44/131
holiday 第四十四話 狩るもの拒まず
前回のあらすじ
ユネルコとマッサーカの血戦。それは壮絶なものだった。マッサーカの修羅とも言える執念でユネルコの肋骨に一撃を喰らわした。だがそれでもユネルコは立ち上がりマッサーカは敗れて縛られてしまった。
生きるか死ぬかは運命の気まぐれ。
場面は一転し、フレックサーとトノの一騎打ちだ。マリアは加勢よりも周りの指揮を優先し、階段を降りる。そして降りた先の部屋へ向かう。その様子は誰にもみられていない。
マリア(視覚というのは脳の情報の80%程。それがない場合私たちは20%の情報で戦わないといけない。これは非常に不利だ。もしどこかの戦況が奴らに傾いてきたらそれは仕方なく加勢しよう)。
そしてフレックサーは言う。
「お前さん。言葉がわかるのか知らんが一応聞く」。
「もしユネルコ軍の誰かに操られているのならもう安心せい。今日でそいつらは壊滅する。こっちにこい」。
そしてトノは近づく。フレックサー「よしよしいい子だ」そして頭を撫でようとした瞬間、
トノの牙が飛ぶ。予期してたかのようにフレックサーは軽々と後ろに飛ぶ。トノのオーラは肉食獣のそれを遥かに超えている。それはフレックサーも同じ。同じ空間に人がいたとすればそいつが潰れるほどのものだ。
そしてフレックサーが手と手を合わせて構えの姿勢を取る。




