holiday 第十九話 ヘビに継ぐネズミ
前回のあらすじ
マンティスが遂にマッサーカとムサシにユネルコ軍のアジトに潜入すると報告した。ムサシはとマッサーカは一度は止めたもののマンティスの覚悟を尊重して行かせることにした。
そして訓練中の3人に餡が話しかけた。
「カイ、グチ、トラ。出かける支度をして。荷物は最低限。服はこれを着て」。
渡されたのは黒の全身タイツだった。トラはこれを見て何かを悟った「え、君は何をする気なんだい?」餡「そろそろこの訓練に挑んでもいいと思ったのよ」グチ「その訓練って、、?」
餡「決まってるじゃない」。
「マンティスの尾行よ」。
カイ グチ トラ「えぇぇぇ!?」
カイ「餡。これは流石の君でも許せないよ」
トラ「マンティスの覚悟を踏み躙る気?」
グチ「てめえそれでも戦闘者か?」
餡「だからよ。あんたたちが彼の思いを踏み躙らないようにしないといけないのよ」グチとトラはアイコンタクトで会話した。グチ(この女想像以上にやばいかもな。)トラ(そうだな。まさか人の思いを人質にして俺たちの士気を高めるとああ発想になるとは)
餡「大丈夫よ。私がいる限り奴らにバレることはない。それがたとえNマリアっていうやつでも」カイ「それもそうだな。踏み躙りたくないからしない。それはただの逃げだな。踏み躙らないような道を作らないといけないな」
餡「そういうことよ。ということで私のいう通りにしなさい。少しでも違うことをすると奴らとマンティスならすぐに気づくわよ」。
そうして4人は全身をタイツで包み餡を先頭に尾行を教わることになる。
餡「いい?絶対舗装された道路などは渡るな」。「大回りでもいいから陰に隠れら且つ標的を見失わないようにしなさい」。「だけど視線は直接標的を見るな。見るならせめてスマホのカメラ越しに見るとか風景と捉えて見るとか。とにかく凝視はするな」。「そして当たり前だが歩く時、常にしゃがむ、かつ音のならない足の踏み場を見つけるか自分で作りなさい」。
そうしてマンティスを尾行しながら餡は3人にレクチャーしていく。餡「これが一番大事かな?自分を自分と思うな。今は私が風景にしてあんたらを巻き込んだいるが私がいなくなった瞬間もう見つかってしまう。私がいなくてもできるように自分のことはゴミか何かとでも思ったきなさい。いや、思ってもダメね。そして私は多少喋りながらでも精度は変わらないけど君たちはそうはいかない。絶対声を発するな。仲間と話すならアイコンタクトとかメモ帳とかにしときなさい」
そして組織とマンティスの思いを人質にされていることもあり、3人の集中力はかつてないほどに高かった。
そしてついにマンティスの前にユネルコ星人が姿をあらわす。




