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てんやわんやで異世界転生  作者: いんふぃ
第3章 マルガス公国
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てんやわんやな大捜索

無課金プレイの俺は異世界にいってもチートとは程遠い存在だった。それなら地味に生きて行くしか無いな〜異世界で細々と生きる無課金プレイヤー


という小説を投稿しました。こちらとは違いネタと話題の課金ゲームを取り入れた小説です。気になった方は是非お読みください。こちらは今の所辞めるつもりは無いですよ。

龍脈の破壊に使われた魔道具を修復しそれから犯人を捜す事にした。未だ茫然自失の皆さんに魔力を込めた言葉で元に戻ってもらおう。


『これが龍脈に使われた魔道具だ。誰かこれを知る者はいないか?』


その言葉に大公は反応し周りに人を寄越すように指示を出している。クリステラにも一応見てもらったが知らないみたいだ。少し時間がかかるようで机にお茶や菓子が用意されていく。トリヴェスにいるか聞いて見たが少ないと食べた気にならないらしくいらないと言われた。仕方がないので少しだけ摘む。お茶は紅茶かな?砂糖が入れられているらしくほんのり甘い。周りが自分を見る目が気になるが[鑑定]されなければ文句は言わない。


「さ、先ほどの魔法は…」


大公が何か言ってくるが答える気はありません。何か言えばボロが出そうで怖い。こちらから言いたい事だけいう姿勢。


「おまたせしました。宮廷魔導技師のニサカと申します。見て貰いたいものがあるとか?」


いかにも技術者な人間がやってきた。自分には全く関心を寄せず王に言われた通り魔道具の確認をしている…遂にはバラシ始めたぞ?爆発しないだろうな?


「んーそうですね。魔石を用いた爆発物に間違い無いですね。この辺では使われない部品が幾つかありますが基本的にはどの国でも作れるレベルの物です…ただこれと全く同じ物を何処かで見たような?」


頭を押さえながら思い出そうとするニサカを見てどうやら複数ある事を理解する。それならそれでやりようがある。


『[神龍紋タイプC]発動。使用スキル[探知]』


光る龍が再び現れ自分頭に絡みつく。龍が纏いし光が輪となって広がっていく!


完全制御さんと一緒に魔道具と同じ物を探す。情報処理が追いつかない、仕方がないので従属したトリヴェスにも手伝ってもらう。


「主人、これはきつい!頭が割れる!」


泣き言を言う前に頭を動かせ!大体お前も卵の育成係だったんだろ?お前の責任も多少はあるんだから働け!


3人?掛かりただ処理をしていると複数の反応がある。しかも同じ所だ!トリヴェスの檻を開けて大公とクリステラと一緒にトリヴェスの背に乗る。トリヴェスも探知の処理を手伝っていたから場所は分かるはず。一気に空に舞い目的地へと突き進む。トリヴェスは自分以外を乗せる事を嫌がったが権力が必要な場合もある。


「儂も一緒なのか!」


嬉しそうに言わないで下さい大公。クリステラは私のフードの奥を覗き込もうとしない。トリヴェスは風の結界もお願い。フードがめくれそう。


トリヴェスに結界を頼み目的地へと向かう。魔力も多少は回復してあるが4割弱といった所か…多少不安だな。実は転移魔法で単独突入をしなかった理由がこれだ。大公も強そうだし何とかなるかな?


『最悪は大公殿にも戦ってもらいたい。あの中では1番強そうだったのでな。』


大公に説明するとえらく喜んで魔法の袋から愛用だと思われる武器を出している。やっぱりストレスが溜まっていたか…


『そろそろ着くぞ!この先にある砦のような場所だ。』


トリヴェスが目指す方向にはかなり大きな砦がある。確かにそこから反応があるようだ………何だ?変な反応がある。これ竜の反応じゃないか?


『竜の卵だ!この反応は間違い無い!』


トリヴェスが怒りの咆哮を上げる。今ので此方には気付いているよな?…仕方がないか。


『これより先に行く。後から来てくれ。』


一方的に通達したあと反応に向かって空間転移を行う。魔力障壁が砦にはあるが力任せに破らせて貰う!






暗闇の中魔法の光が掲げられ複数の男が突然現れた自分に驚き反応する。自分は竜と飛竜の卵に空間遮断の結界を張る。これで魔力はほぼ無くなった。杖から黒い長剣に[アイテムボックス]を使い持ち帰る。今回初お披露目の武器だ。頑張って行こう。


無言のままこちらに襲い掛かる男達。[解析][看破]で確認した所「魔獣教団」などと言う物騒な所属になっていた。これは駄目だ、殲滅する!


エクストラスキル[剣聖]による剣技(百鬼夜行)無数の剣撃が相手に向かって放たれる一撃一撃が中位魔獣を屠れる剣撃だ。男達は体の欠片すら残らず血の霧となっていく…って弾かれた⁈


「やるな、小僧。」


1人だけとんでもない奴がいやがる!上級職業、しかもマスタークラスだ!


エクストラスキルをレベル10まで到達させた人間に送られる称号マスタークラス。まさかこんな所で出会うとは…


「剣聖スキルとは…その年で剣豪か?いいねぇ。こんな所でまさか上級職業持ちに会えるとは思わなかったよ。楽しませてくれよな!」


言葉と同時に赤黒く光る大剣がこちらを襲う。受け流そうとするが重過ぎて途中で受け止めてしまう。魔剣相手にこれはまずい!剣を断ち切られてしまう⁈………頑丈だな、この長剣…


「おいおいおい、それただの剣だよな?何で魔剣で切れねぇ…んだよ!」


相手を全力で弾き飛ばす。どうやら刃こぼれすらないようだ。いい剣だ!…でも勝てる訳じゃ無いんだよな。魔力が無くて魔法は使えず剣技じゃ向こうが上。基礎能力なら多少こちらが有利か?竜化してこれかよ。竜化に使う魔力が切れたらおしまいだな。


ギリギリの緊張感の中どうやってこの場を凌ごうか、格上相手の戦いは久しぶりだからか汗が滲む手をしっかりと握り相手の動きをみる自分であった。









読んで頂きありがとうございます。

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