holiday 第二十八話 弱い牙
前回のあらすじ
カイが幼少期の思い出を蘇らせ辿り着いたものは釣竿を自分の武器とするというもの。トラもグチも最初は動揺していたもののカイのことをより深く理解し
トラはチャクラム、グチは拳と自分の道を開拓していったのだ。
そして剣豪マンティスとの模擬戦が今始まろうとしていた。
こうして戦闘が始まった。
その戦闘ではムサシやマッサーカ、餡も見ていた。
マンティスは一歩も動かず木刀を構える。それは戦略なのかはたまた余裕なのか彼らにはわからない。
グチがマンティスの正面。彼から見て右にカイ、左にトラという形を取り、
先手を取ったのはカイ。彼は釣竿を高く上げ真上の大きな平たい電球をかち割った。
それがマンティスに降り注ぐ。彼の心眼の真髄は五体が軸となっている故一瞬だけだが電球の割れる音と降り注ぐ破片で二つが塞がれる。
そしてグチが上下左右立体的な拳を見せる。マンティスはそれを避けては避ける。
トラ(止まるな。少しでも止まったらあの木刀で一撃。それで確実な1人ずつ潰されておしまいだ。)
カイ(あぁわかってる。)
そしてトラがチャクラムを二つ違う方向に投げる。マンティスは馬鹿の一つ覚えとでも言うかのような目で軽々と避ける。
しかしトラの目に違和感を覚えた。その目は彼を狙っておらず、何かと思いきやそれをグチがキャッチし、マンティスを斬りつけようとした。
違和感に気づいたマンティスはギリギリを狙ってよけグチの延髄に叩き込もうとした。しかしなんともう一つのチャクラムが彼を襲った。マンティスはこれもよける。そう。グチは一見何も考えずにマンティス目掛けて力任せに斬りかかろうとしていたようにみえた。
マンティスを斬りかかろうとしたのは事実。故にマンティスの心眼に引っかからなかった。
ただグチとトラには狙いがありグチが振り上げて時に出る風圧でチャクラムをマンティスのもと目掛けてブーメランの如く飛んできたのだ。そしてグチが即座にバックスステップで射程圏外から外れマンティスが避けた二つ目のチャクラムが勢いを失った瞬間、釣竿の針がチャクラムの中心にかかった。普通なら釣竿を引きマンティスのところへ来ると思うだろう。
しかしマンティスは心眼でまたもやマンティス自身を目掛けてないことを理解したためチャクラム以外を警戒した。がその時目の前にチャクラムがやってきた。おそらくカイはマンティスの近くにチャクラムを運ぶまで彼を狙い気ではなかったのだ。
それすらもマンティスはよける。だがそれはこれまで円盤上に飛んできたチャクラムがいきなり前に起きてきたのだ。マンティスは精密機器のようにギリギリで避けるが故に横の幅が広がることで少し当たった。マンティスはコメカミにあたたかいものが流れる感触を自覚した。
そこからマンティスの目の色が変わった。3人を訓練生としてではなく立派な戦闘者として見た証拠だ。3人は冷や汗を垂らしながら構えるがもうその時すでにグチのすぐ隣に彼がいた。
そして手刀でグチを倒し、その後もカイ、トラを順番に片付けた。
祝日の余興
ユネルコ「ねーこはこたつで丸くなる〜♪」
マリア「いやまだ夏なんですけど」
マリア「それは置いといて今日紹介するのは金魚」。
マリア「フナが品種改良されたことにより誕生した魚よ」。
ユネルコ「あの穏やかな色から派手になるなんて夏と冬ぐらいのギャップだね」。
マリア「金魚の中でもデメキンや朱文金とかなり種類があって世界中で愛されている魚の一種だね」。
ユネルコ「そういえばお金払わずに金魚すくいで全ての金魚取ってきたことあるよ」。
マリア「いますぐ謝りにいくよ!」




