11.ヤコウ引水フロンティア
■11.ヤコウ引水フロンティア■
【リリース】:第十一幕三席
【作詞】:ポメロ
【作曲】:ポメロ
【V.】:ポメロ
【熱情の名前】:なし
【熱情の形状】:なし
【内容】:
元は叙事詩として記した『ヤコウ引水』を再構築。
地元の英雄・ヤコウ氏の業績ではなく、
いち個人としてのヤコウにレンズを寄せ、
一人称としてその情熱と無理解、誤解と挫折、再起を歌い上げた。
非常にドラマチックだが作為と思考が滲み出ており、
純粋な創作意欲の発露ではなく、
興行主の要請に応えようとしたいわば「生産」された作品である。
しかしながらポメロがこうした知識と経験から
熱情抜きに完成させた楽曲の第一号であり、
彼の表現に別パラダイムを打ち立てた記念碑的一曲でもある。
なお、前奏、間奏部分に散りばめられた、
エルプフィル北部の祭囃子
♪―― ドッコイナー、ドッコイナー
♪―― シッチョコヤッチョコ、ドッコイサー
の土着の響きが、大都会カーネギーでは耳新しく中毒性があった為、
子供たちから酔客まで口ずさむキラーフレーズとなった。
そのフレーズが『ヤコウ引水フロンティア』という
楽曲の一節であることは知られておらず、
その作曲者であるポメロの名もまた知られぬままに。
公園の子供たち――
「あはははは!」
「シッチョコヤッチョコ」
「「「シッチョコヤッチョコー!」」」
夜半の居酒屋【銀の弦亭】――
知らぬ同士が小皿をフォークとスプーンでキンキン叩いて。
「シッチョコヤッチョコ、ドッコイサー!」
……変なところまで広まってるゥ!?
奏鳴荘・ベランダ――
「ふんふんシッチョコ…… ふんふんヤッチョコ…… ふふっ」
(ヤッベ、エレクトラ姉さんメジャーコードで鼻歌歌ってら)




