第14話 服屋
遅れました。すみません。
如月日向視点
お母さんが帰ってきた次の日、私たちは家族みんなでショッピングモールに来ています。
「あ、服屋さんを見にいっても良い?」」
「俺は別に良いが・・・、2人は大丈夫か?」
「僕は大丈夫だよ。」
今日は明日の私の誕生日会に使うものを買いに来たんですが、まぁ、家族で買い物に来るのは久しぶりなので、ウィンドウショッピングも良いかもしれませんね。・・・服屋さんというのが少し心配ですが。
「私も大丈夫です。」
「3人ともありがとう。それじゃあ、服屋さんにレッツゴー。」
しばらくして、私たちが着いたのは安めの服をたくさん売っているお店でした。
「そういえば、優ちゃんと日向ちゃんは欲しい服とかダメになっちゃって買い足したい服とかある?」
「私はないです。」
「俺も大丈夫だ。」
最近ダメになった服はないですし、新しく服が欲しいということも、私はあんまりないですし。
「僕は涼しそうなTシャツが欲しいかな。今のシャツだと暑くて。」
「じゃあ、買いに行きましょう。あ、日向ちゃんは大丈夫?」
「私は大丈夫です。」
「そう?それならいってくるね。」
私は水属性の魔法で涼しくできますから、服で調整をする必要はないんですよね。・・・兄さんが手を繋いでくれたら、兄さんも涼しくできるのですが。
父さんと話しながら待っていると、見覚えのある人たちがいました。
「あ!日向くん久しぶり。」
「俺はこの前ぶりだな。」
「お久しぶりです。」
「優くんは一緒じゃないの?」
「兄さんは、母さんと一緒に服を見にいってます。」
しばらく、父さんと話しながら時間を潰していると、兄さんたちが帰ってきました。
「お待たせー。それじゃあ、次は日向の誕生日プレゼントを買いに本屋さんに行きましょう。」
母さんの号令で、本屋さんに向かいます。そういえば、兄さんは服屋さんで何を買ったんでしょう。少し気になるので聞いてみます。
「兄さんはどんな服を買ったんですか?」
「えっと、確かゆったりしてるTシャツとか、なんか袖とか裾が広くなってるTシャツとかかな。」
聞く限りは普通のTシャツっぽいですね。母さんがフリルとかリボンが付いているものを持ってきて、兄さんがそれを気にせずにカゴに入れてるみたいなことがあるかと思いましたが、流石にないですか。
その後、兄さんに選んでもらったマンガを第10候補まで買ってもらったあと、明日のための食材を大量に買って帰りました。
それにしても、兄さんがマンガに興味があって助かりました。今までは気になるゲームだったりアニメや映画のDVDだったりを買ってもらってたのですが、おこづかいが年齢によって増えた影響で、兄さんと一緒に大体のものを買ってしまったんですよね。新しいゲーム機なんかが出てくれればそれをお願いするんですが。
そんなふうに考えながら、今日買ってもらったマンガを自分の部屋の棚に入れてリビングに戻ると、兄さんのタグを外していました。近くには、ベージュの生地に白色で書かれたアルファベットが並んでいるゆったりとしているものと黒い生地でできた丈が短いもの、裾や袖がヒラヒラしている丈の長い白色のものが置いてありました。・・・可愛い服ばっかりですね。まぁ、兄さんが気に入ってるみたいなので特に何も言いませんが。兄さんにナンパする人が増えないか心配です。
火曜日にずれ込まなくて、一旦安心しました。まぁ、日曜日に投稿できてはないんですが。




