holiday 第二十二話 虚をつく
前回のあらすじ
ついに作戦の実行にでたマンティス尾行組。だがその手はマリアにとって子供の遊戯。即行でカニヘンダックスのユネルコ軍と挟み撃ちをし、4人を追い詰める。一方マンティスはマリアが部屋にいるという最悪の予想が外れることになり精神の安定を取り戻したのであった。
そしてマリアはユネルコを呼び、4人の拘束を交代させ、自分は新人の面接をしに行った。ユネルコ「この女の子は感情が読みにくいからわからんが君たち、最悪な状況の割にはなんかこう、目が希望に満ち溢れてる感じがするね。」「何かいいことでもあった?聞かせてよ」。ユネルコ「て、あちゃー。トノのご飯買いに行くの忘れてた。」
ユネルコは余裕なのかよく舌を動かす。そしてそれを聞いたダックスはクゥンと耳を垂らし落ち込んだ。
今ので確信した。あの犬の名前はトノだということを。だがそんなことはどーでもいい。マンティスのメンタルはどうなっているのか今の4人にそれを知る術はない。
そしてユネルコと交代してマリアが入ってきた。無論かなりの威圧感を感じるがさっきとは違う。自身に満ち溢れている。今の彼はマリアでさえもこの短時間なら目を惑わすこともできる。そしてマンティスは言う。「悪いがコーヒー淹れてきてくれないか」。マリア「なにそれ?新人の癖に随分と偉そうね。まあ面白いからいいけど」
彼女はキッチンにあるコーヒー機を使い、コーヒーを淹れる。その間でさえコンマ1秒の隙すら見えない。
マンティスは思考する(なるほど。俺が直接気を逸らせるのは不可能に近いな。だとしたら周りを怪しまれないように観察する方がいいな。そしてマリアとの面接で彼はなんと視野を使い見たいものそのものを直接みず身振り手振りを使い周りを観察したのだ。
(カーテンの奥にはイシガメらしき姿が見える。しかし大きさは明らかにゾウガメクラス。コイツもユネルコ軍の一員と見て良いだろう)
マリア「なに?うちの亀になんか用?」
マンティス「いやーイシガメでこんなに大きいのは見たことなくてつい」マリア「あっそ」。そして目に見えない攻防は続く。
祝日の余興
ユネルコ「はーい。今日からこのコーナーで動物についてみんなに解説したいと思います」。
Nマリア「ちょっと。長話はやめてよね。ここ本編じゃないんだから」。
ユネルコ「記念すべき第一回の動物は」
ユネルコ「ダックスフンド!」
Nマリア「この犬種は昔、アナグマを狩るために改良された犬なんだ」。
ユネルコ「そのためにできた短い足と長い胴がチャームポイントだよ」。
Nマリア「私たちユネルコ軍に入っているトノはカニヘンダックスっていうダックスの中でも最小の犬種なの」。
ユネルコ「はい。ではここまで。次回もお楽しみに〜」。




