30話
マナポーション、魔力を即座に回復してくれる優れもの。
これをもっと前に知っていれば訓練中、魔力切れで何回も起こさなかったはずだ。
強化系魔法は通常の魔法に比べ、継続して発動する分魔力の消耗が激しい。
マナポーションを使えば強化系魔法の訓練の質を上げることができる。
強化系魔法を魔力切れを起こすギリギリまでやりマナポーションを飲む。
そうすればもう一度強化系魔法をすぐに使える。
今までだと回復まで待ってるとそれなりにかかりあまりやることができない。
魔力切れを起こしてしまえば気絶してもっと訓練ができなくなってしまう。
ラナからもらったマナポーションは10本、これを使い切って魔力切れを起こすまで訓練してろとラナに命じられた。
継続できる時間は伸びてきているが目標の1分間継続にはまだ遠い。
35秒継続できるようになった。
残りのマナポーションは4本、もう6本も使ってしまった。
ほとんど体を動かさないようにすることで魔力の消費量を抑えてこれだと実際に体を動かす時、敵と戦う時ろくに使えない。
最低でもこの状態で1分維持できるようにしなくては。
ラスト1本だ。
これを飲んで魔力切れを起こすまで強化系魔法を維持する。
最後だし、体を動かしておくか。
この訓練場には走るためのコースがある。
俺はそこまで移動して強化系魔法を発動する。
「うぉー!」
俺はできるだけ全力で走る。
魔力がとんでもなく減っていってるのを感じる。
体を全力で動かせば動かすほど魔力の消耗が早くなる。
「よし、一周」
魔力切れを起こす前に一周できた。
このコースは一周500m、魔力切れをするまでまだ少しかかりそうということは30秒かからずに走れたということだ。
結構いい出来だ
まあ一周してちょっとで魔力切れしたが。
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