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朱夏  作者: NiaN


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38/56

38話

ドカーンと爆発音がする。

音がした方を見ると煙が立ち上っていた。

その煙の近くにラナがいる。

おそらくラナが打った魔法による爆発だと思うが、どんな威力してんだよ。

煙が消散するとそこには地面にぶっ倒れているアセシナートの姿が見えた。

アセシナートは口から泡を吹いている。

うつ伏せの状態で倒れてるせいで時折溺れてるみたいになっている。


「これで3対1だ。かなりこっちに傾いてきたんじゃないか」

「そうかな。君たちじゃ足手纏いになってむしろ俺の有利になったかもよ」



一方その頃観客席では…


「アセシナートが負けちゃったか…。まあそんなこともあるか」


レックスについてた謎のメイドは1人そう呟き闘技場を去っていった。



場面は戻りヴィンスたちはというと


ラナが合流し3対1。


「あらあなたのメイド、去っていったわよ」

「俺が勝つからなもう見なくていいと判断したんだろう」

「見捨てられただけじゃ…」

「ヴィンス人には現実から目を逸らしたいこともあるんだよ」

「君たち結構酷いこと言うね。弱い犬ほどよく吠えるってことかな」


そんな口論ばかりしている時間も終わりラナの魔法と共に戦いが始まる。


『ファイヤストーム』


「魔法はやっぱりラナの方が上手いね。でも威力はこっちの方が上だ。」


『ハリケーン』


レックスを包み込んだラナの打った炎の嵐が離散する。

あながち足でまといというのも間違いじゃないのかもしれない。

変に突っ込めば俺もラナの魔法の餌食になる。

レックスに近づけばラナが攻撃しづらくなるってことだ。

まああいつは俺がいても容赦なく魔法を打ってくるだろうが…。


読んで頂きありがとうございます。

ブクマや評価、感想を下さると幸いです。

この作品は小説家になろうとカクヨムにて投稿しております。

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