holiday 第九十一話 砕けない
トラが完全に跪く。
ユネルコ「まあ視力ぐらいは取っても良いよね」
ランスの突きが迫る。
しかしグチがそれを庇いに、横にずらす。
だがそれでもグチの目の横の骨が砕けるグチも脇腹に完全にヒットした。
カイ「お前ーー!!」
カイの目の前が真っ赤になる。だがトラが小石をカイの額に当て冷静を取り戻させる。
カイ「おいユネルコ。お前は人を痛めつけ、辱めることをどのような思いでやっている?」
(グチ、トラ、今すぐに体勢を整えろ)。
グチ トラ(ok)
ユネルコ「んー。難しいことを聞くね。」
ユネルコが目の前に迫りカイに蹴りを入れる。
ボロボロの体からは出力されているとは到底思えない威力だ。
カイの鳩尾は損傷しそこで野垂れてしまった。
ユネルコ「例えば具なし味噌汁が、、」
ユネルコ「って例えば難しいな。あははー」
カイ「お前がそのような考えならこっちも同じことをするぞ」
ユネルコ「へ?なんて?」
ユネルコの背後から何かが迫る。
ユネルコ(なんだ?拳野郎か、チャクラム使いか?)
しかしそのどちらでもなかった。
その正体は巨大な蜂の群れだ。
本来なら避けて殲滅することは容易いだろう。
だがその蜂は全員で面と向かわず左右に分かれてユネルコの逃げ道を潰す。
そして数多の蜂がユネルコの腕と足に射出。ユ
ネルコ」果樹園にいた奴らか。いつの間に手懐けたのだ。」
これだけの毒だ。ユネルコもノーダメージでは済まない。
笛が鳴りその蜂はユネルコを刺してどこかへ飛び去った。
その正体はホイッスルを持ったトラだ。
グチ「ほらほらー。蜂も果物喰われてお怒りって奴だぜ」
グチがユネルコの足を蹴りうつ伏せにさせて踵を落とす。
それはユネルコの延髄に見事に命中した。
だがユネルコはランスをグチとトラに向けて薙いで距離を取る。
眼を充血させながらも奴は立っている。
そしてカイはバックステップをしながら釣竿を振り回す。
しかしユネルコはなんとそのどれもに当たらずカイに迫る。
そしてカイの持っていた釣竿をはたき落としたのだ。その衝撃により無理やり直していた腕が完全に折れた。
だがトラが最後のチャクラムを投げて糸を動かす。その糸は遠心力が加わりユネルコに巻き付いた。
ユネルコ「こんなもんすぐに、、」
グチ「ざーんねん」グチが糸を破ろうとするユネルコを羽交締めにした。ユネルコは後ろから頭突きをグチに当てる。グチの鼻骨と周りの骨は完全に砕けた。だがグチの目は死んでいない。
グチ「これが最後だ!ありったけをぶつけろ!」




