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日常で世界を変える(遠山編)  作者: mei


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5月6日 訪問

 俺は、GWが終わった感覚は全くなかった。なんだろうな?この感覚。疲れが残っているのか?昨日のせいだろうか?よくわからず俺は、再び仕事に取り組んでいたのだ。しかも、今日は中村さんたちが視察に来るという日だった。俺は、同期の髙橋たちと先輩に頼まれた資料作りをしている。今市さんとかは、すでに営業で外に出ていた。すると、ドアのノックがする音が聞こえる。来たな。一番に立ち上がったのは、佐山さんだった。佐山さんは、迎えに上がるように、急いでドアの方に向かう。朝、今市さんから中村さんたちが来るように言われていた佐山は、粗相のないようにと気をつけているみたいだ。

 ドアを開けた佐山の方には、中村さんたちが待っていた。他にもいるのか?あれは、たしか伊東さんだっけな?何をしているのかはわからなかったけど、とりあえず俺はこの資料を作成しないと。再び、パソコン業務に向き合っていた。先に資料作りを終えた髙橋は、村上と営業ロープレに取り組んでいる。さすがだな、髙橋は。髙橋は、中村さんたちが来ていることを全く気にせず、ロープレを続けている。よく、こんな状況で取り組めるよな。髙橋のロールプレイは、いつも通り的確で、顧客のニーズを満たすことができていた。あまりのできに、中村さんたちも関心しているようだ。中村と伊東はロープレについて、何かを話しているようだが、なんだろうか?資料作りを終えた俺は、佐山さんに伝えて、髙橋から少し離れたところに座ってロープレが終わるのを待った。


 中村「どうも、遠山くん」

 俺 「あっ、お疲れ様です」


 さっきまで離れていたはずの中村が近くにやって来た。


 中村「昨日は、ありがとうね」

 俺 「いえいえ、こちらこそありがとうございました」


 昨日は、全員と話すことはできなかったけど幹部の人たちからは声をかけてくれた。


 中村「今日は、何してんの?」

 俺 「さっきまで資料作りして、ここからはロープレに俺も参加します」

 中村「へぇー、頑張ってるね」

 俺 「ありがとうございます」


 会釈をしながら、答えた。中村と一緒にいた伊東は、熱心に髙橋のロープレを見て、何かを考えているようだった。


 佐山「遠山!!」

 俺 「はい」

 佐山「俺たちも、ロープレ始めるか」

 俺 「お願いします」


 まずは、このロープレでしっかりと結果を出して先輩に認められるようにならないとな。

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