5月7日 衝撃
今市「目標としては、30日にしっかりロープレができていたら、6月から同行しようか」
俺 「わかりました」
今市「今、ロープレは、どのレベルだ?」
俺 「えっと、まだ5ですね」
俺たちは、営業ロープレというのかあってそこでレベル10までいかないと、一人で営業することは許されていなかった。
今市「ということは、あと5かぁ」
俺 「そうですね」
同期の髙橋は、4月の段階ですでにレベル10までに達しているバケモノだった。そりゃあ、俺よりよくできるわけだ。
今市「ロープレは、何が難しい?」
俺 「やっぱり言葉遣いですかね」
今市「わかるなぁ。俺も野球部だったしさ、言葉なんてテキトウに使っちゃうよな」
俺 「そうなんですよね」
野球部で培ったよくも悪くもヤンチャな性格が言葉に出ているとこの前言われたばっかりだった。
今市「まぁ、そればっかりは仕方ないよな」
俺 「どうやったらいいとかありますか?」
これも、この前アドバイスしてもらったことだった。わからなければ聞けと。
今市「やっぱり使い分けじゃないか?」
俺 「使い分けですか?」
ロープレで学んだ繰り返しを実践してみた。
今市「ああ。仕事中ずっと意識すると疲れてしまうからさ、言葉遣いを意識する時とそうじゃない時を意識できればいいんじゃないか?」
俺 「そうですね」
今市の言う通りかもしれない。
今市「あんまり、深く考えるなよ。まだ時間はあるしな」
俺 「そうですね。ありがとうございます」
今市「そういえば、今度お前たちの新人の中でプロジェクトを任せたいって中村さんが言ってたぞ」
俺 「へぇー、そんなのがあるんですね」
プロジェクトが何なのかはわからないけど、俺には関係なさそうな様子だった。
今市「何、関係なさそうな顔してんだよ?」
俺 「いや、どうせ僕はまだ早いですよ」
今市「何言ってんだよ」
俺は、真剣そうな顔をする今市を見つめた
今市「今やらないで、いつするんだよ?もったいなさすぎるだろ」
俺 「そうなんですか?」
今市「お前も野球やってたんだから、それくらいわかるだろ?」
俺 「まぁ、、、、、、、、、、、」
今市が伝えたかったのは、野球部でいうレギュラー争いてきなことだろうか?
今市「悪いけど、お前が本気じゃねぇなら俺はお前に教えるほど余裕はないよ」
俺は、雷に打たれかのように衝撃がはしった。




