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日常で世界を変える(遠山編)  作者: mei


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5月11日 やりとり

 昨日の髙橋とのやりとりを村上は気にしているみたいだった。


 村上「どうだった?」

 俺 「とりあえず、明日ご飯に行くことに決まりました」

 村上「おぉ、本当か。助かるわ」


 髙橋は、俺がなぜ連絡してきたのか、どの程度気にしているのだろうか?


 俺 「そこで、聞いといた方がいいことありますか?」

 村上「これからのことかな。どう考えてるか?」

 俺 「今は、何て言って休んでるんですか?」


 村上は、少し納得していない顔で話し始めた。


 村上「なんか、今はモチベーションが上がらないからって休んでるらしい」

 俺 「モチベーションですかぁ」

 村上「アイツらしいといえば、アイツらしいけど」

 俺 「今市さんは、何て言ってるんですか?」


 村上は、パソコンを打ちながら答え始めた。


 村上「別に何も言ってねぇよ。それよりも、昨日話した社長あてのメールに困ってるみたいだ。だから、早く髙橋じゃないことを証明してやらないとな」


 髙橋じゃないと信じる今市さんに対して、髙橋と疑う幹部陣ってところか。どっちが正しいんだろうな?正解は髙橋しか知らない。そうなると、髙橋が違うと否定するかちゃんと出勤するしかないだろうな。


 俺 「明日、行ってわかり次第連絡しますね」

 村上「おぉ、それは助かるよ」

 俺 「いえいえ、それくらいしか役に立てないですから」

 村上「そんなことねぇよ、お前は着実に一歩ずつ成長してるよ」

 俺 「そうですかね?」

 村上「ああ。自信もっていいぞ」


 そんなことを言われても全く自信はもてない。俺にも髙橋や三藤みたいな仕事のセンスや頭の賢さがあれば別なんだけどな。


 俺 「じゃあ、6月の同行デビューに向けて頑張ります」

 村上「おぉ、いいじゃねぇか」


 みんながいう結果をどうすれば出せるか、俺もそろそ、考えるべきところまできている気がしていた。


 俺 「やっぱり、早くレベル10までいきたいですね」

 村上「じゃあ、もっと練習しないとな」

 俺 「はい。村上さんは、レベル10までどれくらいかかりましたか?


 ここ最近、営業同行デビューができるレベル10にどのくらいの期間でなったのかをいろんな人に聞いていた。同期の髙橋は、わずか2週間でやってのけた。さすがとしか、言いようがない。


 村上「俺は1ヶ月くらいかな」

 俺 「1ヶ月早いですねぇ」


 もう、入社してから早くも1ヶ月中旬が過ぎようとしていたのだ。

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