episode9.勇者VS魔王
「ちょっと待って頭が追いつかない」
しおんは慌てながら立ち上がる
「私ゲームしてて。そうだ急にすごい眠気がして寝ちゃったんだ。それで夢の続き?」
「魔王様早く行きましょう。転移の魔法陣は用意してあります」
「えっと?どうしたらいいの?」
「早く魔法陣に入ってください」
「う、うん」
その頃勇者の視点ーー
バリバリ。電気が走り。魔法陣が勇者の上空に現れる
「なんだあれ。」
勇者は魔法陣を見上げながら警戒する
魔法陣から足がゆっくり出てくる。誰か来る
「何か来るぞ構えろ」
そしたら魔法陣から腰の辺りが出ると同時に出てくるのが止まる
「あれ?なんか引っかかたんだけど。ふんぬー。あれ?ちょっと出れない。うーん」
しおんは無理矢理出ようとするが出れない
しおんは体の上半分が魔王城にある魔法陣から出てる状態で勇者たちのところにある魔法陣に下半分出てる状態
「魔王様。何してるんですか。ふん」
トテモツヨーイがしおんを押す。無理矢理魔法陣くぐろうとするが何かに引っかかって通らない
「ちょっと待って。トテモツヨーイ痛い痛い。ちょっと無理矢理押さないで」
スポッ。くぐりぬける
「うわっ」
しおんは魔法陣から出てくる
「ぶへっ」
地面に落下
「なんなんだ?」
勇者は困惑してる
「いってて。えーと勇者パーティで合ってる?」
「あ、合ってるけど」
勇者からしたら空から魔法陣が出て変な格好したやつが落ちてきたという意味がわからない状況
「え、えーと私の名前は魔王し、じゃなくてサイキョーウ。よろしく」
「お前が魔王だと。…。登場の仕方ダサくない?」
「言わないで恥ずかしいから」
「お前を倒して我が国の平和を取り戻す。炎斬」
炎を纏った剣を振るってくる
「やば。」
しおんは避ける。さすがの身体能力
「くらえー」
勇者はもう一度攻撃してくる
「フロー」
しおんは浮遊魔法で空を飛んでかわす
「どうしよう。えーと。」
「魔王様攻撃なんでしないんですか」
テレパシーでトテモツヨーイがしおんに話しかけてる
「えっと勇者倒さないとなんだよね?でも攻撃って言われても殴るしか攻撃手段ないし。今空飛んでるから無理だし攻撃魔法何かないのかな?」
そうしていたらいきなり謎のスクリーンが出る。
「うん?何これ?魔法一覧?私が使える魔法が見れるんだ」
しおんが見てる間に勇者がジャンプして攻撃しようとしてる
「くらえー」
「やば。シールド」
バリアが出て攻撃を防ぐ。単純な防御魔法
「なっ」
勇者は弾かれる。
「なら俺に任せろ」
イチゲーキがジャンプ
「フロー」
ユウシャウラギールがイチゲーキに浮遊魔法を使いイチゲーキは空を飛んで魔王に近づく
「くらえ俺の一撃必殺技。ドンナテキモタオース」
イチゲーキは大剣を振るう
「だから名前がダサすぎでしょ」
ツッコミで叩いたらそれでイチゲーキは吹き飛んでいく。HP0になる
「あれ?わたし軽く叩いただけだよ?」
しおんは吹き飛んでいったイチゲーキに困惑
「イチゲーキ。お前よくもイチゲーキを」
勇者はおこる
「まさか軽く叩いただけで倒せるとは思ってなくて。」
「イチゲーキの仇だー」
勇者は剣を振るう
「えーと攻撃魔法の中にあった。ファイア」
炎魔法の最下級魔法のはずだけど…
ボワー。とてつもない火力の炎が発射される
「うわー」
勇者とユウシャウラギールは一瞬で焼き消された
最下級魔法でも魔王が強過ぎて最上級魔法レベルの火力になってしまっている
「えー…。ファイアって確か炎魔法の最下級魔法だよね?これのどこが最下級なの?
ファイアがおかしいんじゃない。この魔王がおかしいのである
第一の草原は炎の海になった
その頃みゆは…。
「しおんが急に倒れちゃって」
医者に診てもらった
「うーん体には特になんの問題も起きてないので疲れて眠ってしまったようですね」
「ならよかったです。でもなんでいきなり?」
そのしおんはというと…
「やばい流石にやり過ぎた。えーと水魔法水魔法。あった。ウォタア」
これも一応最下級魔法なんだけど。洪水でも起きたかのようなバカみたいな量の水が出て消火する
「えー。これで最下級魔法って最高魔法ってどうなるの?ゲームバランスおかしくない?」
おかしいのはゲームバランスではなくこの魔王のステータスである




