第15話 突然の
遅れました。すみません。
「2人とも、遊園地に行くよ!」
日向の目が覚めたくらいの時間に、お母さんが部屋の扉を開けながらそう言った。
そういうわけで、今僕たちは遊園地に向かう電車に乗ってる。お母さんたちから聞いた話だと、日帰りで行くみたいで、夜ごはんの時に日向の誕生日会をするみたいだ。急なことでびっくりしたけど、遊園地に行けるのは嬉しいよ。お母さんたちがこっちで働いてた時は毎年行ってたんだけど、ここ何年かは行けてないから、とっても久しぶりなんだよね。
「楽しみだね、遊園地。」
「そうですね。」
「日向は何か乗りたいアトラクションある?」
「私はジェットコースターに乗ってみたいです。前に遊園地に行った時は、身長制限のせいで乗れませんでしたし。」
「良いね、ジェットコースター。どんなのなんだろう?」
「兄さんも乗ったことないんですか?」
「うん、乗ったことないよ。お母さんたちはジェットコースターが苦手だからね。1人で乗るほど乗ってみたいわけじゃなかったから、乗ってなかったんだよ。」
「そうなんですね。じゃあ、2人で楽しみましょう。」
「そうだね。」
ちょっとして、僕たちは遊園地に着いて、お母さんが持ってたチケットを使って中に入った。
「それじゃあ、どこから周る?!」
お母さんがそう聞いてくれたので、僕と日向は遊園地の地図を見る。
この遊園地にはいろんなエリアがあって、旅を始めるレンガと水の街、荒野に広がる古代の遺跡群、砂漠に作られた幻の黄金郷、火山の地下に作られた歯車と蒸気の街、海辺の巨大洞窟に造られた海賊のアジト、あらゆるものが巨大な森に作られた集落、雪原に造られた巨大な塔と石造りの街、の7つがあるんだ。
それぞれのエリアに特徴はあるんだけど、1番大きな特徴は空気だと思うんだよね。例えば、雪原の街だと気温と湿度が低かったり、火山の街だと気温は普通だけど湿度が高かったり、みたいな場所にあった空気を魔法で作ってるんだよ。もちろん冬服だったり夏服だったりが必要なほどの気温差はないけどね。
「日向はどこに行きたいとかある?」
「火山の街に行きたいです。」
「OK。それじゃあ、行こう!」
僕たちはレンガの街を歩きながら、火山の街に向かう。この街久しぶりだよ。
「あ、あそこにポップコーンが売ってるから、買いに行くね。」
そう言って、お母さんがポップコーン屋さんに走って行った。さっき亜から甘い匂いがしてたけど、あのポップコーン屋さんの匂いだったんだね。
「買ってきたよー。キャラメルソルト味のポップコーン。」
「おかえり。」
ちょっとして、お母さんがポップコーンバケットを持って帰ってきた。ポップコーンバケットも久しぶりだね。今はカゴにキャラクターが描かれたリボンとかブローチみたいなのが着いてるバケットみたいだ。
それにしても、キャラメルソルト味かぁ。どんな味なんだろう?キャラメルはあんまり食べないからキャラメルとキャラメルソルトがどう違うかもわからないよ。
そう思いながら、僕はお母さんの持ってるバケットからポップコーンをもらって食べると、コクのある甘味とそれを引き立てるほんのり感じられる苦さがあって美味しかった。甘いお菓子ってあんまり食べないけど、美味しいよね。
その後、しばらくその場で立ち止まってポップコーンを食べてたんだけど、半分くらい食べた時に、このままだと食べるだけで終わっちゃうってことに気づいてまた歩き始めた。
「そういえば、日向ちゃんは優ちゃんに聞かれて、すぐに火山の街に行きたいって言ってたけど、どこか行きたいところがあるの?」
「あのエリアにあるジェットコースターに乗ってみたいんです。」
「へ?」
「あそこのジェットコースターはほとんどが地下を見て周るらしいので、初めてジェットコースターに乗るのにぴったりだと思いまして。」
「や、やめた方が良いよ。ジェットコースターってとっても怖いんだよ?ほら、お父さんも怖すぎて震えながら固まってるでしょ?」
「確かに怖いかもしれませんが、兄さんが一緒にいてくれるので大丈夫です。」
「でも、
その後も、お母さんたちの抵抗は続いたけど、結局行くことになった。日向も楽しめてたから、行けることになってよかったよ。
ポケモンチャンピオンズが始まってそろそろ1月半になるわけですが、飽き性な自分にしてはまだ続いてます。大体の対戦ゲームは負け始めたら途端にやる気をなくすんですが、チャンピオンズはいろんなポケモンをすぐに育成して試せるからか、もしくはデイリーがあるからかはわかりませんが続いています。まぁ、それのせいで、小説を書き始めるのが遅くなってるわけですが。




