99羽:その男 戦場に立つ
《少しは腕を上げたようだな》
自分の一撃を受け止められたにも関わらず、『黒騎士』は感情のこもっていない小さな声で『岩の矛』に語り掛けてくる
「減らず口を!」
攻撃を受けた『岩の矛』は軽口を叩きながら、返す刀で自分の大矛を『黒騎士』にお見舞いする
ガギン
しかし、それも『黒騎士』の大盾を巧みに使った鉄壁の防御で防がれてしまう
「チッ、厄介な盾だ」
『岩の矛』は舌打ちをして間合いを詰めながら更に打ち合う
お互いに巨大な大矛と大戟を武器にし、常人では扱えないくらいの大盾を持つ巨漢同士の戦いはここ敵本陣でも異彩をはなっている
先ほどのやり取りからするとこの二人は実の親子であるはずだ
一見すると稽古か何かで立ち合いをしているような場面だが、お互いのその大型武器は一撃で人間の命を刈る威力がある
現にその戦いに巻き込まれた不幸な皇国の兵士は、鎧ごと断ち切られ一瞬にして絶命した
今はその二人の斬り合いに巻き込まれないように距離をとり、敵の近衛兵とこちらの森の戦士達が混戦状態になっている
(今は奇襲をかけたこちらが優勢だが、その内にこの近辺の敵の兵士も集まって来るだろう・・・・その前に何とかケリをつけないと・・・・)
敵は最高司令官の教皇が行方不明となり、突然現れた森の戦士団に混乱している
オレたちの退路は女戦士『黒豹の爪』や鬼軍曹たちが確保しているので、もう少しはここで踏ん張っていても何とかなりそうだ
教皇はここにはいなかったが、黒騎士は出来る限り排除した方が今後も都合がいい
『魔獣喰い』は仲間を弓矢で援護しつつ、『岩の矛』と『黒騎士』の戦いを見定める
(明らかに『岩の矛』の奴が劣勢だ・・・冷静なヤツにしては攻撃が雑というか、迷いがあるというか・・・このままではマズイな・・・)
数年前から行方不明だった実の父親を見つけ、しかもそれが敵国である『黒騎士』として目の前に立ちはだかっていたのだ
平常心でいろというのが無理な注文かもしれない
そうこうしている内に、目の前では『岩の矛』が黒騎士の一撃を受け損ない吹き飛ぶ
盾で防ぎ上手く受け身をとっていたので致命傷にはなってはいないが、明らかに動きが焦りで雑で鈍い
(『岩の盾』オジサンの・・・『黒騎士』の雰囲気はどう見ても魔素の近くに出た『槍使い』や『女弓使い』と同じ禍々しいオーラだ。でも、近くを探しても肝心の『魔素』も見当たらい・・・どういう事だ)
オレは以前に対峙した魔獣と共に現れた『敵』の事を思いだし、周囲を警戒していた
これまでと同じなら、彼らの近くには必ず魔の集合体である『魔素』があるはずだった
そこから魔のエネルギーを補給し下界で暴れていた
逆を言えばその魔素さえ浄化してしまえば、無敵とも思われる彼らもこの下界で無力化される
しかし感覚を澄まし、目をいくら凝らしてもそれらしいのは見つからなかった
(クソッ、どういう事だ・・・やっぱり何も見つからない ・・・・ん?)
感覚を凝らしたオレは、『黒騎士』の体から負のオーラと共に黒い糸の様な物が伸びているのを見つける
それは地をはい下の草原の方まで向かっている
(あそこは・・・・)
その糸の先にはこの陣を先ほど出陣し、ベール王国軍に突撃している『もう一人の黒騎士』まで伸びていた
長距離なので直接見えている訳ではないが自分には確信はあった
(ここにいる『黒騎士』からあっちの平原にいる『黒騎士』の方に力を送っているのか!?もしくは逆か!?しかも、あっちの黒騎士の感じはどこかで・・・・)
直感的だがそう感じたオレは、何となくではあるが“理解”した
「『岩の矛』!さっき出陣して平原にいる『黒騎士』の方が偽物だ!恐らくあっちにいる黒騎士は“教皇”本人だ!」
以前に謁見した時に感じた教皇のオーラが向こうの黒騎士にはあった
どういう原理か分からないがこちらの黒騎士が本物で、ベール軍に突撃している方が偽物なのだろう
(ならばこっちの黒騎士を倒せば、あっちの方も何とかなるはず!)
何故か分からないが直感的にそう“理解”したオレは、『岩の矛』を援護するべくこちらの『黒騎士』に向かって全力で矢で射り援護する
シュッ、シュッ、カン
しかし、前と同じようにその矢は黒騎士の大盾によって防がれてしまう
それどころか、黒騎士は『岩の矛』を大戟で吹き飛しつつ、足元に転がっていた岩の戟で砕きこちらに石の砲弾を撃ち込んで来た
辛うじてかわしたオレだったが、後方にいて運悪くその岩砲弾を喰らった皇国兵は頭部を吹き飛し絶命する
(くそっ、まるで大砲だ・・・これじゃ迂闊に援護も出来ない・・・)
「『魔獣喰い』!手出し無用だ!」
オレに向かってそう叫びながら、『岩の矛』は再度『黒騎士』に斬りかかって行く
上下左右、フェイントを織り交ぜながらその巨大な大矛で斬りかかるが、敵である『黒騎士』の大盾によって全て防がれてしまう
(このままではジリ貧だ・・・皇国軍も体勢を整えて周りから援軍も来ているし、このままでは囲まれて全滅だ・・・)
一度黒騎士を諦めたオレは、弓矢で皇国軍の兵士を牽制しつつ、周りの状況をもう一度確認する
個人の戦闘力が高い森の戦士団が今は健闘しているが、徐々に増援で敵兵の数も増えてきている
頼みの綱である『岩の矛』は冷静さを欠き、『黒騎士』の鉄壁の防御を崩す手がかりさえ掴んでいない
ドガン
「くっ・・・・」
そうしている間に、またもや『岩の矛』が強烈な一撃をくらい吹き飛んでいた
(このままではマズイ・・・・)
☆
一方、平原にいる『黒騎士』の突撃も激しさを増していた
練度に勝るベール軍が序盤優勢だったが、その一陣に穴を空けた黒騎士とその一団がベール軍の中枢まで突撃していた
ベール兵は陣形を組み迎え撃つが、巨大な戟を暴風のように振り回す『黒騎士』に近付くことすら出来ずに斬り裂かれていく
『魔獣喰い』の推測が正しければこちらの『黒騎士』の正体は、皇国の最高権力者である“教皇”という事になるが、その武力は常識を逸脱している
元々は文官であり、更に高齢である男とは思えないような膂力に誰も太刀打ちできない
「クソッ!誰かあの黒騎士を止めるんだ!!」
ベール軍の本陣を守る守備隊長は、手の付けられない敵の黒騎士を前に叫び声を上げる
(このままではベール王のいる本陣まで、この怪物が辿り着いてしまう・・・)
守備隊長は自分の身を犠牲にしてでもここを死守するつもりだが、それもであの化け物騎士は止められないだろう
(誰かいないのか・・・・)
騎士隊長は心の中でもう一度そう呟く
「・・・・お待たせしました。ここは私たちが引き受けますので、後方に一度お下がりください」
怒号の飛び交うこの戦場に、突如清涼感のある声が響く
見るとベール軍正規兵の中でも、一部の騎士にだけ与えられる近衛騎士の鎧を着た男が近付いて来た
その先頭にいて言葉をかけてきたのは、その近衛騎士のひとつを束ねる男だ
ベール軍で彼の顔を知らない者はいない
ベール王近衛騎士隊長『聖騎士』ヘルマンが現れたのだ
近衛騎士ヘルマンは、前方にいる禍々しい黒い鎧を着た騎士の前に立ちはだかる
「ここから先は通すわけにいけません。どうぞお帰りください」
品行方正で『聖騎士』と呼ばれる男は、敵に対してもあくまでも丁寧な口調で勧告する
しかし、その眼光は鋭く馬上で槍を構えた振る舞いだけで、彼が只者ではない事を感じさせる
『黒騎士』もその気配を感じたのか、突撃する馬群を止め対峙する
《・・・・・》
「ヘルマン、こういう輩には容赦はいらんのじゃ」
近衛騎士ヘルマンの隣に、個性的な羽飾りを着けた鎧の女騎兵が並び語り掛ける
「そうですね獅子姫様。でも一応は勧告という事で」
『聖騎士』と呼ばれながらも、その内面に恐ろしいまでも破壊願望を隠し持った騎士は苦笑いを浮かべながら答える
「前回はお前に譲ったから、こいつはワシが貰うぞ」
獅子姫は悪戯な笑みを浮かべ黒騎士の前に進む
そして沈黙を守りながら、お互いに少しずつ間合いを詰めている
「・・・その様子だと皆さん帰ってもらえなさそうですね」
近衛騎士ヘルマンは左手を上げ、後ろにいる部下の騎士に合図を出す
「突撃!!」
怒声と共に突撃が始まり両軍乱れてのぶつかり合いとなる
ベール軍の中でも精鋭揃いの近衛騎士団は次々と皇国軍を圧倒していく
「さて、ではこちらも始めるかの」
そう呟き、獅子姫は目の前にいる『黒騎士』に向かい馬を走らせる
☆
皇国軍とベール王国の決戦が行われている場所から、遥か南西にある高原
こちらでもつい先程まで大きな戦いが行われており、今はその敗者を勝者が追撃している状況だ
「退けぇ!退くんだ!」
イスラマ神聖皇国南方遠征軍をまとめる司令官は、総崩れとなった部下に退却の指示を出す
偉大なる教皇陛下の指示の元、皇国は東にあるベール王国と、南にあるこのヴェルネア帝国に同時に大遠征の軍を出していた
ヴェルネア帝国は皇国と並ぶ軍事大国であるが、それ故に同時に東西南北に敵を抱え、ひとつに軍をまとめることが出来ない弱点を持つ国であった
今回はその弱点をつき、帝国北部の地域に動員できる倍以上の兵で皇国は侵攻していた
当初は順調に軍勢を進め帝国の北の領土を制圧して行ったが、敵の指揮官が交代したとたんに奇襲と逆襲が始まりこちらは大崩れ
そして、ついには先ほどの大決戦で皇国軍は敗北し全軍退却に至る
「帝国の化け物め・・・」
南方遠征司令官は独り言のように呟き、その敵の司令官のいる方向を睨み付け
(『血の皇子』ネロと言っていたな・・・次はこうはいかんぞ・・・)
その司令官は先ほどの決戦の際に、こちらの作戦の全て裏をかき皇国軍を翻弄し、
司令官が自ら突撃し、皇国軍の並み居る将軍・猛将を全て打ち取った恐ろしい槍技を持った青年の顔を思い出す
「徹底的に追撃しろ!二度と我が帝国に刃向かおうと思わせるな!」
ヴェルネア帝国の司令官ネロは敗走する皇国軍に対し、部下に徹底的な追撃を指示するする
開戦当時は兵力差もあり前任の北部方面軍司令官が、皇国軍の侵攻を帝国領の奥深くまで許していたが、この最終決戦での勝利で何とか盛り返せそうだ
(こちらの領土も大分被害を受けたから、それ相応のモノは頂戴しないとな)
ネロはこのまま追撃をしつつ、イスラマ神聖皇国の南部領の一部を占領する段取りをつけていた
「それにしても、倍の以上の兵力差を物ともせず撃退するとはさすがは若様!」
ネロの隣に馬を進めて来た“樽の様な体型”の副官は、主人であるネロに声をかける
「今回は帝都本軍も出張ってきたから負ける訳にはいかなかっだろうよ。それに、皇国軍も寄せ集めで民兵が多かったからこんなもんだろう。
まあ、オレとしては『殲滅皇子』あたりでも出て来てくれたのなら、やり甲斐もあっただろうよ」
ネロは副官であり目付け役でもあるドルトンに、そう答えながら敗走する皇行軍を眺める
「ハッハッハ、そんな冗談を言っていると幽霊と同じで本当に現れますぞ、若。
情報によると『殲滅皇子』とその精鋭部隊はベール王国の方に進軍しているとう話ですぞ。あっちはさぞかし激戦でございますな」
更には本当かどうか分からないが、教皇自ら軍を率いてベール王都に侵攻しているという
その話が本当ならいくら伝統あるベール王国であっても、彼らだけならば恐らくは敗戦は免れないかもしれない
情報では森の戦士団もベール側に参戦しているという
(こちらからはアイツらがもうすぐ戦場に到着する頃だろう。アイツらの顔を見たらマジウスやイワノフもきっと驚くだろうな)
ネロは帝都で楽しく過ごした、森の戦士たちの顔を思い出し笑みを浮かべる
帝国軍はベール王国に援軍を差し向けていたのだった
ベール王国がイスラマ神聖皇国に占領され、大陸の勢力図が大きく変わる事はヴェルネア帝国としも歓迎出来ない
そうなれば帝国は北と東から皇国に挟まれてしまう
そうならないように、少なくとも帝国がこの大陸を制するまでは、他国は互いに削り合って欲しいというのが帝国の政策だ
(オレの本音を言えば、戦なんてない世界で美味しい食い物と酒を飲みながら、仲間と世界中を旅してみたいのだがな)
ヴェルネア帝位継承権第二位まで上がってしまった男は、もう叶わなくなってしまったそんな夢を思い出しながら馬を進める
☆
話しは始めの戦場に戻る
森の戦士『岩の矛』と、皇国軍『黒騎士』の激戦はまだまだ続いていた
鉄壁の防御を誇る『黒騎士』に一撃も加えられないまま、返し技を喰らう『岩の矛』はジリジリとダメージを受け疲弊していた
「クソッたれ!」
それでも気力で何とか攻撃を繰り出す『岩の矛』だが、このままでは負けは現実のものとなってしまう
しかも時間が経ち過ぎたのか、皇国軍も続々とこの本陣に集まってきており、このままでは本当に全滅してしまう
「班長、まずいぞ。後方の退路がほとんど塞がれてしまってきた。どうする?」
オレの側で剣を振るう森のイケメン剣士は状況を確認しながらオレに報告してくる
「分かった・・・・こうなった皆で黒騎士に斬りかかって、その間に『岩の矛』の奴を連れて帰ろう・・・・・・ん?」
『魔獣喰い』は敵軍の一部に慌てた動きを見つけた
どこかでまた軍の動きでもあったのか
とにかく今は目の前の黒騎士を何とかしないといけない
「ぐほっ・・」
丁度そのとき、もう何度目になるか分からないが『岩の矛』が黒騎士に吹き飛ばされていた
黒騎士はその防御と返し技も凄まじいが、何といってもその膂力とスタミナが人間のそれを遥かに凌駕している
『岩の矛』がいくら森の戦士の中でも有数の勇者と言えども、黒騎士に一騎打ちで立ち向かうのは無謀だったのかもしれない
そしてついに、『岩の矛』はその場で片ひざをついたまま立ち上がれなくなっていた
(マズイ、このままでは殺られる)
オレは部下に指示を出し『岩の矛』を救出しようとする
だが、他の森の戦士達も増える敵を抑えるので手一杯だ
・・・・帝国の本陣の外側の一部の何やら騒がしい
オレは今一度、弓を構え黒騎士を狙い打つ
シュッ、カン
しかし、それも虚しく大盾によって防がれてしまう
(クソッ)
オレは弓をしまい『岩の矛』の元に走る
《おまえもこちら側に来い。こちら側は素晴らしい世界だぞ》
黒騎士は大戟を上段に構えながら、脅迫するように『岩の矛』にそう呟く
「ケッ、どんな世界か知らないが、お断りだ」
『岩の矛』はそう強がるが、もはや立ち上がる気力すら残っていない
《・・・そうか、我が息子よ・・・・さらばだ》
そう小さく呟いた黒騎士の大戟が『岩の矛』の頭上に振り落される
(くっ、間に合わない)
オレは『岩の矛』の元に駆け付けようとした
あと少しの距離で間に合わなかった
ジャギン
その大戟が最後まで振り下ろされる事はなかった
凄まじい勢いで、黒騎士を狙ってどこからともなく飛来した鉄の板の塊によってそれは防がれた
それを大盾で防ぎ、後方に距離をとる黒騎士
(鉄の板?・・・・いや大剣だ・・・)
よく見るとそれは人間の身長を遥かに超える巨大な大剣であった
一見すると雑な塊に見えるが、目を凝らし見ると細部にまで装飾が施かされた美しい剣であった
由緒ある名剣なのであろう
(あれは確か・・・・)
オレと『岩の矛』には見覚えがある大剣であった
「イワノフ、しばらく見ない内に随分と大人しくなったものだな」
その声の主はゆっくりとこちらに近付き、その投げつけた長く分厚い大剣を地面から軽々と引き抜いた
その男は、ここに来るまで激戦を潜り抜けて来たのだろう
本来は銀髪であるはずのその髪は、皇国兵の返り血で赤く染まっていた
ヴェルネア帝国の赤い鎧に身を包んだ偉丈夫
『赤髪』ガエル・ド・リオンヌが現れたのだ
この章は登場人物がいつもより多いので簡単な人物紹介も行います
【森の戦士団】
魔獣喰い:(下界名:マジウス)
主人公?17歳で森林弓兵の小隊長。他人の見えない何かを感じたり見たりすることができる。見破る達人?今回の作戦は教皇の首を獲る先頭部隊を指揮する。ミスター無策無謀。大盾の敵と相性が悪い。対抗技の習得が必須
研究軍師セリーナ:
下界人で森に住む女の子天才軍師。実はイスラマ神聖皇国の皇女。グラニス軍でも影の軍師として采配をふるう。ブラコン。剣の腕は微妙だが走るなどの体力はかなりある。マリオを追いかけて決戦の地に到着した。いつもはマッドサイエンス軍師だが今回もシリアスモード。岩場を登れないので留守番中。みんなの無事を祈る。帝国への援軍作戦を密かに画策していた。
精霊神官『清い水』(下界名:レティーナ)
森の戦士『魔獣喰い』の専属精霊神官。彼に着いてきて決戦の地に到着した。岩場を登れないので留守番中。みんなに精霊の加護を届ける。
イケメン剣士:(下界名:セバスチャン)
魔獣喰いのかつての仲間。結構な剣の腕前で指揮能力もあり万能選手。未だに魔獣喰いの事を班長と前の呼び方で呼ぶ。魔獣喰いたちと教皇の首を狙う。退却と思わせて『黒騎士』と戦うという作戦変更に「やれやれ班長といると色々と楽しめそうだ」とグチる。班長を残して退却は出来ない
牛さん:(下界名:不明)
魔獣喰いのかつての仲間。無口な重量戦士。魔獣喰いたちと教皇の首を狙う。退却と思わせて『黒騎士』と戦うという作戦変更に「・・・・やるか」とグチる。班長を残して退却は出来ない
坊ちゃん:(下界:不明)
魔獣喰いのかつての仲間。金の計算と弓が得意。魔獣喰いたちと教皇の首を狙う。退却と思わせて『黒騎士』と戦うという作戦変更に「早く退却しようよ」とグチる。班長を残して退却は出来るかも?
黒豹の爪:(下界名:クラウディア)
大砦の大剣女剣士で大隊長。統率力、個人戦闘力が高く軍略にも長けている。日焼け野獣系巨乳なので走って移動する時は目のやり場に困る。魔獣喰いたちを先に行かせる為に壁役となっている。急いでも黒騎士の所までは届かない。
鬼軍曹:大村の城の戦斧筋肉戦士団長。大戦斧と盾を使い獅子奮迅の活躍。魔獣喰いたちを先に行かせる為に壁役となっている。急いでも黒騎士の所までは届かない。
魔獣喰い小隊の副官:三人いるが全員が経験豊かで有能。よく職場放棄する小隊長の代わりに隊を指揮する。地味に有能。指揮官の作戦変更には後でグチる。
【ベール王国軍】
獅子姫:(下界名:シシリーナ、『孔雀騎士』)
結構前からベール王都に残り剣匠のジイイさんから武術を習っていた。色々活躍した結果、何時の間にベール王国軍でも指揮官として腕を振るう。今回も荒くれ者を集めた兵団(通称:獅子姫隊)を指揮し皇国軍を恐怖のどん底に陥れている。黒騎士(教皇)との一騎打ちをする
『聖騎士』ヘルマン
獅子姫と共に黒騎士(教皇)の前に立ちはだかる。前に借りがあるようで今回は黒騎士(教皇)を獅子姫に譲る。丁寧な言葉を使うけどそれが怖い人
護衛のオジサン(下界名:不明)
幼い頃から獅子姫の護衛をしていた腕利き戦士。姫と一緒に修業をしつつ他国の情報収集などもこなしていた。乱戦時は姫の背中を守る。
【グラニス軍】
青年騎士レオンハルト副伯爵:たくましく大きくなった成長率No1の騎士。元々イケメンだったので左ホオに傷跡が残っても絵になる。下界と森のハーフ。自信家。皇国軍相手に奮戦中。
女騎士スザンナ:レオンハルトの護衛騎士で今はグラニス軍の近衛騎士を率いる。剣の腕間の他に統率力や内政力などの各種能力が成長。プライベートは真面目なドジっ子。金髪碧眼で着やせタイプで周囲から人気が高い。剣と盾を上手く使い、受け流しからのカウンターを得意とする。夜の方は不明。皇国軍相手に奮戦中。
ベテラン騎士:昔からグラニス家に仕える騎士。耐える守備力に定評がある。十代半ばの可愛い娘がいる。傭兵隊と共になんとか前線で踏ん張った影の功労者。グラニス領に残ってとある任務を遂行中
傭兵隊長:グラニス軍のお抱え傭兵隊を率いる。才能よりも経験値が物を言う歴戦の戦士。大陸中の噂話に通じる。ヴェルネア帝国軍の援軍を決戦の場まで案内して来た。
【イスラマ神聖皇国 第三軍】
第二法皇子マリオ:(殲滅皇子)(好色皇子)
神聖皇国の皇子で小さい頃から変わり者の奇人皇子。父親にも煙たがれていた。成人してから西部の辺境前線に飛ばされて連戦連勝。女の子好き。研究軍師セリーナお兄ちゃん。現代からの転生者。軍略マニアで化学も得意な天才である意味もう主人公。弱兵の皇国兵を現世の歴史から引用し長槍隊や石弓隊、工作兵を抱える。七色煙幕や火炎矢は彼の特性兵器。策を巡らせ撤退して北へ向かった。シスコン。父親殺しを画策する。時期教皇候補。偽装でゆっくりベール王国軍に進軍している。(マジウス、作戦成功まだか?)
女官騎士エマ:マリオ殿下の幼い頃からの教育係りの女騎士。能力に弱点がない騎士で体型も無駄がないスレンダー型。通称『秘書騎士』。マリオが転生者だという事には気付いていない。冷静な女性だが実は熱いハートの持ち主らしい。剣の腕もかなり
聖女エレナ様:身長はそんなに大きくない童顔の少女。天の声を聞き勇気を出し前線に出る仮初めの聖女。顔は小動物系。実は戦闘で変身してしまう。ここ数年は正規流派の剣も学び意外と頭はいい。大剣モードから2刀流モードに別れる特殊剣を使用する。魔獣喰いの洗脳波を浴びてしまうが仲間であるマリオの元にとりあえずは戻る。今回はマリオと共に一緒にはいない。
『黒影衆』:マリオ法皇子お抱えの諜報活動衆。孤児を集め訓練していた。敵のかく乱や情報収集などが得意で戦闘能力も高いい(忍者)。皇都にも残して来ていた。
皇都に残してきたマリオ側近:信用のおけるかなりの人物。直観力に優れる
エリオス兄様とシリアナ姉様:マリオの兄と妹。生贄にされて亡くなっていた
謎の黒騎士(教皇)
大盾と大戟で武装した重騎士。矢が一杯刺さっても死なない。普通の者は近くにいるだけ恐怖を感じる。本陣から出撃して獅子姫と対峙する。
謎の黒騎士(岩の盾)
本陣のいた二人目の黒騎士。その動きや雰囲気で森の戦士『岩の盾』のオジサンだと看破される。意識はあるようだが言葉は『敵』の《 》口調。底なしのスタミナ
教皇
マリオとセリーナの父親でイスラマ神聖皇国の最高権力者。何者かに操られている可能性大。黒騎士(教皇)として戦場に降臨。
【ヴェルネア帝国】
『赤髪』ガエル
帝国東部方面の砦にいた時に森の軍師セリーナの要請を密かに受けて援軍として進軍。傭兵隊長の案内の元ようやく決戦の場に到着した
もう一人
もう一人も少し遅れて到着
ネロ殿下
統率力・個人武力・知略の合計値が大陸屈指の男。戦場で敵対したくない司令官NO1.
不本意だが色々あって継承権が一気に上がってしまった
『千の樽』ドルトン
副官としてついて来た。足が短いので馬は苦手らしい。意外と情報通。
『槍女帝』ヘリヤ
ネロの師匠様。戦について来たが隠し持った酒を飲んで二日酔いで馬車で寝ている




