表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風を追う — オートレーサーを目指す少年  作者: sasaki


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

37/50

談笑

ルール

学科テストの結果発表が終わり、

6人はそれぞれ胸を撫で下ろしていた。

そして夕方。

走行訓練後少し時間が空いたため自然と6人が集まった。

テストの緊張から解放された空気が漂っている。

高梨「いやぁぁぁぁ!! 生き延びたぁぁぁ!!」

相馬「お前の“61点”は奇跡だよな」

ひかり「むしろ奇跡以外の何物でもないわね」

高梨「ひどくね!? 俺だって頑張ったんだぞ!?」

三浦「“黄旗=帰れ”は頑張ったとは言わないよ」

まどか「でも……合格は合格だよ、高梨くん」

高梨「桐生ぉぉぉ!! 優しい!!」

成瀬「(笑っている)」

三浦「でもさ、今回のテストで分かったよね。

“走るだけじゃダメ”って」

相馬「まぁな。

フラッグとか安全規定とか、知らないと危ないし」

ひかり「特にあなたはね、相馬。

勢いで突っ走るタイプなんだから」

相馬「うるせぇよ」

まどかは笑いながら言う。

まどか「でも……みんなで勉強したから、頑張れたよね」

三浦「それはあるね。

高梨も一人だったら確実に落ちてた」

高梨「おい三浦! それは言い過ぎだろ!」

成瀬「みんながいなかったら高橋くん危なかっただろうね笑」

高梨「成瀬さん!!!」

まどか「ひかりさん、テスト中すごく落ち着いてましたよね……」

ひかり「そんなことないわよ。

内心は結構ドキドキしてたし」

まどか「えっ……そうなんですか?」

ひかり「当たり前でしょ。

あんな問題量、油断したら落ちるわよ」

まどか「……でも、ひかりさんはやっぱり頼りになります」

ひかり「……っ、な、何よ急に」

相馬(心の中)

(白石、照れてるな……)

高梨「なぁなぁ、俺の珍回答、他に何かあった?」

三浦「チェッカーフラグ=気持ちいいから”」

ひかり「それはもう犯罪レベルの間違いよ」

相馬「“押圧=マッサージ”もヤバかったな」

成瀬「……“青旗=ちょっと待って”もあった」

高梨「やめろぉぉぉ!!」

まどかは笑いをこらえながら言う。

まどか「高梨くん……面白い……」

高梨「桐生ぉぉぉ!! それ褒めてる!? けなしてる!?」

相馬「でもさ、これで学科はクリアだろ。

あとは走りに集中できるな」

ひかり「そうね。

次は実技テストもあるし、気を抜けないわよ」

三浦「走行理論もまた復習しないとね」

成瀬「……(静かに頷く)」

まどか「みんなで頑張ろうね……!」

高梨「おう! 次は俺が一番取ってやる!!」

ひかり「それは無理」

相馬「絶対無理」

三浦「統計的に無理」

成瀬「……無理」

まどか「が、頑張って……!」

高梨「桐生だけが味方だぁぁぁ!!」

談話室には笑い声が響き、

6人の距離がまた少し縮まった。


統計的に

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ