第52章:夜明け前の客
「もう夜になりそうなのに、まだ着かないね」とヴィオナが、暗くなり始めた空を見ながら言った。
「本当に正しい道を選んでいるんだろうな?」とナツが女性に言った。
「どうして疑うの?」と女性が言った。
「何時間も歩いているのに、まだ着かないからだ」とナツが言った。
「ダラは、私があなたたちを連れて行く場所で待っている」と女性が言った。
「本当に正直に話しているの?」とヴィオナが言った。
女性は足を止めた。「着いた」と言った。二人も足を止めた。
二人は周囲を見回した。
「ダラ、二人が着いたわ」と女性が呼んだ。
すると、カイの母親が木の後ろから出てきた。彼女は何事もなかったように元気そうで、擦り傷もなく、服も乱れていなかった。
「ほら、ここにいるでしょう?」と女性が言った。
「遠くまで歩かせてしまってごめんなさい」とカイの母親が言った。
「ありがとう。もう行っていいわ」と言った。
その女性はゆっくりと消えていった。ヴィオナはそれを見て驚いた。
「あなたたちは大丈夫? 誰か怪我をしている?」とカイの母親が近づきながら言った。
「うん、少しだけ」とナツが言った。
「お母さんは?」とヴィオナが言った。
「私も大丈夫よ」とカイの母親が言った。
「それで、どうして僕たちをここに呼んだの?」とナツが言った。
「実は、さっきの二人が私を誘拐した目的が分かったの」とカイの母親が言った。
「それは何?」とヴィオナが言った。
「私が飼っている悪魔を手に入れたいのよ」とカイの母親が言った。
「飼っている悪魔?」と二人が言った。
「その悪魔は大きな力を持っている。もし私たちがその悪魔を従わせることができれば、一つの街全体を破壊するよう命令することさえできる」とカイの母親が言い、二人は驚いた。
「きっと、あいつらはその悪魔を利用して政府と戦い、政府を乗っ取ろうとしているのよ」と言った。
「今の政府だってすでにひどいのに、あいつらがそうなったらもっとひどいだろう」とナツが言った。
「その可能性はかなり高いの?」とヴィオナが言った。
「そうなる可能性はある。でも、その悪魔は私が命令しない限り扱うのが難しいから、簡単ではないでしょう」とカイの母親が言った。
「でも、一つ問題があるの」と言った。
「何?」とヴィオナが言った。
「あいつらがその悪魔を狙っているなら、息子のカイが危険になる!」
***
時計はすでに午前1時17分を示していた。暗い部屋では、ステラとミシェルが二つのベッドで眠っていた。
一方、別の部屋では、毛布の中に隠れているカイがいた。その部屋は暗かった。毛布の中では、彼は携帯電話を使っていて、その光が顔を照らしていた。彼はセーターを着ていなかった。
(今まで、ナツ兄さんとヴィオナ姉さんから何の連絡もない)とカイは、ナツの連絡先と、カイからの不在着信履歴がたくさん表示された携帯電話の画面を見つめながら心の中で思った。
(母さんも同じだ)と母親の連絡先に移った。そこにはさらに多くの着信履歴があった。
(まったく! 面倒くさい!)と心の中で思った。
「息が苦しい」と言い、毛布を開けて座った。
「え?」彼は右を向いた。すると、ラジもまだ眠っておらず、ベッドの近くの壁にもたれていた。彼は医者の上着を着ていなかった。
サイとルイスもそのベッドで乱れた姿勢のまま眠っていた。二人もジャケットを着ていなかった。
「お前、まだ寝てないのか?」とカイが言った。
「まだだ」とラジが答えた。
「耳の状態が不快なんだ。特に横にならなきゃいけないと」
「眠れないんだ」と言った。
「俺も眠れない」とカイが言った。
「あいつらにはまだ連絡がつかないのか?」とラジが言った。
「誰が?」とカイが言った。
「さっきから、俺たちと一緒にいない人たちに電話をかけようとしているだろ?」とラジが言った。
「え? どうして分かった?」とカイが言った。
「さっきから、お前の携帯電話の呼び出し音が聞こえている」とラジが答えた。
「お前な! 一方の耳が使えなくても、お前の耳は相変わらずなんだな」とカイが苛立って言った。
「正常だった時ほどはっきり聞こえているわけじゃない」とラジが言った。
「まるで自分がもう障害者になったみたいな言い方だな」とカイが言った。
「だいたいそうだろ?」とラジが言った。
「コン、コン」とドアを叩く音が聞こえた。
二人は驚き、互いに顔を見合わせた。
「玄関のドアの音だ」とラジが言った。
「こんな死んだ街で、誰が訪ねてくるんだ?」とカイが言った。
「コン、コン、コン」と、またドアが叩かれた。
カイとラジは互いにうなずいて合図した。二人はベッドから降りて部屋を出た。すると、向かい側の部屋にいたステラも出てきた。
「え? どうして出てきた?」とカイが言った。
「ドアを叩く音が聞こえたの。あなたたちも?」とステラが言った。
「だから俺たちも出てきた」とカイが言った。
「じゃあ、一緒に確認しよう」とラジが言った。三人は部屋の廊下を歩き、階段を下り、玄関へ向かった。
「すみません!」と一人の男の声が聞こえた。
三人は互いに顔を見合わせた。
「誰?」とステラが言った。
「聞き覚えのある声じゃないか? 確信はないが」とラジが聞き取ろうとしながら言った。
「いつでも入れるぞ! でも、俺を入れてくれるのか?」とその声が言った。
「どうする?」とステラが言った。
「悪意がないなら、入ってくれ」とカイが言った。
するとドアノブが回り、ドアが開いた。三人は、ドアの向こうから現れたカストルを見て驚いた。
「き、君?」とカイが言った。
「邪魔してすまない」とカストルが言った。
「何をしに来た?」とカイが言った。ラジは真剣な表情をしており、ステラは怒っているようだった。
「誤解しないでくれ。俺は悪いことや、そういうことをするために来たんじゃない」とカストルが言った。
「じゃあ、こんな夜中に何をしに来たの?!」とステラが冷たく言った。
「す、すまない。落ち着いてくれ。俺は今朝お前を困らせた男とは違う」とカストルが言った。
「伝えたいことがある。話をしてもいいか?」と言った。
***
「まず、今朝の俺の態度が失礼だったなら謝る」とカストルが言った。三人は食卓に座り、カストルと向かい合っていた。カイが中央、ラジがその左側、ステラが右側に座っていた。
カイとラジは真剣な表情をしていたが、ステラは苛立っているようだった。
彼はズボンのポケットから何かを取り出した。「自己紹介しよう。俺はカストルだ」と言い、ゴールド・オーガニゼーションのバッジを見せた。
「き、君が?!」とカイが驚き、ラジとステラも同じように驚いた。
「そうだ。俺もお前たちと同じだ。ただし、俺はゴールド・オーガニゼーションの個人会員だ」とカストルが言った。
「俺たちは知らなかった」とカイが言った。
「当然だ。俺は今32歳だ。つまり、俺が初めて加入してから個人会員になるまでの間、お前たちはまだ加入していなかった。だから俺たちは会ったことがなかったんだ」とカストルが言った。
「でも、どうして悪い二人と一緒にいるの? 個人会員なら、国に尽くして困っている人たちを助けるのが仕事でしょう?」とステラが言った。
「それは他の個人会員が一般的にやっていることだ」とカストルが言った。
「だが、国への貢献や社会の平和を守る方法は、お前が話しているようなものだけじゃない。俺のような例もある」と言った。
「何か理由があって、あいつらに加わったのか?」とカイが言った。
「簡単に言えば、あいつらをスパイして、目的や任務、それからあいつらの仕事によってどんな危険が起こり得るのかについて情報を得ようとしているんだ」とカストルが説明した。
「どれくらい前から?」とラジが言った。
「実はかなり前からだ。あいつらのほうから俺を誘ってきた。そして俺は、自分がゴールド・オーガニゼーションのメンバーだという事実を隠すことにした」とカストルが言った。
「まさか、お前たちと出会うことになるとは思わなかった」と言った。
「そういうことか。じゃあ、さっきは仲間がいたから悪人のふりをしていただけなんだな」とカイが言った。
「その通りだ」とカストルが答えた。
「だが正直に言うと、さっき俺は本当に銃でお前たちを殺すつもりだった」と言い、カイとステラは驚いたが、ラジはただ真剣な表情をしていた。
「俺はあの二人の命令に従って、それをしなければならなかった」
「そして、こいつが君たちを助けて、弾丸を自分の近くで外させた」
「すまない。だが、さっきお前がそのせいで怪我をしたのを見た気がする」と言った。
「大した問題じゃない」とラジが言った。
「それと、お前たちに聞きたいんだが、ダラという名前の母親はどこにいる? さっきはお前たちと一緒だったんじゃないのか?」とカストルが言った。
「それがどうした?」とカイが真剣になり始めて言った。
「何でもない。ただ、あいつらが母親から狙っているものは、母親が飼っている悪魔だと言いたいだけだ」とカストルが言った。ラジはそれを聞いてすぐに驚いた。
「悪魔? 俺はそんなこと何も知らない」とカイが言った。
「だから、その母親について聞いたんだ。もしかしたら、このことに対処する方法を知っているかもしれないからな」とカストルが言った。
(俺があいつの息子だということは、知らないほうがいいだろう)とカイは心の中で思った。
「ところで、俺はお前たちに、あの黒髪の子供についても聞きたい」とカストルが言った。
「あいつがどうした?」とラジが真剣な目で言った。
「い、いや、何でもない」とカストルは緊張した。
「顔が、戦死した隊員のサトリアさんにとてもよく似ていると思ったんだ」と言った。
「あなたは彼を知っているの?」とカイが言った。
「もちろんだ。俺たちは年齢もそれほど離れていなかったから、お互いに知り合いだった」とカストルが言った。
「もし彼がまだ生きていたなら、今年で36歳になる」と言った。
「どうして話があちこち変わるの?」とステラが言った。
「重要じゃない話をするより、あいつらが俺たちを何に利用するつもりなのか知っているのか? 俺たちを利用すると言っていた」とカイが言った。
「そのことか? 実は、お前たちにとっては難しいことになるだろう」とカストルが言った。
「俺たちのリーダー、ダリオさんは、もし悪魔を捕まえることに成功しても、その悪魔を制御するのは難しいだろうと考えている」
「だから、もし悪魔が反抗した場合に、お前たちを使って悪魔と戦わせたり、食い止めたりするつもりだ。あるいは、お前たちは悪魔の力を試すために使われるかもしれない」と言った。
「だから、あの夜にあいつらを追ってきたお前たちを全員連れてきたんだ。人数が多いほど、俺たちにとっては楽になるからな」
(まったく、あいつらは俺たちを死なせたいのか?)とラジは心の中で思った。
(あの時は、カイがまだ完全に支配されていなかったから止めることができた。それでも、あいつに気づかせるために、まず怒鳴らなければならなかった)とラジは、あの時の戦争で怒りに満ちていたカイを思い出しながら心の中で思った。
(もしそれが起きたら、俺たちには止めるのが難しくなる)と心の中で思った。
「それに、この家が捨てられた後も人が住んでいるように見える理由を、お前たちは疑問に思わないのか?」とカストルが言った。
「どうして?」とカイが言った。
「ダラさんはずっとここに住んでいたんだ」とカストルが言い、カイは驚いた。
「どうやって生き延びていたのかは分からないが、俺たちは何度かここに来ている」とカストルが言った。
「俺たちは何度も協力を申し出た。もし悪魔を引き渡してくれるなら、俺たちの目的が成功した場合、その利益も分けると言った。あの悪魔は彼女にしか従わないらしいからな」
「だが、彼女はいつも拒否して、悪魔はもう自分と一緒にいないと言った。俺たちは彼女が嘘をついていると思い、何度も要求し続けた」
「だが最近、彼女は四番街からいなくなり、俺たちは五番街で見つけた。ダリオさんはすぐに俺たちに彼女を誘拐するよう命令した」と彼は説明した。
「お前たちはかなり強引なんだな?」とカイが少し苛立った様子で言った。
「俺たちは彼女について多くのことも調べた」とカストルが言った。
「俺たちが見つけたデータによると、ダラさんにはすでに家族がいた。夫と、子供だ」
「だが、俺たちが聞いた話では、7年前の虐殺の後、子供はもう彼女と一緒にいない」
「まあ、ダラさんが自分の子供の目の前で夫を殺してから、二人の関係はとても悪くなったらしいが」と言った。
ステラはそれを聞いて驚き、ラジは相変わらず真剣な表情をしていた。一方、カイは苛立っているようだった。
(今の話は、カイが話していたこととまったく同じだ)とラジは心の中で思った。
「だから、彼は父親を殺した母親に対して、あんな無礼な態度を取っているんだ」
「俺たちがまだ疑問に思っているのは、いったい何が理由で彼女がそんなことをしたのかということだ」と言った。
「残念だな。せっかく彼らの家族は――」
カイは突然椅子から立ち上がった。二人は困惑した。
「俺は上に行く。お前たちはそのまま話していてくれ」と言い、歩いていった。
カストルとステラはカイが去っていくのを見つめたが、ラジは見ていなかった。
「それで、あなたはどうして俺たちにこんなことを全部教えるんです?」とラジが言った。カストルは彼のほうを向いた。
「どの観点から考えても、その情報は俺たちには関係ない」と言った。
「俺はただ、俺たちが何をしているのか、そして何を見つけたのかを話しただけだ」とカストルが答えた。
カイは部屋のドアを閉めた。彼はため息をつき、そこにもたれかかった。
(ちっ! またあのことを思い出さなきゃいけないのか)とカイは眉をひそめ、苛立ちながら心の中で思った。
(大したことではないように見えるかもしれない。でも、あのことを思い出した時に俺の精神状態がどうなるのか、あいつは知らない)
(そして、あいつは簡単にまた俺の人生に現れた!)と怒りながら心の中で思った。
***
「どうやら、俺たちの話はここまでにしたほうがよさそうだ。俺はもう行く」とカストルが椅子から立ち上がりながら言った。
「じゃあ、あなたはこれだけのために来たの?」とステラが、まだ不満そうな顔をしながら言った。一方、ラジは無表情だった。
「俺は自己紹介をして、お前たちがここにいることを明確にしたかっただけだ」とカストルが言った。
「俺も急いでいるから、これ以上話している暇はない」と言い、カストルは紙切れを一枚、机の上に置いた。
「分かった。それじゃあ、またな」と言って歩き去った。
「もう一度ドアに鍵をかけておくから、怒らないでくれよ!」と言いながら台所から出ていった。
ラジとステラは黙っていた。ステラは物悲しそうな目をしており、ラジは相変わらず無表情だった。
「お前、あいつらにかなり腹を立てているみたいだな」とラジは振り向かずに言った。
ステラは振り向いた。「うん……まあ、そうね」と言った。
「最初はそうでもなかった。でも、さっきあいつらの仲間にからかわれたから、ずっと腹が立っている」とステラが言った。
「それは当然だ」とラジが言った。
「聞きたいことがある」とステラが言った。
「何だ?」とラジが言った。
「男ってみんな同じなの?」とステラが言った。
「どういう意味で?」とラジが困惑した様子でステラを振り向いて言った。
「あなたなら私の言いたいことが分かるでしょう」とステラが言った。
「それは完全には正しくない」とラジは無表情のまま前を向き直った。
「確かに多いかもしれない。でも、よく見れば、良い人もたくさんいる」
「でも、どうしてそんなことを聞くんだ?」とラジが振り向いて言った。
「いや、さっきの女好きな男を見ていたら、父親を思い出したの」とステラが言った。
「じゃあ、お父さんは……」
「ち、違う。あの人は女好きの男じゃない」とステラがラジの言葉を遮った。
「でも、悪い男ではあった」と言った。
「悪い?」とラジが言った。
「いつも女性に乱暴な男について、あなたはどう思う?」とステラが言った。
「クズみたいな男に聞こえる」とラジは前を向いたまま言った。
「まさか、お前が父親について話しているんじゃないだろうな」と言った。
「うん……まあ、あなたの言う通りね」とステラは無理に笑った。
「私の父親は、私がこれまでの人生で見てきた中で一番役に立たない男だった」と言い、ステラは物悲しい笑みを浮かべながら下を見た。
「私が毎日見ていたのは暴力だけで、いつも聞いていたのは、母が苦しんでいる声だった」と、床に横たわった女性に暴力を振るっていた男を思い出しながら言った。
「私も時々、あの人の暴力の被害に遭った」と、その男に殴られることを恐れていた自分を思い出しながら言った。
「誰もお前たちを助けなかったのか?」とラジが言った。
「うん。あの人は、誰にも訴えたり助けを求めたりしないように、私たちを脅していた」とステラが言った。
「そしてついに、母はあの人によって死の淵に追いやられた」
「母は床に横たわっていて、体は傷つき、もう人間ではないように見えた」とステラは母の状態を思い出しながら言った。ラジは眉をひそめ、嫌そうな表情をした。
「でも、先に死んだのは父親のほうだった」とステラが言った。
「父親が?」とラジが振り向いた。
「誰かがその時に父親を殺した。そして、母よりもひどい状態で死んだ」とステラが言った。
「人々が私たちの家に集まってきて、その騒ぎを見た」
「母はすぐに病院へ運ばれた」とステラが、母が救急車で運ばれたことを思い出しながら言った。
「でも残念なことに……母は助からなかった」と病院で母の顔に毛布がかけられていた時のことを思い出しながら言った。
「つまり、その時に二人とも失ったのか?」とラジが言った。
「うーん、一方では、もうあざを作られなくていいから嬉しかった。でも一方では、悲しかった」とステラは無理に笑おうとしながら言った。
「でも、父を殺した犯人は、理由がもっともで受け入れられるものだったから、罰を受けなかった」
「私もそれを問題にはしていない」
「それが全部起きたのは私が14歳の時。どこへ行けばいいのか分からなかったから、ゴールド・オーガニゼーションの入団試験を受けることにして、合格した」と言った。
「そうか」とラジは再び前を向いた。
「じゃあ、お前は乱暴に扱われるのが嫌なタイプの女性なんだな?」と言った。
「そうね。女性は乱暴に扱われるのが好きじゃないから」とステラが笑った。
「ところで、あの紙の中身を見ない?」とステラが話題を変えた。
ラジはその紙を取り、折り目を開いた。
「実は、明日、お前たちは俺たちを助けるためにこの家から連れ出されることになっている。ダラさんは自分から出頭した。だから、俺たちから逃げる方法を探せ」とラジが手紙を読んだ。
「ただし、警告しておく。誰にも助けを求めるな。もし知られたら、あいつらに始末される」
「明日?」とステラが言った。
「俺たちはまだここから出る方法を探しているのに」と不安そうに言った。ラジはその手紙を閉じた。




