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holiday   作者: NY
ユネルコ軍編
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holiday 第九十七話 蒼い炎

餡とトラは目を覚ました。だがもうまともには歩けない。

最初に目にしたものは絶望そのものだった。

マリアはクレーターの方を見つめた。

少し離れた先にランスが落ちているのもわかった。

マリア「テメェらユネルコに何したんだ?どうせズルを使って殺したんだろ。ここにいるやつ全員殺してやるからな」。

餡「トラ、グチ、カイ。本当にごめんなさい。こればかりは厳しいかも」

マリアは爪を出し四人に迫る。

その形相は般若を超え真蛇すらも凌駕するものだった。

だが四人とマリアの間に車が突撃してきた。マリアはそれを避けるが車で前を塞がれた。そこになっていたのはシューター。

シューター「全員ここに乗れ!」餡はグチ、トラはカイを抱えてすぐさま乗る。しかしすでにマリアが目前に迫る。マリアが腕を伸ばし爪で突こうとする。だがそれより速く車は発進しマリアから逃れることに成功した。


一方で駐車場では

マッサーカ「待機組に告げる。急いで救急車を手配して駐車場にいるもの全員運ば出せ。担架は好きなだけ使ってもらっていい」。

再び電話をかけ今度は餡に繋ぐ。

マッサーカ「餡。お前と3人は無事か」。

餡「ええ。シューターが車で来てくれてなんとか」

マッサーカ「よかった。悪いが駐車場に来てくれんか。そこで待機組の奴らがお前らを運んでくれるはず。敵は撤退したから安心しろ」

餡「わかったわ」。

それを言い終えると地面に伏せた。フレックサーもここで意識を手放す。

遅れて数多の海と天のものが現れ次々と死傷者を運び出していく。

ロビーで倒れているマンティスも発見しマンティスも救急車に乗せる。

道路は怪我人を運んでいる車と救急車が多く動く異常な景色となっていた。

その中にはカイ、トラ、グチもいた。全員もう喋ることのできない状態だ。

公園ではマリアがランスを抱えている。


マリア「あの外道共め。お兄ちゃんをこんな目に遭わせやがって」


マリア「ホープの連中は全員苦しませて地獄に堕としてやる」。

その眼は色が変わるほどの憎悪に塗れていた。


雨はやんだが夜は明かない。


なぜなら全ては終わってないからだ。

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