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090⚫️北半球

バルハインは、故国と四季が逆であることに、あらためて驚いた。

’あの世’の花園が見え、天使の声が聞こえていたのに、

気がつくと船の上だったのだ。

しばしの航海のあと、彼はそこにたどり着いた。

上陸して衣食住が与えられ、人々は柔らかいほほ笑みで彼を迎えた。

敵だったのだぞ。

彼は何度も叫びそうになった。

しかし・・・そこには、そう言えないほどの安らぎがあった。

彼は体力を回復し

同じ故郷の人々に会う。

そのひとりが

ラスカルである。

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