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holiday  作者: NY
ネズミの研鑽編
5/30

holiday 第五話 炎

前回のあらすじ

路頭に迷ったカイが見たのはネズミが蛇を撃退しているところ。そこで彼は一度決闘に行ってみようと決意したのだ。そして決闘当日、その相手であるのは小柄な女性の餡。しかしカイは彼女にボロボロにされたが何かを感じたのか彼女は気絶したカイを起こして1ヶ月以内に自身に一撃を与えたら勝利という条件で修行が始まったのだ。

そして彼らの修行がはじまった

餡の修行は決して生易しいものではなく、

朝5時30分から夜10時まで基礎体力の向上。主に彼女の武器でもある瞬発力と筋力を中心に行っていく。無論ここで1ヶ月を過ぎることもあり得る。ただクリアだけではなく次の修行をクリアそして彼女の決戦に間に合わなくては話にならない。そして餡はダンベルをカイに待たせながらカイに話す。「君、名前を聞いていなかったね」。カイ「かかか、、、か、い、、」餡「え?なんて?はっきり喋って〜」。カイは倒れたが

そんなもん餡は許さん。水をかけて「ほらほら〜倒れてる暇があるなら反復横跳びでもしたらどう〜?」こんな日が二週間も続き、やっと及第点を彼女からもらった。

しかし、一番簡単なところで2週間も時間を食ってしまった。次は力の入れ方抜き方の訓練だ。餡は

どこから取ってきたのか人体模型を置き、話した。

餡「まずは心を無くして相手の懐を取る。そして壊したいところにだけ力を一瞬加える。そうすると並の人間程度の腕なら折ることができる。カイは彼女があまりのプロであるが故にそれが簡単そうに見えたが、力を入れると他の力が抜けてバランスが崩れてしまう。逆に抜いてしまったら余計なところに負荷がかかり自分がダメージを受けてしまう。呆れた餡は問う。「君、なんかむかついたこととかない?それを上半身にのみ込めて下半身は何も考えないでみ、初心者はイメージしかないよ」そしてカイは考えた。むかついたことをそして思い出した。マンティスに門前払いされたことだ。そしてそれを思いながら力を加えると僅かだが模型の靭帯に傷を入れれたものの、自分もそれと同じくらいのダメージを負ってしまった。餡は「全く。何をどうしたら自分にダメージなんて負えるのよ。私が初心者の時でもそんなことはなかったわよ」カイは「うるさいな。人には得意不得意があるんだよ」餡「まあ一ヶ月もすれば君とはお別れなんだけどね。」カイはその一言に苛立ちを覚えた。そしてカイは寝る間も惜しんでやり続けた。そして自覚した。(このままじゃ彼女の言った通り無駄な一ヶ月を過ごしてしまうと。彼女のやり方じゃ何年もかかってしまう。自分のやり方を見つけなくては)

そして模索し模索し続けたそして思った。そう、噛みつきだ。虚をついただけとはいえ自分の噛みつきは彼女を初めて避けさせたものだ。彼女が虚をつくなら他のものもつくはず。そして腕を持ち上げて噛みつき、弱ったところを彼女に言われた通りの曲げ方をしてみた。するとダメージは同じものの、自分への負担がかなり小さくなったのだ。これを極めれば彼女にも匹敵する威力が出るかもしれない。餡はその工夫する姿を見ていた。来たる三週間目。無論腕の折り方だけで修行は終わらない。打ち合いだ。戦いともなれば避けては通らないもの。しかし餡は避けるばかり。まだ打つ価値もないと見られていた。餡「攻撃が単調すぎる。ネズミの癖にパンチの一つ覚え。君が使う噛みつきさえも一度見たしまえば簡単に読めてしまう。同じことだけでなく違うことをし続ける覚悟をもて」

カイは以前のように反抗する態度はみせず、従順に従った。そう、彼が今必要なのは覚悟。ただ立ち向かうのは覚悟ではなく無謀。それを履き違えていたのだ。あの時なら簡単に身に付かなかっただろう。だが今のカイはあくまで履き違えただけ。それを聞いたかれは覚悟の性質について理解しようとした。

そして4週間目。もうあとは餡に挑み続けるしかない。果たして彼は彼女に一撃をお見舞いできるのだろうか

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