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トルバドーれ! ライナーノーツ  作者: 袴田八峰


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14.僕たちのひみつきち

■14.僕たちのひみつきち■


 【リリース】:第十六幕二席


 【作詞】:ポメロ(協力:パウ)


 【作曲】:ポメロ


 【編曲】:ミューチャー


 【V.】:ネオ


 【熱情の名前】:秘密のお遊戯


 【熱情の形状】:季節のお野菜をほどよい位置にぶら下げた白タイツの…


 【内容】:

 

  ポメロ楽曲が初めて当てたヒットナンバー。

  四番舞台調べの週刊チャートでは最高3位を記録し、

  三番舞台に根を張る、ラブソングシンガー・ネオはこの曲で

  それまで訴求していなかった視聴者層(男性やマニア層)を獲得、

  『俺様の裾野を広げてくれた』と、ポメロの功績を語った。


  楽曲はポメロお得意のピクニックフォークで、

  歌われるのは男子児童の「ひみつきち」での一幕。

  

  作詞の冠・パウが紐解くところの4つのフラグメンツ、

  『一体感』『熱狂』『抑圧からの解放』『秘密の共有』。

  から、逆算してあっさり看破された熱情であり、

  作話の構成上作曲シーンがカットされている。


  パウの仕掛けにより、同フラグメンツを歌詞とした女子バージョン

  『お嬢様の朗読会』が同時にお披露目されており、

  男女表裏一体の滑稽な一致とすれ違いをムーブメントに乗せた。



 【歌詞抜粋】:

 

   ♪―― あの公園の奥、あの打ち捨てられた道具小屋


   ♪―― 僕たちしか知らない。合言葉を言え。


   ♪―― お母さんはここにはいない。うるさい先生だって知らないんだ。


   ♪―― 僕たちの秘密基地 今度は君も遊びにおいで?




 語り手おねえさん:

   ゲフィンおじさんの下ネタフェスティバルで、

   ポメロ君が汚ったねぇ復活してしまった点も、

   お姉さんは思うところがあるんですが……


   その一幕を『無垢』だなんて捉えたポメロ君の直観力というかセンス。

   

   正直、いろんなところで怪物と恐れられる熱情の少年ではあるんですが、

   私が最もその本質を感じ、背筋に寒い物を走らせたのは、

   実はこの時なんですね。


   二つ名が付けられるほどこの性質は知られていませんが、

   インプットに対する底抜けな間口の広さ、

   そして己の既知と照らし合わせる参照・連想能力。


   これもまたポメロくんという時代の寵児を語る上で

   欠かせぬピースであると、お姉さんは思います。

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