holiday 第五十七話 手を取る
一方でカイ達はマンションから一度出て、待機組からの通信が入る。
待機組の者「現在駐車場でマッサーカ、ムサシ、マンティス、フレックサーがトノ、ユネルコ、そして光弾使いのしょうやと激突しています。」
カイ「そうか。すぐに向かう」。しかしトラがカイの袖を引っ張る。
トラ「無理だよ!」
グチ「あん?ここに来て何言ってるんだ?」
トラ「俺たちさっきから皆の足手纏いにしかなってないじゃん。そもそも無茶苦茶だったんだ。天にすら上がれてない俺たちがこんな災害に立ち向かうなんて」カイ「あのな、ネズミも、、」
トラ「それ何度も聞いたよ!結局言ってるだけじゃん。ネズミは猫をいくら噛んでも猫には勝てないの!」
餡は口を挟まない。
グチ「いやーまあ、適当な話になるが、俺たちって実は結構強いんじゃない?」
トラ「、、は?」
グチ「あぁもちろんマンティスやマッサーカ増してやユネルコ軍には匹敵しないと思うよ。ただカイの想いを組織が汲み取ったのかもしれないが本来俺たち待機組なんだぜ。それなのにここにいれるんだ」。「しかも生き残ってもいる。だから少なくとも皆の足手纏いにはなってないんじゃない?むしろ必要としてくれてる可能性すらある」。
カイ「本当のことはよくわからない」。
「ただ俺は2人に本当に感謝している。俺の私情にここまで付き合ってくれてるんだし」。「
だからこそお前らの意思も少しでも尊重したい。嫌になったら逃げてもいい。これは突き放してる訳じゃない。親友の本当にしたい事を優先する」。
「ただそれだけ。」
トラ「、、、はは。カイ、グチ。君たちは本当にズルい。ズルすぎるよ。お陰で俺も帰りたくなくなっちゃったじゃん」
グチ「OK。それが間違いちゃうなら俺たちを助けてくれ」。
トラ「任せて」
餡は何も言わずに微笑んだ。




