーン♡ 前編

 ◆お姉ちゃんのタワマンから◆


 おはようございます。皆さん。


 平日の朝。

 

 そしてこちらはお姉ちゃん。


 汗がしみたグレーのトレーニングウェアを脱ぎ捨てて、今からシャワーを浴びるところです。


 日々のトレーニングを終えたばかり。ほうっておくと、汗がおっぱいの間に溜って、汗疹を作ることがあるのです。


 お姉ちゃんのお胸はたーくん専用のコックピット。


 ここを清潔にしていないと、たーくんが来てくれなくなっちゃうかも。


 

 だから早速洗ってきますね♡



 ◇シャワー終わり◇

 


 リビングでリラックス中。朝の六時。

 

 

 今は実家にいるわけではなくて……。


 

 お姉ちゃん専用の家にいます。

 

 タワマンの最上階。


 しかも、2階構造になっています。

 

 一階にキッチンとか、ダイニングとか、トレーニング器具とか。

 上には広いシャワールームと、ベッドルームとかがあります。


 中は死ぬほど広いです。トイレがよっつもあります。こんなにいりません。


 後緊急脱出用の、ある地点までを繋ぐ一人用エレベーターもあります。使うことあるのかな。


 

 コレが書籍化作家の全容です。夢がありますね。

 


 ちなみにこの世に存在する全ての書籍化作家は皆、タワマンの最上階に住んでいます。

 

 まあ当たり前の常識ですけどね。


 だから書籍化作家を見つけたら即座にタカりに行ってください。大体皆何かしら奢ってくれます。金持ってるんでね。


 

 それじゃあ皆☆


 皆も書籍化目指してがんばろー☆ おー☆

 

 

 さてそんなことより。


 皆さんは一つ、大きな疑問を持っていると思います。

 

 

 何故お姉ちゃんは定期的に自分のお家に帰るのでしょうか?


 たーくんはおかあさんといっしょに住んでるのに?


 たーくん狂いのお姉ちゃんはなぜ? って事です。 


  

 答えは『断食』。


 

 それもただの断食じゃありません。


 

『たーくん断食』です。


 

 コレはどういうことかというと、シンプルにたーくんと一緒にいすぎると仕事が終わらないんですよ……。


 可愛すぎて、たーくんが。


 はあ。


 可愛いって罪。


 昨日で取り敢えずお仕事は終えました。


 今日は取り敢えず、ご飯をサクッと食べて、たーくんに会いに行く準備をしてきます。



 ◇朝の06:30◇



 たーくんの家の前。

 

 チャイムを鳴らします。


 ピンポーン♪


『はーい』

「おはようたーくん! お姉ちゃんだよ!」

『わ―! おねーちゃんだ―!』


 ……母乳が出そう……!


 まあ出ないんですけどね。


 さあ、扉が開きます。すると……


「きゃああああ! たーくんだぁぁぁ~!」

「おねーちゃん!」


 私達は熱い抱擁を交わします。


 お姉ちゃんがしゃがんで、たーくんが飛びつく。


 すると私のコックピットにむにゅーってたーくんが埋まります。


「たーくん! いい子にしてた……?」

「うん……! いい子にしてたよ!」

「偉い偉い……。よしよし」


 頭を撫でる。コレも勿論ルーティーンの一つに組み込まれています。


 この儀式を朝に行わないとマジでお姉ちゃんは廃人寸前になります。


「ねえおねーちゃん! 聞いて聞いて!」

「どうしたの?」

「僕、昨日も勉強した後いっぱい書いたんだよ!」

「偉いね―! 何文字書いたの?」


 知ってます。4504文字ですね。


 何故ならたーくんのお部屋にも監視カメラが設置してあるからです。


 さらにたーくんの執筆ソフトは私のコネを使って専門家に作らせた、神執筆アプリ(私も愛用しているよ♡)。


 そのアプリ上の記録はすべて、お姉ちゃんの端末に送信されています。


 何時何分何秒にどれくらいの文字数を打ったのか。


 何時何分何秒にトイレに行ったのか。


 たーくんより知っています。

 

「えーっとね! 4504文字も書いたんだよー!」

「きゃああああ! 偉いねー!」

「しかもAI使ってないんだ!」

「すごーい! お姉ちゃんポイント1000もあげちゃう!」

「わーい!」


 コレ、マジですごいと思います。


 たーくんはサッカークラブにも定期的に参加しながら、お勉強も、執筆活動も両立しています。


 これ、出来る人あんまりいないと思います。私も出来ないと思う。

 

「ねえ……おねーちゃん?」

「なあに? たーくん」

「あのさ……。いつものやって。今日も」

「うふふ……。任せて。ちゃんと準備してきたんだから」


 

 ◇7:30◇

 

 さあ。私はいつものように、たーくんのお部屋で、たーくんのベッドの上。


 後ろから抱きしめながら、たーくんと一緒にちょっと背伸びした本を読みます。


 たーくん一人じゃあ難しい本でも、私と一緒なら大丈夫。


 たーくんの目の前に本が来るように、私は手を回して、ページをペラと捲ります。


「おねーちゃん? この漢字なあに?」

「えーっとね。これは『炭素』だね。た・ん・そ」

「へー。じゃあこっちは……?」

「これは……。『攻略』。こ・う・りゃ・く」

「たんそ、と、こうりゃく……。だね! 覚えた!」


 ……これなら書籍化作家さんにすぐなれるかもねー。


 吸収力が違うもん。若さなのかな? それともたーくんが賢すぎるのかな?


「……すごいねー。たーくん……」

「えへへ……あ! じゃあコレは何?」


 ……ん……?



 巨 乳 !



(ヤバい。ちゃんとチェックしておけばよかった)

 

 いや一応児童用の本ですよコレ。まさかこんな核兵器が載ってるなんて思いもしませんでした。

 なんて作品かは教えませんけど。いややばすぎますって。倫理観というか。何かが。


(……なんて答えよう……)


 

 1.もし茶を濁したら?


『えー! コレおねーちゃん分からないの? なら自分で調べるね!』

 

 コレはヤバい。調べるとしたらネットで調べますよね、普通。


(つまり画像付きで巨乳という言葉の意味を知ってしまう可能性が出てしまう……!)


 

 2.もしも普通に教えたら。


『たーくん。これはね、お姉ちゃんのように大きなお胸がついてる人のことなの』

『へーそうなんだー……』

『……?(たーくんの顔が真っ赤っ赤)』

『……きょぬー』

『……!』

『えへへ……、おねーちゃんのきょぬー……』

 そう言って、彼は私の巨乳に顔を埋めた。



(……超イイ!!(≧∇≦)b!!)



 いや良いけど。コレは後になにかしら事故を起こしかねない。


 たーくんにはまだエロという概念がない。

 邪の心がないので、お姉ちゃんのお胸をただのコックピット件ソファだとしか思っていない。


 だからこそ! もしかしたら、街行く女性のお胸を指さして『きょぬー』とか『きょぬーじゃない』とか言い出しかねない。


(……特に『キョヌ―じゃない』がマズイ!)


 普通に超失礼ですからね。これ。


 1。ヤバい。精通を早めかねない。

 2。もっとヤバい。セクハラで社会から制裁をくらいかねない。

 

(かくなるうえは……!)


「た・ぁ・く・ん?」

「なあに? おねーちゃん?」

「こちょこちょこちょこちょー」


 こうするとたーくんがキャッキャッと喜びます。

 とにかく、くすぐりまくって、記憶を消し去りましょう。


「こちょこちょー♪」

「あははは! 止めてよおねーちゃん~! ほら! 仕返しだ―! こちょこちょー」

「あははは! くすぐったいよー! 脇腹にがてなんだよー!」

 

 こんな感じで私達は、二人三脚でたーくんと一緒に成長しています。


 一緒に頑張ろうね。たーくん。




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