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トルバドーれ! ライナーノーツ  作者: 袴田八峰


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29.楽園 フルチューンVer.


■29.楽園 フルチューンVer.■


 【リリース】:第三十三幕三席


 【作詞】:ポメロ


 【作曲】:ポメロ


 【編曲】:ミューチャー


 【V.】:カスタネットくらいしす


 【熱情の名前】:ハレ


 【熱情の形状】:ぎらぎら輝く太陽


 【内容】:


   楽曲の内容や分析についてはトラックス氏の記事に詳しいので、

   ここではポメロ氏のキャリアにおける本作の意義について、

   解説してゆきたいと思う。


   本作は、良曲や問題曲を紡ぎ出しながらも、

   一定ジャンルに留まらず、曲毎にファン層が分断していたために、

   かえって全国区に名前を轟かせられなかったポメロ氏が

   ついに満天下にその名を知られることになった金字塔となる。


   ポメロ氏のキャリアを分析する際、

   楽園前、楽園後と分類されることが多く、

   また実際ポメロ氏は、この曲の発表あたりから、

   トルバドールスタイルに並行して、

   様々な人物に楽曲を提供し、またはコラボユニットを組むようになる。


   中でも六歌仙・歌唱の地位に長く座ることになる

   盟友のネオ氏への継続的な楽曲提供や、

   五番舞台の守護者・エミィ嬢との定期コラボなどが、

   シーンへの影響力が大きい試みであった。


   要点をまとめると、楽園後のポメロ氏は、

   いよいよその枝葉を周囲に広げる時期であり、

   蒔いていた数多の種が一斉に芽吹いた時期といえよう。


   なお、この後のポメロ氏のキャリア期は、

   革新(の冠)期、二冠期、遊歴楽団期と分けるのが一般的だ。

   

   


 【歌詞抜粋】:


   ♪―― 太陽が踊ってる 吹く風が歌ってる


   ♪―― 置いてかれるな 乗っていけ


   ♪―― 腕振れ腰振れ頭振れ 振れるところは全部振れ


   ♪―― アミーゴ アミーガ 陽はまだ高い



 語り手おねえさん:

  通常バージョンのライナーノーツで

  後編に続くと言ったはいいのですが……


  楽曲や影響に関しての解説は本編にてガッツリ行われており、

  そこで語り尽くされておりますので、

  ここでは「太陽」となった、

  「太陽」であった、

  フォルテという人物の裏話に付いて語りましょう。


  本作の原点が筆者の人が少年時代に作ろうとしていた

  シミュレーションゲームにあることは、

  活動報告、あるいは近況欄にて語られていますが、

  フォルテとはこのゲームにおけるヒロインの一人だったのです。


  筆者の人曰く。

  「キャラが勝手に暴れ出す、とはよく言ったもので、

   本編におけるフォルテもまた、抑制なしに筆を走らせていると、

   ポメロを手に入れようと奔り出すので、

   彼女が出てくるシーンでは気が抜けませんでした」

  とのことです。


  で、この「楽園フルチューン」がフォルテルートの

  クライマックスにて個別エンド分岐点という重要イベントでした。

  もうお分かりですね?

  「君は僕の太陽だ!」(ルート確定)

  「お祭りは楽しいぞ!」(ルート消滅)

  だったのですよ。


  ただ、原作ゲームでの「お祭りは楽しいぞ」には、

  「金型で再定義」とかの葛藤は無く、

  単なる「その気が無い」を表現する為の選択肢であり、

  一瞬悲しい顔を見せたのちに強がり高笑い

  という切ない流れになっていたようです。


  以上、フォルテ裏話でした。


  あ、原作でのリノちゃんは「ミューズ様の落とし子」だったそうです。



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