49話
ラナがマジックバリアという魔法をかけてくれたからラナが打った魔法は効かないらしいがそれでもレックスの攻撃は避けなければいけない。
多少なら大丈夫かもしれないがその油断が命取りだ。
レックスの強さはとんでもない。
『プルガトリグングニル』
ラナが灼熱の槍を放つ。
普通に暑いんだが…!
ラナの打った魔法は効かないんじゃなかったのかよ…。
さっきから思ってたがなんでラナもレックスもこれ打つ時平然とした顔してるんだ。
いや、今はそんなこと考えてる場合ではない。
「また同じ手かい?学ばなかったのか」
レックスがまた吸収しようとしている。
おそらくレックスは吸収する以外にこの魔法を防ぐ方法はない。
そしてラナもこの魔法を連発することはできない。
なら、俺は吸収の邪魔をすればいい。
幸いなことに今の俺はラナの魔法が効かないようになってる。
暑さまでは無理みたいだが…。
『◼️◼️ドレイン』
まだ灼熱の槍とレックスの距離は少しある。
『ファイヤ!』
俺は槍とレックスの間に魔法を打った。
俺の魔法がラナの打った魔法の代わりに吸収されればラナの魔法は当たるはずだ。
「なにぃ!?」
思惑通りだ。
レックスが俺の魔法を吸収し、ラナの魔法が直撃した。
ラナの魔法がレックスに当たった瞬間爆風が発生した。
それに俺も巻き込まれて吹っ飛ばされた。
さっきからラナの魔法を防げてる気がしないんだが…!
あいつちゃんと魔法かけれてなかったんじゃないか…。
いやそんなことはないか…。
残煙も綺麗さっぱり消えはっきり視界の確保ができるようになるとそこにはボロボロになったレックスの姿が現れる。
「はぁっ…はぁー、してやられたか…。流石に今のは効いたな」
息を切らしながらレックスがそういう。
これなら勝てる。
レックスの足元に薄い緑色の魔法陣が浮かび上がる。
見覚えがあるこれは回復魔法だ。
強化系魔法を使って消耗した魔力をマナポーションで回復する。
俺は爆風が起きてから強化系魔法をやめていたがそれでも消耗はでかい。
強化系魔法とマジックバリアの二つを切らずに俺にかけ続けているラナの凄さには驚く。
マナポーションを飲み干してもレックスは回復しっきていなかった。
「流石にここまでやられると回復はきついか…」
レックスはそう言いながらも立ち上がり再び戦おうとしている。
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