holiday 第十三話 訓練をしよう
前回のあらすじトラが嘘をついた理由。それはカイを守るためだと判明した。トラは日頃から母のために先生に嘘を吐き、バレる度に怒られていた。だがカイは怒らずグチも笑い飛ばした。これによりトラの居場所が少しずつだが形成されていった。
カイ、トラ、グチの3人はジムの扉を開ける。そこは大きな総合体育館のようなもので筋骨隆々のものから何をどうしたらそのような細さになるかわからない者まで多種多様な者がいた。
そして最初に行ったのは無論戦闘シミュレーションだこのイベントは週に一度1時間しかないもの。自分のレベルに合わせてBOTが起動し戦うことができる。自分のレベルに合わせられるが裏を返せば己の実力を見誤ると一気に命に関わる代物のためここで自分の実力の分析能力を上げることができる。
まずはトラ。レベルは最低に設定して攻撃を開始した。そしてよく分析した。(ステータスは足元にも及ばないが戦闘スタイルはオールラウンダーであろうマッサーカに近いものがある。オールラウンダーには一点特化の能力にはめっぽうよわい。よって自分の身体能力で一番高いものである蹴り技が最適解。そして無駄がゼロというわけではないが確実にbotの身体機能を削いでいき勝利した。
グチ「うわー。最低レベルのくせにちょびちょび壊しやがって。」カイ「でもトラはノーダメージかつ動きの無駄が極端に少なかった」。
グチ「当然だろ最低レベルなんだし」「見てろよ俺の本気を」。そしてグチは一気にbotのレベルをMAXにした。勝敗はコンマ1秒もかからなかった。リング外で倒れるグチ。トラ「よかったね。maxにしたことによりbotの超パワーが発動し君は大きく飛ばされたがゆえに衝撃はかなり分散されてたよ」グチ「うるせー小心者。男は格上に挑んでなんぼじゃ」。
カイ「次は俺が行こう」そしてカイはbotを自分のレベルより1〜2段上に設定した。そして戦いが始まる。無論彼は真正面から撃ち合えばかなり不利。カイは防御の姿勢をとる。カイ(よーし。落ち着け。別に相手と同じ土俵に立つ必要はない」。そしてbotの間合いから逃げた。グチ「おいおい頑張れよ。オメーも小心者か?」トラ「静かに。彼にも何か策略があるんやろ」そしてカイはリングのネットに踏み込み、一気に飛び出した。そして餡から教わった関節外しをその速度に加えて行いbotの腕を破壊した。そしてbotの足を蹴り跪かせ、トドメの一撃。見事botに勝利した。
グチ「なかなかの戦闘センスだな」トラ「やるね。格上に挑むうえにちゃんと勝ちきる」カイ「ちょっと野朗との決闘でね。少しだけ賢くなったんだ」。
グチ「じゃあ次はあそこいこーぜ」トラ「さんせー」




