holiday 第十二話 それぞれの人間性
カイが掟を知らずに知らずに破ってしまったことによりカイを追放するかホープ・ファミリーの士気を下げるかの二択を迫られたマッサーカとムサシ。だがそこにフレックサーが現れ新しい二択についたの教えをもらう。それにより外に出すことによるリスクも考え、カイを一時謹慎という形で処罰がきまった。
こうして一度自分の部屋に戻ったカイ。そこにはルームメイトであるトラとグチがいた。
トラ「大丈夫だった?」グチ「まさかきて初日で脱退とか笑」トラ「おいっやめろって」
カイ「なんとか脱退は免れたけどそれでも一ヶ月の謹慎」。
トラ「そうか。ならその間俺も君と一緒に修行するよ」
グチ「それはいいんだけどさトラ、お前はムサシってやつと何を話してたんだ?
トラ「あぁ。君たちになら正直に言ってもいいね」。「俺はさ、さっき厚化粧のやついたじゃん。4階から飛び降りた化け物のやつ。そいつについて聞かれた」。グチ「へ?じゃあ扉の先からもうすでにあの女の存在を知っていたってこと?」
トラ「おそらく。少なくともここに新入生以外の誰かがいたというところまでは彼の力で判明していたと思う。そして厚化粧の女は何をしていたか聞かれたんだ」。カイ「それで、アンタはなんで答えたん?」
トラ「...ムサシの話をしてたって」グチ「おいおい。そんなこと一切言ったらかったんやろ」カイ「なぜそのようなことを」
トラ「俺はね、ただ君に脱退してほしくなかったんだ。だから嘘を通そうとしたんだけど、あのムサシって人。かなりの切れ者ですぐに見抜かれた。だから仕方なく正直に話したの。本当にごめんね。あそこでバレてでも嘘を通せば君の謹慎はなかったのに」
グチ「いや別にこのカイってやつがやらかしたんだから何もお前そこまでしなくてもいいやろ。脱退してもここに来れる実力があるんだからまた戻れるでしょ」。
カイ「こいつのいう通りだ(あ、そういえばこいつの名前聞くの忘れてた。まあ後ででいいか)自分のケツは自分で拭かないとここではやっていけん。でも俺のことを思ってくれたんだね。ありがとう。」 トラ「え?怒らないの?」グチ「なんじゃオメー。随分な怯えようだな笑」。
トラ「いやー俺ここに来るまでは受験生で偏差値80の犬野大学にいけと親からいわれてそのためには嘘もつかないといけなかった。そしてその嘘が先生にバレたら親から殴られた。そして受験に落ちて親から追い出されて辿り着いたのはここってわけ」。カイ「そうなんだ。それは辛かった。多分比べてはいけないと思うけど俺も一応高校受験生で親からも結構期待されたのが余計辛かったからな」
グチ「まあそんな暗い話置いといて戦闘シミュでもしようや。ジムでやってるらしいぜ」
カイ「を?ええじゃん。行こ行こ」。




