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休むために働く新スキル

「ダメじゃ!」

マオが机をバンッと叩いた。

それを合図にしたかのように、他の者も口々に詰め寄る

「休み? お前のシフト他のやつの調整に使ってるじゃないか」

「エクセルの枠がどこにもない!」

申し訳なさそうに、エクセルは自分のシフト表をそっと戻した

その横でマオがぷくっと頬を膨らませた

「わたしの命令で全員休めって言ったのに……」


「命令は守れてます」

「俺は休みの日に趣味で出勤するだけなんで」

「意味わかんないっ!」

マオは小さな足をパタパタさせる

「ちゃんとエクセルも休んで 私がブラック上司になっちゃう」

場が静まった

ブラック――この場にいる全員にとって、過去の苦い記憶を呼び起こす言葉だった


――


エクセルはハッとした

「……わかりました」

「じゃあ ――自分の休みを【シフト】します」

『新スキル取得 スキル 【シフト表シフト】』


「スキル【シフト表シフト】」

エクセルの頭上に、ぽんぽんぽん、と小人が3人現れる

「俺の代わりにシフトチェックと調整をやってくれます

本体を含めて4交代制 6時間x4で24時間働けます」


「自分の勤務を、自分にやらせるのか……」

もう何も言えない、という感じでドン引きする空気を感じる

「お前、それ前からやっとけば良かったんじゃないか?」

「スキル習得したのはさっきです」

「このスキルは【休むためのスキル】で自分にしか使えないみたいです」


頭を抱えていたマオが顔も上げずに言う

「よし! 今日はもう寝ろ!」

「ありがとうございます この後の会議は俺1号君が管理します」

去っていくエクセルを見ながら全員が同じ事を思う

「あいつ 病的に休む気無いな」




作者メモ


後から挟みたい話しが出来たため

掲載しまくって順番調整してます

話数の割り込み方よくわからない

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