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日常で世界を変える(遠山編)  作者: mei


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5月20日 ロープレ

 こうして1週間が過ぎるのはあっという間だな。たしか、先週は髙橋が来るか来ないかでいろいろ合った気がする。1週間経過してちゃんと来たからよかったとなるのかはわからなかった。結局、どちらがやめるのか俺にはわからなかった。今市さんからも、その後話をすることもなかったし、どうなったかすらもわからない。いわゆるお蔵入りってやつなのかもしれないな。世間では、5月病で休むことが多いと言われている。俺は、5月病になる暇なく、毎日忙しい。休みの日も寝ていたらあっという間に過ぎてしまう。

 正直、毎日が一瞬で終わってしまうから余裕がないんだよな。明日何をしようかなと言う前に、今目の前のことにいっぱいになってしまう。今であれば、先輩から任された資料作りやロープレをしてたらすぐ時間が来てしまう。ロープレにおいても、毎回先輩がアドリブを入れてくるから、思ったような対応ができない。まずは、ロープレでちゃんとできるようにならないとなぁ。けど、あのロープレに対応するには、もっと練習が必要なんだよな。レベル10をクリアする最終試験として別の部署の人が来るのだ。正直、その人がどこの部署の人かわからないという難しさもある。髙橋の時は、麻耶さんだったらしいけど全く緊張しなかったと聞く。さすがとしか言いようがないけど、俺には絶対に真似できないよな。

 俺は、話すこと自体は嫌いじゃなかったけどどう自社のサービスを紹介するかということを迷っていた。自社のサービスってのは、結局使わないから難しいんだけどな。まぁ、それも仕方ないんだけどな。ただ、俺には一つ期待していることがあった。それは、まだ営業デビューしていない人向けの研修が来週の22日に行われることだった。ここで、何かいいアドバイスを聞いてもちかえればと考えていた。もちろん、それができる保証はなかったけど、今の場所から抜け出せるにはそれしかなかった。

 また、俺以外のロープレを見れるのも一つの勉強材料だった。営業課の同期では、三藤、髙橋、会田の三人が既にデビューしている状態。残りの、俺と石木と中丸がまだデビューしていないため、明後日は一緒にいることになる。少なくともアイツらには負けたくないな。それは、自分の自分の想いというよりも、先発たちがいろいろ教えてくれた営業四課の想いを背負ってというところが凄く大きかった。先輩では、伊東さん、麻耶さん、青野さん、中村さんなど相当たるメンバーだった。

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