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マタギの孫をなめんなよ!【書籍化】  作者: ハーーナ殿下
【下界 イスラマ神聖皇国 大侵攻】の章

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132/204

100羽:それぞれの終結 ☆地図有り

主人公の情報内での地図です

今後話が進んでいく内に情報量が増えていきます

測量技術が発展途上なので正確さに欠ける地図になります



挿絵(By みてみん)

その赤髪の偉丈夫は身長を越える大剣を構え、前方にいる『黒騎士』を注意深く見ながら周囲を確認する



突然現れた邪魔者だが、その姿は荒々しいが隙がなく黒騎士も迂闊には動けない





「『赤髪』ガエル、何をしに来た!?」



先ほどのダメージが回復したのか、森の戦士『岩の矛』は立ち上がり黒騎士を警戒しながらガエルの横に立つ



「ふっ、どこかの“大矛使い”が苦戦していると聞いて、遥々こんな辺境まで来てやったのさ」



ガエルは目の前の黒騎士から視線を逸らさないまま、隣に立つ森の戦士に語り掛ける



「軍師の嬢ちゃんか・・・余計な事を・・・・ この黒騎士はオレの獲物だ!邪魔だけはするな」



先程まで青ざめていた『岩の矛』は顔色もよくなり、普段の精悍な顔つきに戻り手に持つ大矛に力を入れる



「残念ながら、オレは他人の美味(うま)そうな獲物が大好物でな。イワノフ、そういう事で早い者勝ちといくか」



そう言い放ち、ガエルは黒騎士の左側に回り込み、凄まじい勢いで斬りかかる



「おい、待て!クソッたれが」



それに遅れながら『岩の矛』も黒騎士の右側から、これまで以上の速さで大矛を打ち込む



ガキン、ガキン



一見すると時間差を使った連携の様だが、その攻撃も黒騎士によって防がれてしまう



だが先ほどまでと違い、受けるのに手一杯な黒騎士はカウンターで反撃をする事は出来なかった






(『岩の矛』の奴も調子を戻したようだし、これならイケルかもしれない)



その光景を見ていた魔獣喰いは、大剣使いと大矛使いに若干押されている黒騎士を見て喜ぶ



敵の兵士の数も増えてきているが、この黒騎士さえ倒してしまえば、後はどうにでもなるだろう



黒騎士を倒し混乱に乗じて撤退する



『魔獣喰い』はそう思いつつ周囲を警戒する




「マジウス、我々の事も忘れてもらっては困る」



その声と共に、『赤髪』が現れた方向からヴェルネア帝国の赤い鎧を着た兵士達がなだれ込んで来た



全員ここまで駆け抜けてきたのだろう



だが精鋭の彼らに疲れは少なく、オレ達を囲んでいた皇国兵に斬りかかりその一陣を崩す



その声の主『弓公子』と呼ばれるアベル・ジゴ・デルベは、ひと目で業物と分かる豪華な弓を射りながら『魔獣喰い』マジウスの側に来る



「アベル、あんた達まで来ていたのか?」



オレは相変わらず正確無比で惚れ惚れするアベルの射撃を見ながら、負けじと自分も矢を射る




「マジウス、久しぶりだな。君たちのところの可愛い軍師様から、開戦時に連絡を受けていて援軍として来たのさ。本当はグラニス領で合流する予定だったが、まさかこんな所まで来るとはな」



アベルは弓を射りながら部下に指示を出しオレの問いに答える



「そういえば、セリーナちゃんが何か色々と動いていたっけ。アベル、残念ながら今はお茶も出せないけどゆっくりしていってくれ」



敵に合すと恐ろしい男だが、今はこれ程頼もしい援軍はない



オレも部下に帝国兵と連携を取るように指示を出す




突然現れた帝国兵に混乱した皇国兵は徐々に包囲網を崩していく



(このままなら何とかなりそうだ・・・・後はあの二人が黒騎士を何とかしてくれたら・・・・)



オレは敵の本陣の中央を激しく打ち合う三人の戦士たちを眺め仲間の勝利を願う




☆



「おりゃあ!」



『赤髪』ガエルの気合の入った叫び声と共に、分厚く長い大剣が黒騎士に襲い掛かる



もう何度目になるが剣速、タイミング共に申し分ない斬撃だ



それを黒騎士は大盾で受けながら、なおかつ右手に持つ大戟(ハルバード)で反撃を加えようとする



「させるか!」



その隙を狙い森の戦士『岩の矛』が、これまた大気も切り裂く速さで大矛の横払いを繰り出す




「・・・これを防ぐのか。まさに化け物だな」



赤髪ガエルは渾身の一撃を受け止められ、そう呟きながらもどこか嬉しそうだ



「邪魔をして。オレ一人でも十分だ」



『岩の矛』はそう愚痴る



満身創痍ながらも息を整え先ほどよりその動きにはキレがあった






《・・・・中々いい連携だ。まさかお前にこんな仲間がいたとはな》



それでも余裕の姿を崩さない黒騎士は、右手に持つ大戟(ハルバード)を振り回し目の前の二人に隙を見せない



「「仲間ではない!」」



『赤髪』ガエルと『岩の矛』イワノフが同時に叫び、強引に斬りかかる



型も技もない純粋な斬撃だ



だがそれだけに単純で今日一番の気合と力が乗っている



《むむ》



黒騎士は唸りながら大盾と大戟(ハルバード)を使いながら、その連携を受け流すがついには捌(さば)ききれなくなり体勢を崩す



「どぉりゃあ!!」



『岩の矛』は咆哮(ほうこう)にも似た雄叫びを上げ斬りかかる



その勢いに押されたのか黒騎士は攻撃を受けきる事が出来ず、ついにその体に大矛の刃が届く



普通なら致命傷だ



だが情報によれば“黒騎士は不死身”であるという




《・・・・力を分けた体では、これが限度か・・・しかも“人形”が殺られたのか?》



黒騎士は攻撃の受けた箇所を確認し呟く



『岩の矛』の大矛の攻撃は確かに届き、鎧を貫き肉体まで貫通していたはずだが出血どころか肉を斬り裂いた感もない




「これは・・・・」



それは斬りつけた『岩の矛』も同じ様で、確かに切った手応えがあったが、まるで生き物を切った感覚がなかったのだ



まるで下界に来た時に、中身のない金属鎧を試し切りした時の手応えに似ている



(やはり本当に不死身なのか!?)



ようやく一撃を食らわせたのに関わらず、振り出しに戻ったような絶望感であった



だがこちらには『魔獣喰い』がいる



普段はボーっとして影の薄い男だが、こういった人外の敵に対しては奴がいつも突破口を開いてくれた



そう思うと再び気合が乗り、戦気が立ち上る



『岩の矛』と『赤髪』ガエルは警戒を解かずに構えをとる





《・・・本当によい戦士になったな。もう少しお前の顔を見ていたかったが時間切れだ。次に会う時を楽しみにしてるぞ》




そう言い放ち黒騎士は構えを解く



「!!??」



驚きながらも『岩の矛』とガエルは油断せずに警戒を強め




すると突如、黒騎士の背後に漆黒が現れそこに姿が消えて行く





「まて!・・・オヤジ!」




シュッ



何かが黒騎士に突き刺さる



『岩の矛』は叫び後を追うが、その姿は完全に闇に紛れ消えていた



その場に残ったのは本陣での戦いの中でポツリ残された二人の戦士だけだった



「オヤジか・・・どうやら訳ありだったのだな」



放心状態で立ち尽くす『岩の矛』イワノフの周囲を警戒しつつ『赤髪』ガエルは声をかける




☆





「深追いはするな!無理に追う必要はない。この陣にグラニスの軍旗を掲げるだけでいい」



『魔獣喰い』は部下に指示を出しつつ、逃げ惑う皇国軍を見ていた



総大将であるイスラマ教皇が行方不明で、その側近であった『黒騎士』が敗北、さらに援軍として帝国軍が現れた事により、混乱した皇国軍の本陣は散り散りになっていた



先程まで散り散りになっていた女戦士『黒豹の爪』や鬼軍曹たちの軍団も合流し、今は『赤髪』ガエルたちと敵の本陣を占拠していた



本来の作戦ならオレたちの任務は教皇か黒騎士を倒し事までだった



まさか敵の本陣を占拠できるとは、偶然の重なりもあり運がいい




(後は下にいる教皇黒騎士とマリオがどうなったかだ・・・)



オレは法皇子マリオに合図の狼煙を上げる準備をしつつ、小高い丘から平野の戦いの様子を見ていた





☆




丁度その頃、平野の一騎打ちも決着がついていた





「はっ!!」




獅子姫が上段から繰り出した秘技の一撃を受け切れず、もう一人の『黒騎士』は鎧ごと真っ二つになる



戦いの途中から気付いていたが、割れた鎧の中を見て唖然(あぜん)とする



黒騎士の鎧の中にいたのは精気を吸い取られ、豪華な教皇服を着た干からびたミイラだった



(早くしなければ、また動き出す)



獅子姫は目を凝らしミイラの中心を探す



狙い通りに“それ”は見つかった



「これがこの木偶(でく)を動かしていた“魔核”じゃな」




獅子姫は真っ二つにした黒騎士のミイラの中にあった小さく黒く輝く宝石を見つけ、右手に持った剣で貫く



チャリン



まるでガラス玉の割れたような音を出し、その“魔核”と呼ばれた石は粉々に砕け散る



それまでこの辺を覆っていた邪気が急に拡散し晴れていく



真っ二つになったミイラは、これまでの情報をまとめると敵の総大将であるイスラマ教皇本人である可能性大きい



ミイラを見ても決して武人とは思えないようなひ弱な身体だ



恐らくは自分の精気を使い『黒騎士』として縦横無尽に駆けていたのかもしれない



だが結局は仮初めの力



精気を使い尽くし、またあれだけの傷を負えば生きている道理はない





「念のため精霊神官にここを浄化してもらうのじゃ」



獅子姫は部下に指示を出し周囲を眺める




今倒した黒騎士以外の敵も、『聖騎士』ヘルマンに率いられたベール近衛騎士団によって殲滅させられていた



更に敵の本陣があると思われていた小高い丘の上には、グラニス軍旗が立ち並び合図の狼煙が天高く昇っている



(あの様子だと『魔獣喰い』の方も無事に終わったようだな)



獅子姫は別行動をしていた森の仲間達の顔を思い出し笑みを浮かべる



(さて、セリーナの話だとこれでこの戦も終わりだな)



戦場では、まだ各地で戦いが続いていたが、明らかにその動きも収束に進んでいる



本陣を落とされた皇国軍は、総大将を法皇子であるマリオに移し全軍をそちらに集合している



警戒しながら今なお総兵力では皇国軍が勝っており、ベール軍は深追いは出来ない様子だ



疲弊していたベール軍もあえて追撃はせずに、こちらも兵を本陣へと戻している




広大なベール平野を見渡すと至る所に戦火の跡が残り、畑や農村は荒れ果てていた



軍馬や兵士達の骸(むくろ)が仲間の手により弔われ、その数に多くの者が涙し驚く



両軍痛み分けで結局は後には何も残ってはいない



暫くはお互いに忌み憎しみ合い遺恨も残るだろう






しかし、平野を流れる川は昨日までと変わらず静かに流れ




草原の草木も風と共に優美に揺れていた




空を飛ぶ渡り鳥は暖かい南に向かい季節の告げる




日が短くなり西に傾きかけた日も、大地をオレンジ色に染め秋の終わりを知らせる




こうして“ベール平野の決戦”及びに“イスラマ東侵”は終わり迎えたのであった









この章は登場人物がいつもより多いので簡単な人物紹介も行います


【森の戦士団】

魔獣喰い:(下界名:マジウス)

主人公?17歳♂で森林弓兵の小隊長。他人の見えない何かを感じたり見たりすることができる。普段はボーっとしているので多くを見聞逃す。女性の谷間は見逃さない。今回の作戦で教皇の首を獲る先頭部隊を指揮する。ミスター無策無謀だが何とか結果を出す。本人は特に何もしていなかったが。弓しか使えないので大盾防御系の敵と相性が悪い。対抗技の習得が必須




研究軍師セリーナ(セリーナちゃん・軍師の嬢ちゃん)

『魔獣喰い』より年下♀下界人で森に住む女の子で天才開発軍師。実はイスラマ神聖皇国の皇女。グラニス軍で影の軍師として采配をふるう。帝国への援軍作戦を密かに画策していた。




精霊神官『清い水』(下界名:レティーナ)

『魔獣喰い』とほぼ同じ年。森の戦士みんなの希望?『魔獣喰い』の専属精霊神官。そろそろ腹が減ってきている




イケメン剣士:(下界名:セバスチャン)

魔獣喰いのかつての仲間、少しだけ年上。結構な剣の腕前で指揮能力もあり万能選手。未だに魔獣喰いの事を班長と前の呼び方で呼ぶ。魔獣喰いたちと教皇の首を狙うが黒騎士には叶わない為に裏方に回っていた。激戦を生き残る




牛さん:(下界名:不明)

魔獣喰いのかつての仲間、少しだけ年上。無口な重量戦士で腕は立つが『岩の矛』程ではない。激戦を生き残る



坊ちゃん:(下界:不明)

魔獣喰いのかつての仲間で、若く見えるが少しだけ年上。金の計算と弓が得意。激戦を生き残る?



黒豹の爪:(下界名:クラウディア)

大砦の大剣女剣士で泣く子も黙る大隊長、年上お姉さん。統率力、個人戦闘力が高く軍略にも長けている。スピード重視で比較的軽装備(作者の都合)で肌も露出、日焼け野獣系巨乳なので目のやり場に困る。魔獣喰いたちを先に行かせる為に壁役となり、激戦を制し合流する。




鬼軍曹:

大村の城の戦斧筋肉戦士団長、父親位の年齢。大戦斧と盾を使い獅子奮迅の活躍。軍曹だけあって基本に忠実で危険の少ない戦いもする。魔獣喰いたちを先に行かせる為に壁役となり、激戦を制し合流する。




魔獣喰い小隊の副官:

三人いるが全員が経験豊かで有能。よく職場放棄する小隊長の代わりに隊を指揮する。地味に有能。全員が小隊長より年上。年長者はそろそろ第一線を退こうと考えている。





【ベール王国軍】


獅子姫:(下界名:シシリーナ、敵からのあだ名→『孔雀騎士』)

『魔獣喰い』と同い年。結構前からベール王都に残り剣匠のジイさんから武術を習っていた。王都での事件に巻き込まれ色々活躍した結果、いつの間にベール王国軍でも指揮官として一軍を率いて腕を振るう。手に余る荒くれ者を集めた兵団(通称:獅子姫隊)を指揮し敵軍を恐怖のどん底に陥れている。黒騎士(教皇)との一騎打ちで勝利する。




『聖騎士』ヘルマン

獅子姫と共に黒騎士(教皇)の前に立ちはだかる。前に借りがあるようで今回は黒騎士(教皇)を獅子姫に譲る。丁寧な言葉を使うけど、それが逆に怖い年上なお兄さん年齢。




護衛のオジサン(下界名:不明)

幼い頃から獅子姫の護衛をしていた腕利き戦士。姫と一緒に修業をしつつ他国の情報収集などもこなしていた。乱戦時は姫の背中を守る。老けて見えるだけで、そんなにオジサン年齢ではない。





【グラニス軍】



青年騎士レオンハルト副伯爵:

たくましく大きくなった成長率No1の騎士、『魔獣喰い』より少しだけ年下。元々イケメンだったので左ホオに傷跡が残っても絵になる。下界と森のハーフで自信家。母親の血筋はかなりいい。皇国軍相手に奮戦していたが結局出番がなかった・・・




女騎士スザンナ:

レオンハルトの護衛騎士でグラニス軍の近衛騎士を率いる。剣の腕間の他に統率力や内政力などの各種能力が成長。プライベートは真面目なドジっ子、『魔獣喰い』より少しだけ年上。金髪碧眼で着やせタイプで周囲から人気が高い。剣と盾を上手く使い、受け流しからのカウンターを得意とする。皇国軍相手に奮戦した。



ベテラン騎士:

昔からグラニス家に仕える騎士。耐える守備力に定評がある。遅くに授かった十代半ばの可愛い娘がいる。軍と共にグラニス領に残ってとある任務を遂行中。アラフィフ




傭兵隊長:

グラニス軍のお抱え傭兵隊を率いる。才能よりも経験値が物を言う歴戦の戦士。大陸中の噂話に通じる。ヴェルネア帝国軍の援軍を決戦の場まで案内して来た。手柄よりの生き残る派。アラフォー手前




【イスラマ神聖皇国 第三軍】


第二法皇子マリオ:(殲滅皇子)(好色皇子)

神聖皇国の皇子で小さい頃から変わり者の奇人皇子。女好き。研究軍師セリーナのシスコンお兄ちゃん。(実は現代からの転生者)軍略マニアで化学も得意な天才である意味もう主人公。弱兵の皇国兵を現世の歴史から引用し長槍隊や石弓隊、工作兵で無双。七色煙幕や火炎矢は彼の特性兵器。時期教皇候補。撤退戦も得意。魔獣喰いのお兄さん位の年齢。




女官騎士エマ:秘書騎士

マリオ殿下の幼い頃からの教育係りの女騎士。能力にムラが無く弱点がない騎士で体型も無駄がないスレンダー型。通称『秘書騎士』。外交も得意。マリオより少しだけ年上。





聖女エレナ:聖女様

身長はそんなに大きくない童顔の少女。天の声を聞き勇気を出し前線に出る聖女。顔は小動物系。実は戦闘で変身してしまう。ここ数年は正規流派の剣も学び意外と戦いでは頭はいい。大剣モードから2刀流モードに別れる特殊剣を使用する。魔獣喰いの洗脳波を浴びてしまう。仲間であるマリオの元にとりあえずは戻る。『魔獣喰い』より少し年下。




『黒影衆』:

マリオ法皇子お抱えの諜報活動衆。マリオが帝都にいて幼い頃から同年代の孤児を集め訓練していた。敵のかく乱や情報収集などが得意で戦闘能力も高い(=忍者)。皇都にも残して来ていた。



皇都に残してきたマリオ側近:

信用のおけるかなりの人物。直観力に優れる。その内出てきて欲しい。



故エリオス兄様と故シリアナ姉様:マリオの兄と妹。生贄にされて亡くなっていた。帰国したら国葬で弔う。





謎の黒騎士(教皇)

大盾と大戟で武装した重騎士。矢が一杯刺さっても死なない。普通の者は近くにいるだけ恐怖を感じる。本陣から出撃して獅子姫と対峙し敗れる。精気を吸い取られミイラ化していた。遺体はマリオに返します。




黒騎士(岩の盾)

本陣のいた二人目の黒騎士。鉄壁の防御。その動きや雰囲気で森の戦士『岩の盾』のオジサンだと看破される。意識はあるようだが言葉は『敵』の《  》口調。底なしのスタミナ。『岩の矛』と『赤髪』ガエルの二重(ツッコミ)技で手傷を負い退却する。退却する時に何か射られていたのに気付いていない。



教皇

マリオとセリーナの父親でイスラマ神聖皇国の最高権力者。何者かに操られている可能性大。黒騎士(教皇)として戦場に降臨。そして亡くなっていた。






【ヴェルネア帝国】



『赤髪』ガエル

帝国東部方面の砦にいた時に森の軍師セリーナの要請を密かに受けて援軍として進軍。傭兵隊長の案内の元ようやく決戦の場に到着した。『岩の矛』と共に黒騎士(パパ)に手傷を負わせ退却させる。不完全燃焼。『魔獣喰い』のお兄さん位の年齢。



『弓公子』アベル

ガエルに少し遅れて到着。ヴェルネア帝国東部方面軍を率いて来た。豪華な弓の名人で『魔獣喰い』とは違い剣や槍などにも優れる。野望値が高い。ガエルの少し年下。




『血の皇子』ネロ殿下 

ヴェルネア帝位継承権第二位のランカー様。統率力・個人武力・知略の合計値が大陸屈指の男。戦場で敵対したくない司令官NO1.不本意だが色々あって継承権が一気に上がってしまった。気さく。ガエルよりも年下。



『千の樽』ドルトン

副官としてネロについて行く。足が短いので馬は苦手らしい。意外と情報通。鉄棍棒術の使い手。老けているがアラフォー手前。




『槍女帝』ヘリヤ

ネロの師匠様。ネロの戦について来たが、隠し持った酒を飲んで二日酔いで馬車で寝ている。年齢不詳。





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