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【22】意識の拡大

【22】


2018.04.26


手塚治虫さんの『火の鳥』の9巻の途中まで、読み終えました(全13巻)。手塚治虫さんが描くストーリー展開には、度肝を抜かれます。話を展開していくなかで、生命の尊さや儚さ、生命の神秘や(ことわり)などが、新鮮に深まっていくからです。一羽の火の鳥を題材に、こんなにも多次元のエッセンスやバリエーションを描けるものかと、感嘆致しました。また、人類への警告や風刺の要素を持つ、メッセージ性も、強烈にあります。これは、世代や時代を超えているものだと、感じさせて頂きました。涙無しでは、読めません…。それと、手塚治虫さんのキャラクターって、とても愛嬌があって、親しみ深いものがありますね。キャラクターへの愛情も、ひしひしと伝わってきます。僕のなかに、お気に入りのキャラクターが、何人かいます。そのキャラクターは、僕の人格形成にも影響を与えるほどの力を持っております。また、僕自身のなかにある大切な素朴な性質を、思い起こさせてくれました。やはり、今の僕は、誰かの為に、力を注いでいきたい時期なのでしょう。また、それが、僕の為にもなり、原動力にもなるのです。今までの僕は、どちらかといえば、僕自身の為に、力を注いできた人生でしたが、これからは、誰かの為に、力を注いでいきたいのです。たとえば、お母さんやお父さんの為、友達の為、人類の為、自然の為、神様の為に。


このような心境を人は、「愛」と、呼ぶのでしょうか…。自分を愛することから、他を愛することに、シフトしていく感覚が強いのです。「汝を愛するように、隣人を愛せよ」という聖句がありますが、自分を先ずは、愛せなければ、「他」を愛することも出来ないということだと、思うのです。自分を見捨てたりしていれば、それは偽善になることでしょう…。自分を大事に出来たときに、他を大事に出来るということであると、思うのですが、僕は、自分自身をある程度大事に出来てきたのかも知れません。これからも、もちろん、自分を大事にしていきますが、この大事にする意識が言葉だけではなくて、実際に拡大していっているものを感じます。また、この『火の鳥』という作品が、いっそうに、その傾向を強めて下さるのです。


僕の意識は、今、大切な転換期に立っているのかも知れません。今後も、この意識や心模様を綴り、注意深く、「まおという生き物」を見つめていきたいと、思います。


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