27.しかたなくエチュード
■27.しかたなくエチュード■
【リリース】:第三十二幕二席
【作詞】:ポメロ
【作曲】:ポメロ
【編曲】:アンタイ(エピタフのPN)
【V.】:カスタネットくらいしす
【熱情の名前】:なし
【熱情の形状】:なし
【内容】:
最初に断っておくが、この批評は本作を貶める意図を
以て記されていることをあらかじめ明記しておく。
楽曲は、それほどでもない。
明るい。
楽しい。
それだけ。
まるで一山いくらの量産品である。
編曲も、それほどでもない。
明るいだろう?
楽しいだろう?
お前らこういうの好きなんだろう?
そうした高慢な上から目線が随所に感じられる。
そもそも、この楽曲。
アイドルソングの文脈からは逸れている。
律儀に伝統派に筋を通したわらべ歌。
そういった洗練とは程遠い質感、
あるいは時間の止まった空気感を有している。
では、なのに、何故当たったか。
それは、長らく一強を保ってきたアイドルという在り方が
飽和しきっていたという時代性にほかならない。
アイドルソングがなんであるのか、まるでわかっていない
楽曲であるからこそアイドルファンの懐の余白に
するっと潜り込み。
アイドルってなんだろう(哲学)
もう考えるのはよそうというグループだからこそ、
アイドルファンたちの喝采を産んだ。
つまりは究極の隙間曲なのだ。
でしかない、とも言える。
【歌詞抜粋】:
♪―― そんなつもりはなかったの
♪―― タイムリミットはあと少し
♪―― そんなつもりはなかったの
♪―― お嬢があんまり急かすから
♪―― しかたなく、ホントしかたなく
♪―― エチュードでお茶を濁します
『よくってよ! よくってよ!』
ブリム1:開き直るのって楽しいっすね!
ブリム2:歌詞も編曲も開き直っておりますので、
我々もそれに合わせただけかと
ブリム3:いや、ダンスだけはマジじゃぞ?
なんじゃこの高速の腰振りは?
アイドルなんぞに要求されるレベルじゃなかろ?
ブリム4:泣き言を言わないでください。
ご主人様に無理を言って形にしてもらったこの楽曲、
必ずやものにして、
ご主人様の功名の一助と致しますよ
プリム1:あのさー、あんたマジでご主人様狙いなわけ?
お嬢を差し置いて?
プリム4:差し置いてなどおりませんわ。
あれはお嬢様の勘違いの賜物でしかなく、
ご主人様はそういう想いを
お嬢様に抱いておりませんもの
プリム2:だとしても奏鳴荘のあの美の女神の様な女性。
あの方もポメロ様にアピールされているようですが?
プリム4:ぐっ……
プリム3:領主令嬢様と、第二舞台で逢瀬を重ねておった……
との噂もありんすな
プリム4:うう……
プリム1:将来的には六歌仙・演奏のユーメさんとの
熱愛報道も出るらしいっすよ?
プリム4:チーン。




