3人のゴブリンの冒険物語
スチュアート少年を探すため、北の魔法都市に向かおうとすると、アティーナが立ち塞がっていました。 上から目線で、私に語りかけてきました。
「仕方がないから、私が付いていってあげるわ!!」
アティーナの声がしました。
兵士たちが慌てています。
「待ってください! アティーナ様、敵国である北の魔法都市へ行くべきではありません!」
兵士たちの声が聞こえてきました。
必死で、彼らはアティーナのことを止めようとしているようでした。
兵士たちは私を捕まえることはなく、村の中を自由に移動することができていました。
先ほど、私がゴブリンの呪いを解いたせいだと思いました。
偽の勇者であると伝えるのは止めました。
兵士たちがアティーナの周りを取り囲んでいき、北の魔法都市へ行くのを断念させようとしているようでした。兵士たちの声が聞こえてきました。
まあ、私には関係ないことだと思い、村の出口の方に向かうことにしました。その時、兵士長リュック・ブランドに呼び止められます。
私は兵士長の話を聞いていました。
「なあ、勇者、こいつらがあんたと話がしたいんだとさ……」
近くに3人のゴブリンが立っています。
ゴブリンはキラキラした目で私を見ていました。
「勇者様、お願いです! 私たちも一緒に北の魔法都市に連れてってください!!」
ゴブリンの声がしました。
突然のことでした。
私は返事をすることができませんでした。
すると、アティーナが来ました。
「じゃあ、あなたたちも一緒来行きましょう!!!」
説得はどうなったのかと思い、彼女の後ろを見ると、兵士たちがアティーナに倒されてしまい山のようになっていました。
説得はダメだったのです……。
「さあ、北の魔法都市へ行きましょう!!」
アティーナの声を聞くと、村の人たちが集まってきました。
ゴブリンは村の住人なので心配になっているようでした。ただ、どうしていいのか、村人たちも判断することができないようでした。
その対応をギルド長がしていました。
「安心してください。彼らを元の姿に戻すための旅ですから…」
ギルド長が伝えると、村人たちは納得していました。
ギルド長はアティーナに甘いようです。
結果、3人のゴブリンと一緒に北の魔法都市に向かうことになりました。もちろん、アティーナ、ギルド長も一緒のようでした。おかしなパーティーが誕生していました。
ゴブリンたちは、ゴブ太、ゴブ子、ゴブ蔵、であると告げました。
小説のゴブリンの名前とのことです。
もう、とやかく言う気にはなれません…
ゴブリンに案内され、私たちは北の魔法都市へ向かいました。
道中、私たちは何度も魔物たちに襲われました。
1.イノシシの魔物フルファンゴ
2.モンスターウルフの群れ
3.大型のアウルベア
と、戦っていました。
3人のゴブリンが楽しそうな顔をしていました。
「あっちの平原にも魔物がいたと思うぜ!!」
「次、行ってみようぜ!!」
と、ゴブリンたちが話をしていました。
冒険の旅だと思っているようです。
そのことがバレると、ギルド長にこっぴどく怒られてました。
戦いが終わると、ゴブリンたちは楽しそうに会話をしていました。
ゴブ太とゴブ子が、
「私たちはアティーナ様みたいな冒険者になりたいな!!」
と言うと、ゴブ蔵が、
「お前らは冒険者になんてなれやしないさ…」
と、いつもの皮肉を言うのでした。
小説の設定のようです。
そんな魔物との戦いをしながら北の魔法都市へ向かっていきました。
それから3日目が過ぎました。
やっと、私たちは北の王立都市に到着することができたのです。
門にいる兵士たちにギルド長が話をしていました。
兵士たちはゴブリンより、南の兵士であるアティーナのことに驚いているようでした。
兵士に案内されて門の中へ入りました。
城門の裏手にある地下室にゴブリンが集められているとのことでした。
私たちは地下室に降りていきました。
すると、約30人のゴブリンが牢屋に閉じ込められていました。
ありがとうございます!!




