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【25話】これがオレのルート攻略

今回の話には不適切な表現(暴言、暴行、性暴力等)が含まれます。閲読の際には以上の注意点をご留意いただけますと幸いです。

 重い目を擦り腕を伸ばし体を伸ばす、さてどうしようかと考え込んでいると、後ろから女の声が聞こえてくる「おは、よう、クオ、目を、覚ま、し、たって、聞い、た、から、来た、の」わざとなのか分からないが変わった話し方をした青い目の女が立っていた。

 朝は嫌いだ、でも今この時は機嫌が良かったので元気に挨拶を返してやった「おはよう......ギヒッ」だってオレは無事に取り戻せたのだから、あの忌々しい寄生虫からやっと自分の体を。

 女は嬉しそうにこちらに近寄り優しく頭を撫で出した「目を、覚まして、くれ、て、本当、に、嬉しい、皆、ずっ、と、貴方の、事、待って、たから」なんて満ち足りた幸せそうな顔をしやがるんだ、そしてオレはまた心臓が握り潰されそうになる程の苦しく、恥じらいに負けるツマンネェ感覚を覚える。

 でもそれも今は関係ない事だ、本当にオレは運がいいみたいだ、今のオレとあの寄生虫はオレの体を共有している状態だ、混ざりあっているという方が正しいかもしれないが、感覚を共有し合っているそれすなわち押し付けれるという訳で、このくだらない恥もうっとおしい心臓の痛みも全部あいつに押し付ける、これで俺を縛るものは完璧に存在しない。

 息を整えイメージする流す感覚を押し付ける感覚を、だってオレは捨てたのだから弱さ全てを、もう女を抱きたくて仕方ないもはや誰でもいいくらいだ、今目の前にいる全く関わりのないこんな奴でさえ、それくらい今日この時まで我慢し続けてきたんだ別にいいじゃないか。

 ニヤつきながらオレは言う「色々あったからさこんがらがってグチャグチャなんだ、何もかも忘れちまったみたいでお前の名前教えてほしい」寄生虫の記憶も体験も知る由もない、仕方ねェだろやっと起きれたと思ったら謎光景が広がってんだから、全員知らねェ奴らだらけだし、何周してもこんな女と一度も出会ったりなんてしなかった。

 女はしばらく固まっていたが服の端を掴み「......私、は、マリー、だよ」そう名乗る「そうか、んじァこれからよろしくな()()()」俺は普通に言われた通りの名前を呼んだだけなのに悲しそうな顔になり「......本当に、忘れ、ちゃったん、だね」なんだその反応は随分と低感触だな。

 マリーの顔が曇っていく「ねぇ、クオ、兄様、に、何を、言った、の」随分と深刻そうな雰囲気を出しているが、そんなことよりとんでもない単語を口走った事の方に注意が行く「ニイサマ?」復唱してしまったその単語はあまりにも最悪ですぐに理解する、この女はよりにもよってアイツと同じ存在と変わらないという事に。

 最悪だせっかくいい気分だったのによォ「うわお前あいつの血縁者かよ」わざと分かりやすいように露悪的な態度を取る「私の、事、は、どれ、だけ、悪く、言っても、いい、でも、兄様、の、事、は、悪く、言わ、ない、で」怒っているような口ぶりだったが如何せん声も顔も硬い、これを犯してもイイ反応は見れるだろうか? まァ試すだけの価値はあるな、今までと違って時間は永遠にある、オレは自由になったんだ、なんて素晴らしい事なんだ。

 泣きそうな顔で睨みつけながら「その顔で、その、体で......その声、で、嫌な、事、言わ、ないで」怒っている? いややっぱり分かんねェってこいつ相変わらず表情全然変わんねェし、それでも愉しくて仕方ない「ギヒャヒャ! おもしれェホントに本当に! 分かんねェもんなそりゃそうだ」誰も気づきはしない、これならこのルートならオレはやっと先に進める、だから手始めにこの女からだ。

 正直に言うと女はどんな奴でも犯す自信はあったが、あいつの血が流れるとなると話は別だ「まあいいか剣で刺して血抜きしながら犯せばセーフだろ」座ったまま剣を腹の辺りに向ける「......もう、そのまま、殺し、てよ」暗い目で弱々しい声で懇願される「あのなァ、死〇はし過ぎて飽きちまったんだよ、もう生きてる女しか抱く気も起きねェんだわ」ため息をつきながら剣で服の繊維をなぞる、服が切れるか腹が切れるかのギリギリの感覚を楽しみながら。

 顔こそは段々と暗く曇って行くが泣き叫んだりしないので「にしてもホントお前()()みたいだな、顔も変わらないし話し方も人間のくせに終わってやがる」まァ生きているドールとして使い倒してやればいいか。

 どの発言に反応したかは分からないがマリーはオレを睨みつけ「違う......クオ、は、そん、な、事、言わ、ない、ずっと、言って、きた、事、全部、クオは、絶対、言ったり、しな、いの、貴方、は、誰? 返し、て、クオ、を、返し、てよ」やっとマシな顔になった「お前もあの寄生虫が好みか? いいね犯しがいがあるってやつだ」そうして飛び掛り床に押し倒し首筋を舌でなぞる、マリーの体はそれに反応しオレを引き剥がそうとして来たが何と弱い力だろうか、もはや可愛さすら感じる程だ。

 耳元に近づき声を殺しながら囁く「なァ次はどうされたい? どんな風にお前は犯されたい? 」やっと愉しくなってきた所で運命の出会いとかいうやつはどうやらあるらしい、何度も目に焼き付けてきたその姿が現れる。

 マリーはオレが何かするよりも先にいち早く叫び警告する「ダメ! エーリヤさん、来な、い、で!」マリーは必死にエーリヤをこっちに来させないようにしていたが、オレはマリーの髪を掴み立ち上がりそのまま廊下へ投げ捨てた。

 物を落とした時のような強烈な音が鳴り響く、マリーは肩を押さえうずくまり、エーリヤはそれを見て硬直していた「クオ様......?」現実を受け入れられないのだろうか震えて動けなかったようだ。

 イイ......ホントにイイ顔しやがるこの女は、その絶望に染っていく顔がたまらない「こんな人形の事なんかどうだっていいだろ? オレはエーリヤが一番だよ」そう言ってエーリヤの腕を引っ張って部屋まで誘導し、ベッドに放り投げた。

 エーリヤは壁に密着し震えていた、そうこの顔だこの顔こそがオレが知っているエーリヤだ、あんな笑顔も声も知らない向けてくれた事なんてなかった「何故逃げるんだお前はオレの従者だろ? ご主人様の為に命も体も全部捧げるのがお前の使命なんじゃないのか? なァ? エーリヤ失望させないでくれよ自分から欲情して誘っておきながらこんなのってアンマリじゃないか」エーリヤの瞳から光が消えて行く、そうオレが奪った愉しい愉しい愉しい! 後はその未熟な体を汚してオレだけにしてしまえば、あァなんて素晴らしい絶頂モンだ。

 しかし涙を流しながら首を横に振りやっと口を開いたかと思うと「シフィ様に謝ってください......どうしてあんな事をしたのですか」立場をわきまえずオレに反論する、まァいいんじゃねェのちょっと生意気なくらいの方がオレ好みにしやすいしな、エーリヤに近づきそのまま服へと手を伸ばし――勢いよく裂いていく、腹の肌色と下着の薄ピンクがいい感じに色気を感じさせ気持ちを昂らせていく。

 エーリヤは更に小さくなり破かれて露出した肌達を隠そうとしたので、勢いのまま押し倒し腕を押さえつける「いや! 離してください!」エーリヤは叫び必死に抵抗する、何故? 何故嫌がる何故そんな反応をするんだ何がダメなんだ、何で蛆虫とオレとで反応が全然違うんだよ。

 イライラするうるせェ喚くなお前はただ黙ってオレに汚されるだけでいいんだよ、手を上に上げそして――エーリヤの右頬が赤くなった、面白い事に抵抗の一切を止め頬を押さえ涙を流していた。

 ギヒヒやっぱり力で黙らせて従わせるに限るな、満足しながら露出した腹の下腹部を撫でると「クオ? さ? ま? どう......して......」その声も顔も無気力になり完全に壊れるまで一歩手前と感じさせた。

 さァ最後と行こうじゃないかあともう少しでこの女の心は完全に死ぬ、俺の手でモノにしてやっとハッピーエンドってヤツだ「エーリヤ命令だオレだけのオレ専属の奴隷になれ、お前はただオレだけの指示に従ってろ反するな意を持つな簡単な事だろう、それだけしか価値が無いのだから、でもお前は完全に無能じゃないだろう? オレをガッカリさせるなよ」そう言ってエーリヤの腫れた頬を舌で下からすくうように舐めた。

 エーリヤの反応は――笑顔だった口元に笑みを浮かべて、あァたまらない早く聞かせてくれよお前のイキ狂うサマを「さァエーリヤもう言わなくても分かるだろ? 」ニヤけながらエーリヤを見下ろす、それに対しエーリヤは元気よく笑顔で答える「はい! 私は貴方様の従順な()()()()()()!」もう二度と光を宿さないとすら思う程の暗い目をして顔を赤くし笑っている、オレがこうした、ギヒヒ! あァこれだけでイッちまいそうだもう我慢出来ねェ、そのまま胸に触れようとした瞬間に運命なんてものは存在しないのだと思い出させられた。

 突然強い力で右頬をぶん殴られた感覚と痛みを覚えその勢いでベッドから落とされる、誰だ今いい所だって言うのによォ、見えないナニかに胸ぐらを掴まれオレの声のはずなのにオレじゃない声が聞こえる『謝れよ、なんて事をしてくれたんだよ()()()』本当にツマンネェな、オレの体のくせに性格がまるでオレとは違う、ピンチに駆けつけたヒーローみたいな振る舞いしやがって本当に全てがムカつく害虫だ、オレの物語に割り込んで来んじゃねェよ、と自分自身を睨みつけた。

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