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episode18.魔法実験

「はあっ。デコイ」

魔王の姿が出てくる。でも動かない。


「分身とは違って動いたりはしないんだ。まあ攻撃を受ける身代わりが動くわけないか」

だけど7、8秒経つと自動で消えた


「攻撃受けなくても数秒経つと消えるんだねー」

前回クロマークが言っていたデコイがしおんは気になって使える魔法一覧にもあったのですぐに試した


「これイチゲーキの対策にしてるってネタバレ思いっきりされちゃったなー。もう嫌だー」

しおんは叫ぶ


「まさか魔王になるだけでこんなにネタバレされるなんてね」


「デコイは連発は不可能で。一度使用すると一分は使えなくなるので注意。なるほどねー」

デコイの説明を読んでるしおん


「そういえばまだ試してない魔法はたくさんあるよね。」

気になる魔法はまだまだある


「うっ。でも」

この前の魔王大量発生の事件のことを思い出す


「うー。いやまあすぐに解除すれば大丈夫でしょ」

しおんは外に出る


「まず何から試そうかな」

魔法一覧を出す


「えーとまず。相変わらずふざけた名前してるクラヤーミ」

周りが真っ暗になる


「うわ何これ。何も見えない。」

この魔法は範囲内を真っ暗にして何も見えなくする。電気も何もない密室にいるような状態にする


「解除。なんなの?今の何も見えないんじゃ何もできないよ。クラヤーミって魔法でももうちょっとまし、うん?これって。もしかして。クラヤーミ」

また周りが暗くなる


「それと、ナンデモミエール」

周りが見えるようになる。


「やっぱり」

ナンデモミエールは千里眼の目を手に入れて透視できたら本来見えないものも見えるようになる魔法。ダークネスの暗闇空間でも周りが見えるようになる


「この二つセットなんだ」


「でも…。クラヤーミとナンデモミエールってもうちょっとマシな名前あったでしょ。そのまんますぎでしょ」

しおんはツッコむ


「なんか前までの魔法は英語にした名前だったのに急にとんでもない名前になってる。まあいいや。えーと次は」

魔法一覧にあった一つの魔法に目がつく


「リフェクト?何これ?」

魔法の説明欄にも何も書いてない。


「リフェクト」

何も起きない。


「何も起きない?どう言うこと?」


「リフェクト。リフェクト」

何回も使うが何も起こらない


「何か条件があるの?」

しおんはなんで発動しないのか見当が付かない


「うーん。まあいいや次。グラビティ」

飛んでいた鳥が重力で押し潰されて床に叩き落とされる


「重力魔法。敵の動きを封じることができる。使用者の魔法威力の数値で重力の重さは変わる。なるほどね」

魔法の説明欄よむ。落ちた鳥が地面にめり込んでる


「ファイアと言い他の魔法と言い私の魔法威力どうなってるのよ」

しおんは重力を解除する


「次はリフレクト」

バリアが出る


「えーと反射するバリアが出てくる。ただし攻撃の威力が強すぎると反射しきれずにバリアは破壊されるので注意」

説明欄に書いてある内容を読む


「えーと。ファイア」

しおんがバリアに向かってファイアを放つ。そしたら炎が反射してしおんの方に出る。直撃するがしおんは効いてない


「なるほどね。確かに反射でき」

 

「ぎゃあああああああああ」

後ろから叫び声が聞こえる


「あれ?」

後ろにいた魔族が巻き込まれたみたいだ


「あっ」

チーン。丸焼きになってる


「やっちゃった。蘇生魔法ってなんかないのかな?」

しおんが探してると


「お。いい匂い。」

ヨワスーギがくる


「こいつ魔王様が焼いたんですか。めっちゃうまそうです」

さっき巻き込まれた魔族はニワトリガタノマゾーク。名前の通りニワトリ型の魔族。それがこんがり焼き上がったのである


「いやその子。」


「よっしゃ今日の晩飯はこれですね。うまそうです」

持ち帰っていく


「あーあ」


「あの肉が魔族ってのは黙っておこうっと」

しおんはこれ以上やったらどうなるかわからないのでやめておくことにする

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