118羽:真の魔槍 再襲撃
“門”が開く
“門”は便利な術だ
移動したい場所が分かれば、そこがどんなに離れていても一瞬で移動する事が出来る
月と陽の位置関係による制約や数量制限、“結界”など特殊な力で守られている中には移動は出来ないなどの欠点はあるがそれでもその利便性は有効的だ
この術を使えるのはアヤツだけであり、いちいち奴に頼むのは少し癪だが大事の前の小事
“蒼竜王”は愛用の槍を手に持ち、その“門”を潜る
《・・・・》
身体が溶けるような感覚の後に意識が戻る
出た先は月の照らす場所であり、アヤツが間違っていなければ目標地点であろう
アヤツの“遠見”によると何人かの“忌まわしき森の戦士”たちがこの地に滞在しているという事だが、今回も目的は何も彼ら戦士たちと刃を交える事ではない
目標である“柱”を抹殺したら速やかに離脱して終了だ
〈あの“忌まわしき森の戦士”たちと戦えない事は少し残念だが、お楽しみは後日にとっておこう・・・〉
槍の戦士“蒼竜王”は音もなく闇夜の中を駆け抜け、目的地である森の中の小さな建物の裏に辿り着く
既に日は沈み人間たちはもう寝静まっていた
邪魔する者はいない
後はこの建物の一室に眠る“柱”の命を消し去り任務完了だ
〈だが、そう上手くはいかないものか・・・それともオレの想いが通じてしまったのか・・・〉
“蒼竜王”はその手に持つ槍を構え直し、後方の暗闇の方を振り向く
「おや、今宵は“槍の旦那”の登場か。オレの本命とは少し違うが・・・少し聞きたいことがあるんで帰す訳にはいかない」
後方の暗闇から声と共にゆっくり出て来たのは、人間族とは思えない位に大柄で筋肉が発達した大男だった
左手には何層にも重ねられた魔獣の甲羅の盾を軽々と持ち、その右手にはその魔獣の硬皮ですら易々と切り裂くであろう大型の大矛が握られていた
その全身から溢れだす闘気は隠そうともせず波打つ湯気のようにいきり立っている
《ケドの村『岩の盾』が息子『岩の矛』と言っていたか・・・》
“蒼竜王”は一見すると隙だらけな構えで『岩の矛』イワノフにゆっくりと近づく
「ほう、よく覚えてくれたな」
『岩の矛』もゆっくりと近づき、お互いの間合いの制空権寸前まで歩み寄る
《後は・・・・建物の物陰や木の上に“忌まわしき森の戦士”たちと、この世界のか弱き兵士たちか・・・こちらとしては多勢に無勢で構わないぞ》
槍使い“蒼竜王”は『岩の矛』の後方の気配を探り、隠れていた森の戦士と自警団を易々と看破した
「あいつらはオレたちの戦いの邪魔が入らない様にしてくれる奴らだか安心しろ。どうせ今回も子犬ちゃんたちを連れて来ているんだろう」
『岩の矛』は不敵な笑みを浮かべ大矛を向けて槍使いを挑発する
《ご希望とあらば出して進ぜよう》
その“蒼竜王”の言葉と共にどこからともなく“魔獣”たちの群れが現れ、森の中に突入して来る
数は多くはなく大型魔獣もいないが、その敏捷性とう凶暴性、何より硬い剛毛に覆われた体に致命傷を与える事は難しく、森の戦士の小隊や自警団はその対応に追われるだろう
「相変わらず芸が無いな。それならオレたちも行かせてもらうぞ!」
そう叫ぶと同時に重戦士『岩の矛』は自慢の大矛で、槍使い“蒼竜王”に凄まじい勢いで切りかかって行く
その動きは明らかに一年以上前に“魔の森”で相対した時より鋭く重い
《素晴らしい。だが、忘れたか。我にその大矛の刃は届かぬ》
“蒼竜王”はその鋭い大矛を避けようともせず、カウンター気味で自分の槍を目の前の矛使いに突き刺す
まるで幻を斬ったかの様に『岩の矛』の大矛は槍使いの体をすり抜け、激しい音と共に空気だけを虚しく切り裂く
反対に“蒼竜王”の槍は『岩の矛』の甲羅盾を蛇の様にすり抜け、その体に届こうとしていた
《さらば未完の大器、大矛使いよ》
“蒼竜王”は少し寂しそうな声で呟き槍を突き抜く
ビュン
その瞬間
目に見えていた槍使いとは少し離れた場所に、電光石火の如く強烈な勢いで一本の矢が突き刺さる
更には重戦士の急所を突き刺したと思った自分の槍も、寸前で交わされ空を切っていた
《ぬう!》
不測の事態に後方に飛び退き距離をとる
その射ってきた場所には誰もいなかったはずだ
「『魔獣喰い』、登場するのが遅いぞ」
重戦士『岩の矛』は目の前の槍使いを警戒しつつ、その矢が飛んできた方向に声を掛ける
「悪いわるい。それより気を付けろ、前にも言ったけどこの槍使いは幻術みたいな技で、こちらの攻撃に当たらず逆に相手の槍先は防げないぞ」
木陰と暗闇でその姿は見えないが、その声は間違いなくこの村の領主であるマジウス・ダンシャクだ
そして今の姿は弓の名手『魔獣喰い』である
〈やれやれ・・・“特異点”まで登場とはな・・・・どうやら今回は待ち伏せを受けた様だな・・・だが、こいつらの弱点が分かった時点でこちらの勝ちだ〉
待ち伏せにより窮地に陥ったはずの槍使い“蒼竜王”だが、その口元には余裕の笑みすら浮かんでいた
☆
『魔獣喰い』ことオレは準備をしていた
精霊神官ちゃんの話によると、何でも今宵この村が何者かの襲撃を受けるかもしれないという
正確に言うと“敵”が現れ、“特定の人物”を狙いに来ると
(“敵”か・・・・)
“敵”とういう事は例の“魔素”と共に現れる “槍使い”や“弓使い”、そして“黒騎士”だ
後は“剣使い”とうベール王都を襲撃した“敵”もいたので、現在はこの4人を指す言葉になる
どの“敵”が現れるか分からないが、これは予知であり予測でもあるという
森の研究軍師セリーナちゃんによると、これまで“敵”が現れた時は特定の条件が揃った時であった
それは月と陽の位置も関係しており、恐らくは何かしらの術式の制限があるのだという
更には後での検証で分かった事だが、“魔素”や“敵”が現れる時は少し前から精霊神官たちが“何か”を感じていたらしい
ただそれは漠然としたもので、今までは実証出来なかった事だが、研究軍師と精霊神官の共同研究の末にその前兆を感じる精霊石の装置が遂に完成したのだ
これは正にこれまで一方的に奇襲を受けていたオレたちの“レーダー”であり危険探知機である
(そんな物まで開発するなんて・・・)
研究軍師セリーナちゃん・・・最近ハンパないっす・・・・
とにかく本日その探知機が作動し、更に月と陽の位置もあり“敵”の襲撃を事前に気付く事が出来たのだった
交代で仮眠を取り、武装を整え襲撃に備える
そして今回はその“特定の人物”をエサにして、相手を待ち伏せするという作戦だった
神官ちゃんの予知は見事に的中し、オレはまず一矢を槍使いにぶち込む事に成功した
ただ今回はその“特定の人物”というのが問題であった
「確かにマジウス様が言っておられた通りになりましたわね・・・・おお、ダテツ、見て御覧なさい!あれは今この大陸でもっとも高価に取引されている“魔獣”の群れよ!」
この修羅場に似つかわしくない甲高い声を上げているのは、大陸一の大商会のお嬢様であり今回の狙われていた人物“レイアお嬢様”だ
なぜ彼女が狙われているか分からないが、神官ちゃんが「彼女に間違いない・・・“魔の糸”が流れているから」と予言してくれたのだ
恐らく“敵”は毎回目的があり襲撃していた、更にピンポイントで狙って来ていた事を考えると、事前に何かしらの手段でこちらを観察して、そこにいきなり登場していたのだろう
水晶球占いみたいなものか
その観察の跡が今回は“糸”として残っていたという
多くの精霊神官の中で、近年類を見ないほど優秀な神官ちゃんの精霊術は日々進化していた
(そんな術まで開発していたなんて・・・・)
精霊神官ちゃん・・・ハンパないっす
それに比べて凡庸なオレは、待ち伏せ相手である“槍使い”に牽制の矢を連射で打ち込む
「マジウス様、約束通り仕留めた魔獣とその素材は全て当会が頂戴いたしますわ」
重要人物であるレイアお嬢様はオレに向かって甲高い声で呼びかける
「ええ、分かっています。とにかくレイアちゃんは危ないから予定通りに隠れていてくださいね」
オレは金の成る木である“魔獣”の素材を取引し、今回彼女を騙してエサにしていた
だが商人である彼女は自分の命よりも、現在この大陸中で珍品として高値で取引されている魔獣の素材を丸ごと手に入れる事の方が大事だった様だ
素材の譲渡の厳重な契約書まで書かされて今回の作戦に自ら参加してもらっていた
彼女の目は金マークでキラキラとしているように見える
囮と言っても、今回は彼女の護衛たちもいたので安心だ
大商人の護衛という事で全員がかなりの腕利きだ
ただ・・・
その中で、ダテツさんの剣技はオレの想像の遥か上をいっていた
森の戦士と自警団が打ち漏らした魔獣が、お嬢様たちのいる館の方に突撃して行った
小型の魔獣だがその動きは奇怪で読みにくく牙と爪は鋭い
凄腕の護衛たちも慣れない動きに苦戦していた
その一匹がダテツさんに飛びかかる
あっ!
その瞬間、その魔獣は真っ二つになり絶命していたのである
「ほお、これはかなりの切れ味でござりますな」
ダテツさんはオレの貸した対魔獣用の刀の刃を眺めながら、その切れ味に満足の笑みを受かべている
彼の持っていた日本刀?もかなりの切れ味がある様だが、今回は表皮の硬い魔獣の襲来が予想されていた
彼を含めて護衛の傭兵たちにも対魔獣の槍や剣を貸し出していた
それにしてもダテツさんの剣速の速さは尋常ではないかった
動いたと思った瞬間に抜刀され、その剣は再び鞘に戻されていたのである
これ程までに鋭い抜刀術をオレは見た事がない
いや、冷静に比較すれば森の戦士で最速剣とされる獅子姫ちゃんと同じ位かもしれない・・・それぐらいに早く鋭いのだ
「おお、流石は“七剣王”の一人“居合のダテツ”殿だ!」
レイアお嬢様の傭兵たちはそんな事を叫びながら彼の剣技を称賛していた
(“七剣王”ってなんだ・・・・まあ、後で誰かに聞いてみよう・・・)
オレはそんな事を考えながら視線を再び“槍使い”の方に向ける
これまでサボってダテツさんを見ていた訳ではない
矢を射るベストな場所に移る為に森の中を移動していたのだ
視線の先では槍使い“・・・”何とかと、森の重戦士『岩の矛』が刃を交えていた
とは言っても先ほどオレが叫んだ通り、槍使いは不思議な幻術でその姿と本体が微妙にずれている
『岩の矛』の攻撃は幻を斬るように空を切る
逆に槍使いの槍撃は徐々に『岩の矛』の身体を傷つけていた
それでも致命傷を避けていたのは流石だが、このままではアイツの身体が持たない
オレは死角から狙いを絞り矢を射る
《・・・・・壁槍》
だが初矢でこちらを警戒していた“槍使い”の巧みな槍捌きにより跳ね返される
(クソッ、予想以上にオレを警戒しているのか・・・・前回の鉄壁防御の“黒騎士”の時といい、オレの弓矢が段々と通じなくなってきている・・・)
オレの最大の武器はこの弓矢だ
これまで魔獣や下界の騎士兵士などを相手してきたが、この“敵”相手にはどうも相性が悪い
奴らは卓越した戦闘術を持ちその防御も隙が無い
それを崩すにはその防御力を上回る打撃や剣撃を波状攻撃で加えるか、また“魔素”と呼ばれる力の供給源を断ち切るしかなかった
だが今回は何故かその“魔素”は感じられない
オレの見た感じでは槍使いの身体そのものから“魔”の力が溢れだしていた
“敵”は進化しているのかもしれない
明らかに前よりも強くなっていた
そうしている間に『岩の矛』の奴が“槍使い”の横薙ぎ払い喰らい吹き飛ぶ
他の戦士たちやダテツさんたちも魔獣の群れ相手でこちらの援護をしている余裕はない
(クソッ、オレは何て無力なんだ・・・頼む間に合ってくれ!)
オレは弓矢で“槍使い”をけん制しつつ、ここに来る前に頼み込んだ援軍の到着を心の中で祈る
☆
《前回は我も融合が中途半端で不覚を取ったが、所詮はこの程度だったか》
槍使いは起き上がった『岩の矛』を見つめ残念そうに呟く
「あと少しだ・・・後すこしで何かが掴めそうだなんだ・・・おっし!オレはここからがしぶといんだぜ!」
戦士『岩の矛』何かをブツブツ呟き、最後には大声で気合を入れて叫ぶ
その全身は至る所から血を流し見ている方が痛々しい
だが、その目にはまだ闘志が宿り口からは覇気を吐き出す
槍使い“蒼竜王”は決して油断はしていない
この“忌まわしき森の戦士”は何しろあの男の血を引く息子であり、凄まじい才能を秘めた戦士なのだから
《あと数年したら倒されていたのは我の方であっただろう・・・勿体ないが、後は全力で止めを刺す》
目の前に若い戦士に敬意を払い最後の攻撃を準備する
自分の読みが確かならあと十手、槍と大矛を交えたなら詰みだ
こちらの槍先があの戦士の心臓を突き刺す
〈十手か・・・〉
気付くと無意識にチェスに例えるのは融合前の意識だろう
苦笑いを心の中でする
まだ覚醒していない“特異点”も、今はあの程度の力しか出せていない
油断さえしていなければ、あの矢に後れを取る事はないだろう
さあ・・・終わりだ
〈・・・ん〉
『岩の矛』に最後の攻撃を加えようとしていた丁度その時
“蒼竜王”はこの場にいつの間にか近付いて来ていた人影に気付く
鎧や武具を一切身に着けず、白い下界の神官着を着込んだその小さな“少女”の姿は、戦場と化したこの場に全く似つかわしくない姿である
だが、“蒼竜王”は本能的に気付く
“この少女は危険である”と
戦いの最中、六感まで研ぎ澄まされた自分がここまで接近に気付かなかった相手なのだ
“特異点と同じ様に見えない相手”
それだけで最上級の警戒相手にあたる
「マジウス様、イワノフ様、遅くなりました。どうやら間に合ったようでございますね」
その小柄な少女は二人に声をかけ、手に持つ巨大な鉄塊を包む布を器用にスルリと剥ぎ取る
“ソレ”は小さな少女が持つには明らかに大きく重すぎる“大剣”であった
武骨で全く飾り気のないその大剣を、その少女は軽々と持ち上げ「えいっ」と地面に剣先を突き刺す
軽く地響きが鳴りその重さを静かに物語る
「神よ、お許し下さい・・・」
少女は両手を目の前で組み合わせ静かに祈り始める
その姿は神々しくもあり、だが隙のない歴戦の戦士の姿でもある
迂闊に切り込めない
「ふぅ・・・では、『聖女』エレナ・・・参ります!」
大剣が地から離れ空を舞う
登場人物の主要キャラを簡単に説明します
【フランケンの村】
別名“大陸東部の火薬庫フランケン”
『魔獣喰い』マジウス・ダンシャク
森の弓戦士。男爵位を習得しフランケンの村の領主となる。極秘任務『フランケンの村を発展させ目立たせる』を遂行中。弓の名手だが“敵”相手に通じなくなってきた事にジレンマを感じている。“特異点”と呼ばれている
クリステル・デリス “妹騎士ちゃん”
ベール王国の女騎士。 “女騎士ちゃん”スザンナの実妹。武の道を諦め文官の道を選ぶ。生真面目な性格で近寄りがたい雰囲気を持つ。着やせタイプの姉は逆でややスレンダーな体型。左遷されたと思い込んでいた。内政に優れた能力を持つ。内政無能なマジウスに気付きながらも一応尊敬もしている。戦いはそんなに得意ではないので今回は村の方の防衛にあたる
精霊神官ちゃん
マジウス・ダンシャクと共に下界の村に赴く。村人の間では“恐ろしい呪い師”と噂される。捕虜にした賊たちに怪しげな薬草を飲ませている。医者兼“砂糖工房”現場監督。研究軍師セリーナと共同開発で最近様々な兵器を開発。また新たな精霊術の習得もし進化中。戦闘中は少し遠い所で待機している。
イスラマ神聖皇国『聖女』エレナ
マジウス・ダンシャクと共に下界の村に赴く。彼女だけは有名な聖女である為に村人に受け入れられている。現在はフランケンの村の教会を司祭をしている。“狂聖女モード”を封印していたが神の許しを得て発進。窮地に駆けつける
重戦士『岩の矛』イワノフ
いつも通り『魔獣喰い』に付いて来た。怪力器用で村の修繕工事に大活躍。村人の間では“人間に化けた大鬼”と噂された。村の防衛大臣として腕自慢たちを鍛えている。本当は“黒騎士”を相手にしたかったが今回は外れクジ。幻術を使う槍使いとの相性が悪い
副小隊長イケメン剣士
交渉も慣れてきた。小型魔獣相手に踏んばる
無口な重戦士『荒き牛』
小型魔獣相手に踏んばる
腹黒『坊ちゃん』
小型魔獣相手に涙目で踏んばる
“山穴族”
数年前から金属鎧談義を通して魔獣喰いマジウスと親交を深めていた。珍しい素材、金属、酒に目がない。力は強いが争いは苦手で引きこもり。
【その他の地域】
獅子姫
森の大族長の娘で凄腕の剣士。現在は森の中に渋々残り、大族長の仮任に就いている
女戦士『黒豹の爪』
赤髪ガエルと共にヴェルネア帝国内に滞在中
『赤髪』ガエル
女戦士『黒豹の爪』と共の帝都に向かい皇帝に謁見し、対魔作戦を進言する
『弓公子』アベル
ガエルに捕まり一緒に帝都に向かう。ガエルの代わりに宮廷工作を行う
研究軍師セリーナ
マデレーン王女と共にまずはベール王都に向かい“魔”に対する研究を行う。今は大森林と下界を行ったり来たり中
マデレーン王女
ベール王都に戻り父であるベール国王に進言する
『聖騎士』ヘルマン
マデレーン王女と共にベール国王に進言する
女騎士スザンナ
天然系姉騎士ちゃん。レオンハルトと共にグラニス領へ戻る。小さい頃から妹を可愛がる
グラニス侯爵レオンハルト
ようやく自領に戻る。片思いに現を抜かして仕事が溜まっていた。
白猫姫
獅子姫の姉で魔の森“大砦”の最高司令官。一年前に槍の“敵”に敗れ、未だに修業に出て行方不明。噂では下界にいる
白狼の尾
森の体で弓の達人。魔の森“大砦”の大隊長で主人公『魔獣喰い』の最近までの弓の師匠。今は白猫姫様と行方不明でどうやら一緒に修業(お守り)をしているらしい。
槍使い“蒼竜王”
青黒い鎧を来た腕利きの槍使い。幻術と国宝級の槍術を使う。チェスが得意で理詰めで相手を倒す。




